すべてのおすすめ
―お客様お客様ブレーキお一ついかがですか?

―いえ、間に合ってますんで大丈夫です

―そんなことを言わずに、ささ自転車のブレーキでも

―いや、俺自転車乗れないんで

―それでは ....
気があるとかさ
ギリギリOKとかさ
すんげえ努力した後に
判明するんじゃ
余りに非効率だと
思うわけね
心的ダメージだって
かなりのもんだからさ
会った瞬間に
びびっと来るような
 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
うっかりすると 本人も見逃しそうな 直立だった
それは闇夜のできごとだった
神技(かみわざ)の域

幾重にも 青天の霹靂が重なった年がつづいた 
ある新月の晩
カワウソが 岩の上 ....
のんのさまに 手をあわせて
のの字みたいに 背中をまるめて
ちいさな 座布団に ちゃんこして
みらしらぬ 古民家にまぬかれて ちゃんこする
ちいさい人の みこころは
のんのさまみた ....
動物達にしか聞こえないラララララ



森がけたたましくあくびをしている

動物達が  微かな
             物音を

        微かな
             ....
     あ


     あ、向こうから
     

     あ


こっちから

     あ、

     あ、

   ....
僕だけ豆ぶつけられている めでたいと言って飲むお酒の肴には、何があうのだろう
悲しみに酔いたい時に飲む酒の、肴は何がいいのだろう

終電車で故郷のお葬式から帰って来た夫が、ネクタイを解きながら
「蕗をちょっと頼むよ」
 ....
言葉は
意味より
力技

繊細
かつ
大胆に

文字の羅列に
力を吹き込み
放つこと

行間に
力を含ませ
表すこと

はりぼての
修飾を剥ぎ
骨を出す
 ....
閃光か闇か分からない
一寸先は闇だって
じゃあ二寸先は閃光花火なのか

ぐるぐる爆発と稲光が回ってる 光ってる

またたき またたく


閃光か花火かまるっきり分からない

 ....
スー・チーは全くかしこい
十七歳のおばあちゃんなのに
この冬から
おとがいを同居人の鼻の頭に擦りつけて
痒みを解消する手管を見つけた
たまに唇を舐めてくれるようになったのは
やっと同類と認 ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
 ....
音の有る世界で目覚めた
自分の声を聞いて
あなたの声で 目覚めた

魘(うな)された夜には
幾つもの怒りを 爆発させて

これでもか、これでもか、と
言の葉は 刃に染まる

今 ....
    
    水道の蛇口を閉め忘れたようで
    寝ているうちに耳の方へと
    冷たいものが流れてきます
    明日は仕事なのだからはやく
    眠らなくてはならないと ....
ピノキオ彫って仏像にする 調律をした
二輪車が
周回路の直線を
駆け抜ける

咆哮はワウと呼ばれる
振動を伴う
それは乗り手を栄光のゴールに

恐ろしい競技だと思う
安全に返って来る事を
願って
部品を ....
退屈だった時間が色づいて
巡り廻った絆に毒を吐いた

失われたときに
やっと価値が発生する世界なんて
大切にする意味があるのかな


君が眠る方角に
いつだって星を放ってる
 ....
断食すれば
恋する白うさぎ
念ずれば
花が咲き乱れるわたしの体
13番目の少年はうさぎ少女を探している
わたしは体と心をどこかに仕込んだ
髪結いの時間にカフェに寄る夜。
破綻する。
そ ....
曇が降るほうへ
鳥は振り返る
けだものの背が
鏡にたなびく


借物の手が
借物の命を受け取る
こがね色の子が手の甲を聴く
曇のなかの月へ手をかざす


谷底へ ....
死ぬ気でやっても
報われないことは数多くある

だからといって
死ぬ気でやるのを辞めたら

それは敗北を認めるばかりか
敵前逃亡との軽蔑すら受ける

だから自分が大事だと想ったことは ....
いっぺんだけだぜ

























 ....
大晦日は
子供部屋のとびらを
あけておかなくてはならなかった
トシガミサマが来るので

トシガミサマ
というものがなにで
どんな姿をしているものなのか
わたしは知らない

ある年の ....
横になる太陽は、    都市の襞に刺さる蝋燭へ、
際限なく転がり続けた、  葦を掲げた手の彼方に、
なにも焼かず、 なにも踏みつぶさず、
痛む大きなリンゴの腹へと、  終わりない夕景の
 ....
大晦日 日系スーパーまで高速を飛ばして 注文していたお節を2組取りに行く
太巻きとシアトル巻き、上の娘の好物のイクラの瓶詰と、
私しか食べない刺身も一緒に買う
「Japanese noodles ....
おとうさま
きんととはどうしてきれいなおべべをきているの?

とうちゃんはおもうんだ
とおく離れた御池に
きんととは居て
落ちてきたもみじをおべべにって思った

おとうさま
がてんが ....
不幸な女は
酒場で聴く歌には
もってこいの題材だし
傍目からは
それなりに情緒があって
いいなあと思うけれど
自分の関係者にいたら
これほど面倒臭いもんもないぜよ
というのが
本音な ....
雲を食べ尽くして流星群待つ まほろばが うたいはじめるのです
フライパンの中は カタクチイワシの まほろばなのです
心が自然と フライパンに降りてゆき
放物線をえがいて 炒られて対流する香ばしい香りに
うたいはじ ....
{画像=121229183854.jpg}

寂しさを払拭しようと

白いメシを白いままにせず

捨てるものなど無いと大根は煮られ

とぎ汁は充分にその存在を現実化した

青菜は塩 ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブレーキ祭り- 赤青黄自由詩4*13-1-14
アプリ- 花形新次自由詩213-1-13
砂浜での決断- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-13
書こうとしたことを忘れてしまって- るるりら自由詩10*13-1-13
『_「_の_」_の_人_』_- るるりら自由詩6*13-1-13
うるさいうた- 赤青黄自由詩1*13-1-12
- 赤青黄自由詩1*13-1-12
僕だけ豆ぶつけられている- 北大路京 ...自由詩313-1-11
- 月形半分 ...自由詩10+*13-1-10
言葉に力を- シホ.N自由詩413-1-10
エレキテル- 赤青黄自由詩2*13-1-10
相性- salco自由詩11*13-1-9
幸あふる- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-9
新しい音- 藤鈴呼自由詩3*13-1-9
蛇口がみつからない- 石田とわ自由詩12*13-1-9
ピノキオ彫って仏像にする- 北大路京 ...自由詩513-1-6
レース- ドクダミ ...自由詩5*13-1-6
価値- 早春自由詩4*13-1-5
灯台から見える海- within自由詩1*13-1-5
降り来る言葉_LXII- 木立 悟自由詩413-1-5
決意初め- HAL自由詩6*13-1-5
いっぺんだけだぜ- TAT自由詩513-1-4
歳神様- 吉田ぐん ...自由詩1513-1-3
幕切れ、予感- すみたに自由詩2*13-1-3
はちゃめちゃな年越し- 夏美かを ...自由詩28*13-1-3
きんぎょのゆめ- ドクダミ ...自由詩13*13-1-2
今年を振り返って- 花形新次自由詩112-12-30
雲を食べ尽くして流星群待つ- 北大路京 ...自由詩1012-12-30
末広がり- るるりら自由詩18*12-12-29
失格者は今日も創作をする- ドクダミ ...自由詩5*12-12-29

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