すべてのおすすめ
月を見ようとする顔が曇っている 空振ったプロポーズを使いまわしている 何色の積み木が好き?積み木に色があるの?
私のはプラスチックでピンクで水色で黄色で
振ると音がしたよちりちりそれに白猫のぬい
ぐるみは茶色くなってチクチクになって目玉
の黒が一つになって朱色の ....
 舗道を照らす外灯を見上げ、ふとため息を漏らす。
 胸の奥にしこりがあるような気がして、そっと煙草に火を付ける。
 時を刻む秒針が不整脈のように歪んでいる。
 こげ茶色の幾つもの顔から感 ....
冷たい雨が降り続く
冷たい雨が
靴を濡らす
季節は落ち葉の底深く
沈むように眠りに落ちる
望みは断たれ
願いは口を噤む
もう金輪際
雨が降り止むことはない

濡れた落ち葉は断定す ....
髪の毛を30cmも切りました
前髪なんて眉より遥か上

やけくそですよ、ええ

課題プリントたくさん破りました
おかげで部屋は紙屑だらけです

やけくそですが、なにか

ごはん ....
モチモチのものを触ったら
モチモチだと感じる
そんな簡単なことに 惑わされてばかり
君は
産毛の生えた頬で

僕は
固く強張った頬で

あなたは
皺を幾重にも刻んだ頬で

いくつもの意味を孕んだ
頬のかたちを
僕らは笑みと呼ぶ
指パッチンして折れたとは言えない 七色に輝く水しぶきを浴びて
キャッキャと走り回るあなたを
私だけのファインダーに
永遠に閉じ込めておきたくて
夢中でシャッターを押したのに
あなたのぶれた指先や
揺れるスカートのレースしか ....
山道を父とともに走りながら、目に写るものを少しずつ言葉にしていく。葉の落ちた落葉樹の群れの中で、静かな光を放つ常緑樹。走る私の喘ぎ。このままくずおれてしまいそうだ。ならばいっそ自分から、くずおれてしま .... 手に持って、投げる
手に持って、投げる

それはトゲトゲ
それはふわふわ

手が傷ついた
どこかへ飛んでった

手に持って、投げる
手に持って、投げる

それはアツアツ ....
 第1部 じいちゃんと台風

ウロウロし出す
そっとウキウキ
ほんとはウハウハ
活性化するじいちゃん
こめかみファルスを膨らませ
『備えあれ』
コレステ憂いの血が騒ぐ
ロンサム・ジョ ....
若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ....
私の道
私しか見えない道
私だけが見える道

私の中から出てきた色が
道を作り始め
一直線に伸びた日

ひたすら歩き続けて 続けて
重なる道を見た
淡い色のその道の主人は
& ....
真っ白なノートの最初のページに
下ろし立ての鉛筆の先を押しつける
一文字も書けなかったとしても
はじまる はじまるよ
べっこう飴をなめながら
濃いめのコーヒーを口に含む
砂糖を切らしたわけ ....
今日も、
飼育小屋ではうさぎたちが
みそみそしている。。

子ども達は
金網の高いところに人参をねじこんで
耳 以外の
進化を促している。

彼らはいずれ
ビルとかで働くようになる ....
茄子ならば ミートソースか ナポリタン
あら 一句 できちゃった


紅いものは 心が ぬくたまります。
ぬっくい・ぬっくい♪ と
にこちゃんまーくした 湯飲み茶わんを
連想するような。 ....
ほどよく素っ気ない風が
袖をめくり上げたシャツを
透過していく

さらさらと粉っぽい光が
釣鐘堂の屋根を滑り
落下していく

手桶と柄杓と
線香と花と
いくばくかの懐かしさをぶ ....
指きりげんまん人間未満 呼吸をするように生きるんだ 息を吸ってはく
それを意識すると いつの間にか思ってもいないのに深呼吸をしていて
ほっと落ち着いている自分がいるよね

呼吸をするように生きるんだ 息を吸っ ....
呼吸をしていると
深く息深く呼吸をしていると
シンクロするように
君の鼓動が聞こえてくる
あたたかな
ひどくあたたかな眠りを誘う
愛くるしいメロディのよう

生きることはうたう ....
大正生まれだった祖父が
復員してきた時 涙を流した
巻き鍵をお守りに持って 出征した
古い柱時計 曾祖母も大叔母も涙を流した


父は物持ちが良く
ガラスが黄ばんだ腕時計を
引き出 ....
真昼の空気越しに見る空は青くて
目には見えない風がひんやりして気持ちいい

空気が透明でよかった

なんてね

でも

さっき君の声が僕を呼んでいるとき
君の声は透明で何も見えなか ....
こ、こいつ
どこにそんな力が…!?

(愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ

う、そ、だ、よっ!

めきょ

取っ組み合いになると
すぐに顔を下げるので
チャランポーをくらうの ....
 
あなたとわたしの汗が滴る肌 舌をはわせてあげる

あえぎ声 はてるまで

何もかも とけてしまうまで



 
スープにするなら
美人の方が良い
ブスはきっと
たくさん灰汁が出るから
だけど
丹念に
灰汁を取る気があるなら
ブスの方が
味に深みがあるような
気もする

複雑な味と香り
一 ....
不幸だからと詩を語るのは正しくはないだろう

幸せに足らないからと詩を描くのはもっと正しくはない

いまあなたが誰かを思うように

言葉はぶつかり合う陽子と中性子の悔塊

ひ ....
           ――K.F.へ

理由も目的もなく、理由や目的を作るためにあなたは生まれた。あなたはこれから生きるという不思議なめまいの中に巻き込まれていくが、全ては既に古く、同時にまったく ....
同級生が口を揃えて
「秋の匂いがするね」と言う
そういう香水、出ないかな
わたしは秋の人になりたい

タオルケットを洗濯して
毛布を一枚出してきた
敷布はパイル地
アンバランスで心地良 ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月を見ようとする顔が曇っている- 北大路京 ...自由詩414-10-7
空振ったプロポーズを使いまわしている- 北大路京 ...自由詩314-10-6
青が崩壊する。/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩2*14-10-6
道のり- ヒヤシン ...自由詩7*14-10-6
冷たい三日月- Lucy自由詩11*14-10-5
眉上ちゃん- 瑞海自由詩8*14-10-5
モチモチ- 陽向自由詩3*14-10-5
お前は_緩んだ頬で- 四角い丸自由詩614-10-5
指パッチンして折れたとは言えない- 北大路京 ...自由詩514-10-5
夏のアルバム- 夏美かを ...自由詩40*14-9-23
置いてき堀- kaz.自由詩2*14-9-23
キャッチボール- 佐藤承夕自由詩114-9-23
台風とじいちゃん- salco自由詩714-9-22
さようなら若い日よ- 吉岡ペペ ...自由詩1314-9-22
私の道- 瑞海自由詩4*14-9-22
新しい一日/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外- こうだた ...自由詩7*14-9-22
ほほえましい- nemaru自由詩1*14-9-22
ピーマン- 藤鈴呼自由詩3*14-9-22
彼岸- nonya自由詩21*14-9-22
指きりげんまん人間未満- 北大路京 ...自由詩914-9-22
呼吸- 陽向自由詩7*14-9-22
ハッピーバースデー- かんな自由詩7*14-9-22
発条- 藤原絵理 ...自由詩14*14-9-22
君が入れてくれたコーヒー- ichirou自由詩16*14-9-21
体と心。- nemaru自由詩2*14-9-21
はてるまで- 殿上 童自由詩22*14-9-21
スープ- 花形新次自由詩214-9-21
生まれ出るために- アラガイ ...自由詩9*14-9-21
誕生- 葉leaf自由詩314-9-21
秋の人- モリー自由詩6*14-9-21

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