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「そのレコード貸して欲しいって言ってたよね」
嘔吐に近い感情
寂しいからメールしたと思われたくない
寂しいけど

「どれくらい愛してる?」
その質問の模範解答を ずっと探している
開けた ....
小学校の運動会を前にして
白いハイソックスを 母にねだった

白の靴下を 履くことに違和感を
感じたのはいつからだろう

アルバムを覗いてみると

慣れないスーツを着こんで すました顔 ....
シャボン玉1000個
一息で出せますって
書いてあるシャボン玉を買った
入り口は一つで出口は5個
あの子がいくら吹いても
523個が最高
なんどやってもね
なにが1000個だ
嘘つき
 ....
立派な事を 書いたって
無感動じゃ いけないね

立派な事を 言ったって
無行動じゃ 伝わらない

こんなにも熱く こんなにも痛い
南部鉄器で沸かした湯の 飛沫が

とても 元気良く ....
逢いたいという気持ちは
雨風に擦りきれ
いつの間にかぼろになった
継ぎもあてられないほどに
擦りきれたこの気持ちを
もうこれきり
引き裂いて
わたしは 織ろう
愛しいや あこが ....
海底が隆起し水位が下がって
エベレスト界隈が空中に生えた頃
ナマズは汽水に放り込まれて
激烈な減圧に体を硬くしていた

それから雨が際限なく降り
雷鳴をも呑むほどの洪水が引いた頃
ナマズ ....
黙ってはいけない
布団の中の
タツノオトシゴ
外は深い夜
または海の底
徘徊する
神や泥棒
黙って二体で
寝転んでると
動物みたいな気がしない
だから呪文ぐらい
言わねばならない ....
【青が崩壊する。】題名は あまさらさんです。


こんこんと 混沌
どくどくと 清濁入り乱れ
大地と空が 激昂する
相容れない物どうしが交信しようとして
雨戸を叩く

夜の闇に
 ....
隅田川より低い千住の街を
駆けていく幼い日のぼくの
こころの隙間に
川風がはいりこむ

湿気を含んだ重い風は
低い街並みをよぎり
川辺から離れた神社に
ぼくを連れていく

友だちは ....
僕の帰りを待つ妻と子のため自転車飛ばす

一人きり歌いながらお腹空いたと呟きながら


街灯で薄明るい公園の脇 自転車飛ばす

何処かから漂ってきた誰かのためのカレーの匂い


片 ....
羊歯の葉を滑り落ちた雨垂れが棄てられたショッピングバッグに落ちる
夜は街の明かりに隠れながらいつの間にか途方も無い闇となり
僕は雑草の生えふさぼったベンチひとつだけの公園の ....
爪を切るときに
深爪しないようにするのと一緒で
なにか喋るときには
何も考えないようにする
世界の果てで
自分が待ってるんだ
名も無い鳥にも
名前はあるんだよ
自分で名乗ったりはし ....
上京して赤信号で渡ったら 叱られた
コンビニにまで 「並びなさい」の、
足型マークが付けてある

お金を払わなければ 何処にも行けない街が
嫌いになるまで 居たかったのは
この街 ....
日々の暮らしの
吹き溜まりから
洒落た記号を
掘り出して
綺麗に並べても
何処にも響かない

吹き溜まりに
手をつっこみ
すくった想いを
雪玉にして
無防備な背中に
ぶつけ ....
{引用=その日ぼくは一人称を失うために身投げした。自我を持たな
い想いだけが純粋であり得るから「得た経験はみな繋がれて
いる、輝けるという常套の科白を盲信し、原石だったぼくは
自らを気前よく ....
僕は見たけど黙っている
からくて わたれない
いつだったかな
甘い水をくれたひとが
笑って
わたしはいちど干上がって
それから
きちんと塩からく満たされた
海は
あれから
ますます青いよ
静謐だった森が ざわめき始める
築いている壁の 空だけで繋がった向こうで
錬金術師が 花火を打ち上げる
賑わいが 壁を越えて 壁を通り抜けてくる


あたしの心を鎮めてください
立ち ....
夏の真ん中ぬるい朝
今日から俺を養ってくれ
彼女へ平然と懇願した

散歩して昼寝して
本だけ読んでりゃ
月日の感覚なんて
ふんわりきえる
ニートがタバコ吸ってんじゃねぇよ
怒鳴られた ....
 
恋して 弱くなりました

愛して 強くなりました

向き合って 真実を得ました



 
顔ヨガしながら散歩しているのか あなたが深いところに落ちないように
手を差し伸べて 支えていきますから

私が寂しくならないように
どうか お隣にいてください

でも笑ってばかりだと変だし
二人で泣いたりすると ....
その靴は私の足にあわないので
履くたびに痛みが増しました

1日その靴を履かなかったら
少し痛みがやわらぎました

どうしても
その靴をはきたかったので
翌日は我慢して履きました

 ....
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて

未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
ひとりで走って一等賞 I.栄養
すきなことばが変遷して。落ち着かない気持ちもことことと。同じ鍋に入れて煮込む。市販のルーでも掛け合わせれば好みの味にできるんだ、と自慢げに。何が混ざっているのか当てる器量はない。「おいしい ....
誰かの溜息で
紅く染まった紅葉
風に巻き散らされて
紅い絨毯が敷き詰められた
一歩 歩む度に
カサッ カサッ 
と、小さな悲鳴を上げる
その一枚を拾って
空に翳してみれば
紅い残像が ....
あなたの熱が
愛情
なのか
義理
なのか
義務感
なのか
興味
なのか
など
など

探ってしまう深みで

選ぶ言葉

わたしにむけられた
言葉から
未来を
つく ....
頭蓋骨にぽっかりと穴の空いた人は
心にもぽっかりと穴が空いたようで
表情は少ない。
手の震えは、脳味噌の痙攣で
その人の手の震えは、僕の心を痙攣させる

その人の無表情の時間は次第に長くな ....
もうそろそろだと
祖母は言う
おかいこさんのからだが透けはじめると 
そのうち糸をはきだして
楕円のおうちで
別者に生まれ変わるのだと

その不思議な虫は
一日中
桑の葉を食べている ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
レコード_(詩のレシピ8)#pwGT組- 北大路京 ...自由詩8*14-10-17
白い靴下- 佐白光自由詩2*14-10-17
シャボン玉- こいち自由詩314-10-16
立派な事- 藤鈴呼自由詩3*14-10-16
裂織- フユナ自由詩1214-10-16
ナマズ- salco自由詩1714-10-15
魔法- やまうち ...自由詩114-10-15
とりつくしまという名前の島での物語_オムニバス三篇- るるりら自由詩8*14-10-15
風の問いかけ__- 殿岡秀秋自由詩714-10-15
寒い夜道を自転車飛ばす- 中村 く ...自由詩6*14-10-15
真夜中にあれこれのかたちをどうのこうの- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-15
オイルと- 竜門勇気自由詩114-10-14
ネズミ- 為平 澪自由詩13*14-10-14
おもいのおと- nonya自由詩21*14-10-14
七年目のグノシエンヌ- もっぷ自由詩414-10-14
僕は見たけど黙っている- 北大路京 ...自由詩714-10-13
青い- はるな自由詩414-10-13
鎮魂の歌- 藤原絵理 ...自由詩6*14-10-13
ほんとうの選択- ボロレシ ...自由詩3*14-10-13
あなたとわたし- 殿上 童自由詩21*14-10-12
顔ヨガしながら散歩しているのか- 北大路京 ...自由詩314-10-12
二人- 瑞海自由詩13*14-10-12
新しい靴- Lucy自由詩17*14-10-12
裸火- りゅうの ...自由詩12*14-10-12
ひとりで走って一等賞- 北大路京 ...自由詩414-10-11
詩のレシピ(改)- hadukino自由詩214-10-11
【_レジリエンス_】- 泡沫恋歌自由詩22*14-10-11
天秤- はなもと ...自由詩314-10-10
その人の笑顔- ……とあ ...自由詩18*14-10-9
偏愛- そらの珊 ...自由詩2314-10-8

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