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OMOTENASHIわたくし 妖怪 おもてなし と申します。
わたくしの体のほとんどの部分は 水とコラーゲンなのでございます。
人間の水分量は たったの六割だそうですね。 
よくそれで生きていら ....
タバコを吸いながら 考えていた あの頃を思い出す

あの 間が よかったよなあ



右手から 煙が上っててさあ

考えてるのが よかったなあ






口内炎が むち ....
黒くて丸い
何らかの卵と思われるものが
栃木県内の小学校で出された
給食のパンに
大量に入っていたことが分かり
問題となっている

県内のグルメ評論家に確認したところ
この卵はチョウザ ....
国家試験を受けられなくて
例えば人生の終焉などについて
小部屋の中の哲学を啜っていた私に
先生は声をかけてくれた
人生は終わった
人生とそれに接続する世界は終わった
終わったは ....
母の手作りする洋服は
大体において
あらかじめ寸法が大きかった
未来が足されていたから
子どもはすぐ大きくなっちゃうからって
それは言い訳というより
有無を言わせない印籠のように掲げられた ....
タラレバがやって来るときは憂鬱だ
タラレバには輝く空がない
これを言うとみんなに叱られるから
タラレバはいつもひっそりと隠れている

タラレバは食い物じゃない
タラレバは歩くのが遅 ....
そのすこしの膨らみを
ぎゅーっと押しつける
ことを夢見て
タオルケットを
首もとまで寄せる

眠りながらも
上目遣いの練習に余念がない

口をひらけば裏腹な
舌っ足らずの反論を
 ....
父ちゃん
あんお地蔵様な毎日こっちば見よるとよ
戦火でむごう焦げた左っかわ
今日もハンサムよ 
父ちゃんに似てよか男ばい
いたばり出てみれば秋ん風のすーっとすると
こん前どか雪降ったつ ....
慟哭しながらガラスを割り続けていたら部屋がとがった粒子で埋もれていきました
ばらばらのぱらぱらなガラスのなかに飲まれていたら皮膚が血だらけになっていたのです
だがそれでも動けないというのか ....
      薄縹の空のした浜辺をひとり歩く
      潮の香りと眠りの匂い
      拾った貝に耳をあてれば
      なつかしいひとの声

      「元気かい」

      ....
先生、私ファンタジーが書きたいです
現実のうらみつらみごとくさいものや自傷自虐自意識性狭窄や無節操な欲目や退廃堕落どろどろだらりんや排泄物じみたものとかこととか虚無的悲観などとは、無縁な ....
中庭に迷い込んできた彼岸花が一輪だけ咲いている

とても貴重に映り 華やかな感じがするが

当人(花)は場違いなところに来てしまったと

恥ずかしい思いをしているかもしれない


 ....
(瞳をもたない
(いきものの
(においがする

夏が
眠りにつくよりも
早く
底辺の夜は
その
密やかな手のひらを
ひらいてゆく

仄かにひかる土のうえ
満たされない
季節 ....
電話が鳴った。
出るのが億劫で仕方なかったけれど、
あんまりにも煩いものだから。

モシモシ。

面倒だったものだから、

「ムシムシ」

そう言って切ってやった。
電話は鳴 ....
好きと嫌いは裏表ではありません。
好きだけど嫌いです。
あなたのことです。

嫌いです。
でも好きなんです。

本当です。
嘘も時々ついてしまうけれど。

甘いものが好きです。 ....
「悪いとは思うが、預かってはくれないか。」


故郷の母に。
同窓の友に。
馴染みのあの人に。
寂しそうに笑う君に。

いつか引き取りに行くから。
押入れの奥でも良いから。
部 ....
残酷な怠惰の中、識別出来ない羅列が羽虫の様に群がっては這い回り、必要の無い軌跡ばかりが脳髄に刻まれていく、高速回転の無意味、転送されていく空虚…根の緩んだ奥歯の揺らめきは危うくなった自己の .... 本当は いえ ほんとうに 
どこまでも 続きそうな 
そんな 関係性を 想像し 
笑みが こぼれた

せっかくですから 
全てを 上手に つないでくれる 
虹の出番も 待ちたい ところ
 ....
ぶくぶくと見た目に多幸なカモを育てます
トウモロコシなどです

運動はさせません痩せてしまいますから
エサ代も安くありませんしね

なぜ、ですか

私共はフォアグラを作っているんですよ ....
何かに背中押されて
旅立っていく
自分の人生が成長していく

新しい風が吹くたびに
新しい何かが生まれている

寂しさなどはなく
どんな出逢いがあるのか
そればかり考えながら
一つ ....
にわか雨の後に風を読み
電線に止まった鳥がきれい、
だというならば
ガードレールの影がのびてゆき
おどろいた猫の目がきれい、
だというならば
たくさんの小さな色が花びらに
とけ込んでゆく ....
あなたの右手と、わたしの左手
絡まりあう指の隙間から汗

じんわりと湿っていく

心臓が移動して
あなたに鷲掴みにされているみたい
揉まれて、濡らされて
昂ぶっていく

手のひらか ....
絶望の谷に
叩きつけられたことの
ある人は

簡単に
浮いたり沈んだり
今日のメニューで
右に寄ったり
左に寄ったりはしない

眼を見てごらんよ
目が合っていても
捉え ....
深夜2時
透明な夜
水の中にひとつの石
落ちて。
静かな音


眠れない
眠りたくない
夜。

死にたくはない。ただどうやって生きていけばいいのか
わからん。

なんか、
 ....
アンドロメダ銀河内であれ
たとえオメガ星雲内であれ
大都会の水を飲んでみれば
大都会の味が分かるのだと
大田舎の少年は思いました。

大田舎の飲み方を駆使して
大都会の水を飲み明かして
 ....
ふっと吐いては にごる場所
何も聞こえない 日曜日
希望を消し去る 透明な空

甘さに飢えて来た黒猫が
皿をあさり 盗み出した
黒こげのフライパンは からからだった

私の目は小さく  ....
ゆうがた
べったりした体をオーブンにいれる

もうすこしでわたしになれる、というところで
あなたがわたしを齧りとるから
わたしはいつも、
そういうかたちで次の朝を生きるのだ
現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している

それは確かなことだ

 ....
 気づけば人の命も
 充電が出来るように
 なっていて
 ボタン1つで
 初期化もできるように
 なっていた。





( ――そんな世界で
  暮らしたい方は、
   ....
口裂け女の胸を揉んで逃げた
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おもてなし妖怪2013- るるりら自由詩24*13-10-3
タバコ吸いたいなあ- 八男(は ...自由詩413-10-3
給食に入っていた- 花形新次自由詩313-10-2
先生- 葉leaf自由詩613-10-2
ぶかぶか【詩サークル「群青」九月のお題「音」から】- そらの珊 ...自由詩22*13-10-2
タラレバ- アラガイ ...自由詩12+*13-10-2
小娘- 伊織自由詩5*13-10-1
風の子の弔う- 凛々椿自由詩513-10-1
痛みと妄想と肉体の輪舞命題- 北街かな自由詩4*13-10-1
鈍色のひかり- 石田とわ自由詩16*13-10-1
現実にあることしか言葉にはできないのか- 北街かな自由詩9*13-9-30
彼岸花- 八男(は ...自由詩513-9-30
九月の子- 佐東自由詩813-9-30
煩いですよ。- 瑠依自由詩513-9-30
わからないこと。- 瑠依自由詩3+13-9-30
心を置いてきた。- 瑠依自由詩313-9-30
赤黒い血飛沫のバラッド- ホロウ・ ...自由詩2*13-9-29
虹の出番- 藤鈴呼自由詩3*13-9-29
フォワ・グラ- 一五川真自由詩213-9-28
旅立ち- 夏川ゆう自由詩213-9-28
きれい、- 左屋百色自由詩15*13-9-28
手のひらから火の手- 茜井こと ...自由詩1*13-9-28
ちりつも。- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-9-27
☆になりたい- ki自由詩4*13-9-27
時間を抱きしめる- ブルース ...自由詩3*13-9-27
このまま- 加藤自由詩2*13-9-27
チーズ・オーブン- はるな自由詩413-9-26
現代、詩- 左屋百色自由詩19*13-9-26
ヒトカケラ- 自転車に ...自由詩613-9-26
口裂け女の胸を揉んで逃げた- 北大路京 ...自由詩913-9-24

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