すべてのおすすめ
朝霧の中、銀色の竪琴を持つ者は歌うでしょう。
森の教会に昇りかけの太陽を見る者は、笑顔で挨拶を交わすでしょう。
今日という日の訪れに、新たな希望を見出す者は、
竪琴の伴奏に歌う野鳥の姿をも見 ....
お母さんはこどもを怒る
いっしょうけんめい怒る

こどもは怒られる
いっしょうけんめい怒られる

こどもは泣く
お母さんは
泣かないけど
その肩はふるえている

それをとりまく
 ....
熱くなる人
炎のよう

涼やかな人
水流のよう

熱風涼風
吹かれてなびく

人々様々
十人十色



多様性は自然なことだが
あるいは

声高な個性の偏重
 ....
待合室 映写室 図書室 浴室 教室 密室 集中治療室 無菌室 寝室 空室。空室。空室。

ああ空室
空腹の空室
空域ない空室
空論ばかり空室
空欄を埋める空室
やっぱり埋まらない
 ....
彼との愛を永遠にするため
彼とのSEXを動画に流した
消えない
もう
消せない
何があっても
誓う
誓う
この愛を引き返さない事を
増殖する
愛が
増殖する
笑いたければ
笑 ....
複雑系少女は
赤い髪をしていた
されど透明ではなく
ましてや夏っぽくもなかった

複雑系少女は
冷たい心をしていた
でもよくよく見てみれば
ただの少女だった

複雑系少女は
その ....
言いたいことがあったような気がする
けれど
あなたは熱すぎて

言葉を持っていたような気がする
でも
つかうにはどれも遠すぎて

死を思っていたような気がする
けれど
あな ....
くちぶえみたいな夜が煮詰まったら
朝やけは痛いくらい赤くなる
はじめて手がみを書いたときに赤くなった
鉛筆を握る指よりももっと

わたしももっと赤くなればよかった
みさかいなくはしたな ....
職場でりんごをひとつ貰った
婦長の実家が青森のりんご農園なのだ

あっちゅが
「丸かじりしたい!!」
と言うので、洗って手渡すと
にこにこして持って行った


「食べ終わ ....
あなたのことを
いつからおもい
ただようこころ
いだきながら
よるにつぶやくひとこと

あなたに・・・

いつもこころは
ともにあると
しらせたくて 
くせあるもじで
てが ....
略したほうが長い 椅子になってみようと思って
椅子にはなれなかった
三秒で挫折した
たゆまぬ努力なしに
椅子は存在しえない
私の大腿四頭筋は悲鳴を上げ
痙攣を始める

あまねくすべての椅子は
慈悲とい ....
人の体温に恋して
霊は家に住み着くらしい
頼んだわけでもないけれど
周りにたむろする木や草の
のぞき込む好奇心を追い返し

昼間 人が出かけても
テーブルの下 柱の陰
ドアの後ろの暗が ....
距離感が悪く
誰もサポートに行かず
パスは繋がらず
コンパクトにブロックを敷けず
ラインが無駄に高く
フォアチェックは剥がされ
生じたギャップを埋める手立てはなく
ずるずる下がり続け
 ....
言葉だけが頭の中でちゃぷちゃぷ
内容 意味 思想 認識
言葉の連結はほぐれてしまい
蒸発したみたい
沸点が低いみたい
気体になったみたい

言葉だけが頭の中でちゃぷちゃぷ
内容 意味  ....
包み紙をひらくと
何もなかった



てのひらだけが
よろこんでいた
        ふりつみて
        漆黒のまつげの先に
        しんしんと
        どこかでだれか
        涙する
        まつげにつらら ....
いつも 楽しそうだね
ねぇ どうして そんなにがんばれるの?
生き生きしてるね

仕事で出会う周りの人は 私のことをそう言う


なんでそんなに不安になるの?
もっと自信もったらい ....
げんこつが口から出なくなっている いちじくは
花を 外に 開かない
いちじくは
内側に無数の花をつけ
やわはだの秘密を 隠し持つ


ある日
たったひとつの いちじくの実に
たった一匹の 蜂が来た
 ....
一昔前ならそれは

半端なベテランの強がりで


一歩翻って反省すれば



がちゃがちゃ

ぶかぶか

若い人は若い人なりに


すげー面白い ....
久しぶりにその眼に出逢ったのは
スーパーへ出かけビニール袋を両手に下げて帰ろうとしていたときだった

歩道の隅で停まったままの車椅子に乗っているひとがいた
その老いたひととぼくの眼が遇った
 ....
おしまいを
覚えさせたのは あたし
おしまいですか?
そんならしかたないですね、と
ちらり 上目づかいで見上げたって
もう おしまいだよ
これは
さいごのおしまい

おしまいがなかっ ....
詩の声が聴こえる

私が設定したのか された必然性の声

優しさはあなたの右に出る者はいないよ
私は微笑みながら左から見ている 戦ぎと凪の時空空間越え
声が聴こえる詩の

あなたの神秘 ....
年上の女が
傍らに
横たわっていて
私を艶めかしく感じるのは
年上だからだと言う

そんな風に
年上の女は
年上であることを
隠そうとしないが
見ればわかるよだなんて
口が裂けて ....
いろづいた
いちょうを編んで
やわらかなストールをつくる
ゆっくりと首に巻き
はしゃいで
みたりして
きせつは
名前など欲しがっていなくて
ひとり
通せんぼする散策路

 ....
毎週毎週水曜日
生協のドライアイスの煙幕
キッチンで体育座り
上等なコシヒカリ
御飯がタケナイ
涙 涙 涙
安物の料理酒
アルコール15%
取手が付いた焼酎は幻
アルコール25%
 ....
想像してみて。
この柔らかな死体が
何を思って生きていたかを
たとえば
生きている理由とか
翼の意味を考えただろうか
空を飛ぶ機能が失われたそれは
時折はばたく真似事をするだけの
使い ....
【乾期】

鉢植えが日ごとうらぶれていく
朝顔はもう咲かないだろう
ふたたび未来をつなげる種だけを残して
それでいいじゃないかと
乾いていく
ほんの少し私も そこで
足踏みしている
 ....
ブームが去ったあとにハマっている
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝のひと時- ヒヤシン ...自由詩8*13-11-7
叱られて- 朧月自由詩513-11-7
冷徹な熱血- シホ.N自由詩413-11-7
it- 自転車に ...自由詩213-11-7
インターネット・タトゥ- 和田カマ ...自由詩4*13-11-6
複雑系少女- 西園 虚 ...自由詩213-11-6
i- はるな自由詩713-11-6
くちぶえ- はるな自由詩813-11-6
リンゴの丸かじりの仕方- 鵜飼千代 ...自由詩24+*13-11-5
隠し言葉- 龍九音自由詩2*13-11-5
略したほうが長い- 北大路京 ...自由詩613-11-4
あまねくすべての椅子に捧げる- そらの珊 ...自由詩2313-11-4
家霊- イナエ自由詩22*13-11-4
チャント- 粉末自由詩5*13-11-4
軽さと重さを行ったり来たり- 小川麻由 ...自由詩5*13-11-4
ノート(つたわり)- 木立 悟自由詩513-11-4
眠りのなかに- 石田とわ自由詩13*13-11-3
ねぇ_お母さん- 葉月桜子自由詩8*13-11-3
げんこつが口から出なくなっている- 北大路京 ...自由詩713-11-2
いちず- るるりら自由詩22*13-11-2
昔ほど詩も漫才も心を撃たない- TAT自由詩413-11-2
眼差し- HAL自由詩9*13-11-2
【おしまい】_詩人サークル「群青」10月の課題「無」から- そらの珊 ...自由詩14*13-11-2
詩の声- 朝焼彩茜 ...自由詩12*13-11-1
年上の女- 花形新次自由詩113-11-1
決められて秘められている- かんな自由詩5*13-11-1
日常_So_So- 小川麻由 ...自由詩3*13-10-31
鶏供養- そらの珊 ...自由詩2413-10-29
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)Ⅱ- そらの珊 ...自由詩19*13-10-28
ブームが去ったあとにハマっている- 北大路京 ...自由詩913-10-28

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