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           ――K.F.へ

理由も目的もなく、理由や目的を作るためにあなたは生まれた。あなたはこれから生きるという不思議なめまいの中に巻き込まれていくが、全ては既に古く、同時にまったく ....
同級生が口を揃えて
「秋の匂いがするね」と言う
そういう香水、出ないかな
わたしは秋の人になりたい

タオルケットを洗濯して
毛布を一枚出してきた
敷布はパイル地
アンバランスで心地良 ....
君は
覚えたての「こんにちは」を
わたしがこぐ自転車の前に付けた補助椅子から
道行く人はもちろん
畑仕事をしている人にも
隔てなく投げかける

たいていの人は
一瞬驚いたような顔をする ....
いわゆる「きのこ」
食用のそれを求めて
山に赴く事もあったが
芝生しか育たない
痩せた土壌の公園などにも
美味しいのが生えるのだった
「駄きのこ」と呼ばれる
だがそのアミノ酸類は
美味 ....
                                      タ
                                      イ
                   ....
白いとこ以外踏んだら爆発するよ!
真新しいしましまに夢中な君は
塀の上のよこしまな視線にもお構いなしで
肉球パンチでトラック止めてみせたって
今はきっと気づかないね

  緑の棒人間ペカペ ....
身の程知らずとか
自惚れ
自己満足と言われることが
そんなにも
辛いので

君が背負ってきたのは
身を隠すための
大きくて重い
空っぽの自尊心

翔ぶことも
大洋に漕ぎだすこと ....
海水の温度を測る
文明から放出された熱は
深海にどんどん蓄熱されている

淡水の成分を分析する

組成を組み替えるために
それでも地球は周り続ける

体内時計で逢う時間を過ごす
時 ....
ある日大人が汚れた顔に見えていた子供の頃
廃人という言葉は知らなかったけど
大人は皆 自分自身を封じ込めている廃人だと感じていた
人生は100通り それさえ本当に分かれば

堕落して ....
「だって、本当はもっと単純で簡単なのに。」

そう叫んだ君の言葉は幾つもの鋭利な錐となって
我々、数多の詩人の手の甲を刺し貫いた
いつだって自分が愚かさの具現であることを信じて疑わない我々は
 ....
両腕を広げて
カモメの真似をする
あなたは白く美しい両翼で
柔らかな曲線を描いていく
航空力学が及んでいない
理想的な空気の流れが
あなたの後ろで渦を巻く
僕は数をかぞえ ....
過去の自分との邂逅はありえない 今の自分とは常に邂逅
日々未来を思い浮かべたら チーターにも劣らず
―目を細め、狙いを定め、慎重に、チャンスを捉える

苦言が気になるのは 恐れるのはなぜ? ....
 ねえ、聞こえる? 聞いてるよ。何だい? なんでもない。ただなんとなく、気になってさ。何が? 聞いてるのかってこと。聞いてなかったらどうするの? 死ぬの? 死にやしないさ。でも気になるんだ。気にしてく .... かなしげに
ぬれていた
わすれじの
そのひとみ
おもかげも
そうげんの
いまはただ
かぜにまう
いちりんの
はなびらか

たたかいの
ちによりて
そまりたる
ふるさとの
 ....
だーれも知らない
あるところに
いつも大真面目なんだが
ちょっと空気が読めなくて
頑固でお節介で口うるさくて
嫌われ者の爺さんがいた

村人たちは集まっては
ひそひそと爺さんのことを噂 ....
 山脈や湖が私の臓器である
 海流や雲海が指先から皮フに走り寄せる
 各地の毛細血管で猫が平和に
 寝ている欠伸している
 私は月の鏡を覗きこみ、睫毛にこんもり
 オーロラを ....
他人のように思えないが他人でいたい 畦道は緋毛氈 緩やかに
尖っていた葉を 柔かな色に変えて
稲穂は黄金色に 垂れた頭が揺れる
埋もれてしまえば 高い空はあの世へ


お寺へ続く 暗い石段の両側で
「死人花」と嚇された ....
純度だけは
高かった

未熟な幼い
私の愛を

貴方は
シャーレに入れ
蓋を被せて
純粋培養しようとしたから

それは
純度の高いまま
根深い憎しみに
変貌しました

 ....
親指と人差し指と中指で
支えるように持つのは
箸と鉛筆と歯ブラシと
お道具箱のひきだしの中
噛み跡だらけにしたのはだあれ

初めて手にした六角形は
金色のトンボがついていた
削っていく ....
# どこへ行くの?

 彼は車の運転がとても上手だったの、とあなたが言ったとき。僕らの街のどこかに、ささやかな亀裂が走る音がした。それは、きっとビルの下に大した意味も無く存在するあの隙間で、一匹の ....
足りない
足りないねえ
実に足りない

惜しくはない
まったく惜しくはない
単に足りない

いやいや
何も含んでない
裏読みの必要はない
素直に足りない

だから期待するとか ....
ともだちってなんだろうな

やたらと気になるし
いいことがあるのをみるとうらやましい
正直ねたんでしまう

でも
悲しんでいるのをみるとなんとなく
自分の肌がちくちくする

強引に ....
書き連ねられた言葉には偽りがあるだろう、それが真に正直な思いなら初めから言葉などに化けはしないだろう、何か引っかかるものがあるからこそそいつは言葉に化けた、正直な言葉など万にひとつ .... 「そんな昔でもないんだが、俺には昔の話をしようと思う。」こういう始まりをもって、男は私に色々な話をしてくれた。色々っていうのは細かく説明しようとすると恐ろしくてしょうがなくなるくらい色々で、だ .... ひとりで平気?
(ひとりで平気)

若く見られたい?
(少しでも)

なぜ?
(なぜだろう)

ひとりで平気?
(やっぱり嫌)

よく思われたいの?
(気にしたくないのに)
虫とはなんぞやという定義からはじめたら
いくら秋の夜が長くても朝が来てしまう
かといって
わたしもあなたも虫のようなものである
地球からみたらダニがたかっているようなもんだ
と知ったふうなこ ....
裏切って裏切って表切り 雨がやんでしまうまで恋人 誰かより幸せであることを
生きる糧にしていることを告げる

夜に月の出ない街に住むと
きっと何の手応えもなくて
夜は夜ですらなくなるだろうし

世界の何処かに
オーロラが揺らめくこ ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2958)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誕生- 葉leaf自由詩314-9-21
秋の人- モリー自由詩6*14-9-21
こんにちは。- そらの珊 ...自由詩2114-9-20
菌類と私- ドクダミ ...自由詩414-9-20
PLANET_NEWS_LEVEL_7(大画面推奨&ゴル投稿 ...- 百均自由詩7*14-9-19
猫と信号機/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩6*14-9-19
蝸牛- Lucy自由詩12*14-9-19
温度- 梅昆布茶自由詩12+14-9-19
裂くように奏でる- 陽向自由詩4*14-9-19
fool_around- 楽歌自由詩1*14-9-19
Tシャツでは、すこし寒い- クローバ ...自由詩11*14-9-18
投擲×未来- 陽向自由詩2*14-9-18
私は見た。光を- kaz.自由詩2*14-9-18
ひとみ- ドクダミ ...自由詩314-9-18
平和のつくりかた(だーれも知らないシリーズ1)- 森川美咲自由詩5*14-9-18
太陽と背伸びする乙女- ヨルノテ ...自由詩514-9-18
他人のように思えないが他人でいたい- 北大路京 ...自由詩1014-9-18
曼珠沙華- 藤原絵理 ...自由詩8*14-9-17
培養- Lucy自由詩19*14-9-17
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋/即興ゴルコンダ(仮)投票対 ...- こうだた ...自由詩12*14-9-16
夜になればかえるは- Debby自由詩214-9-16
全体的に足りない- 花形新次自由詩214-9-16
となりのあんた- 朧月自由詩514-9-15
ライン- ホロウ・ ...自由詩5*14-9-15
ぼくらが旅にでない理由(ゴル投稿)- 百均自由詩4*14-9-15
こだま- 中原純乃自由詩3*14-9-15
虫の定義- 佐々宝砂自由詩6*14-9-15
裏切って裏切って表切り- 北大路京 ...自由詩314-9-15
雨がやんでしまうまで恋人- 北大路京 ...自由詩1614-9-15
ルコウソウ- 竜門勇気自由詩2*14-9-14

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