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車の運転が苦手な私でも
紙の上なら滑らかに生きられる
比喩を追い、比喩に追われ
比喩が笑い、比喩が泣き
比喩のためなら死ねる
一体誰が幸せになる?
無意味という意味へ
言葉狩りをかわし
 ....
北から南から
風の交替
くぐり抜け飛花

手織りのシルク
揺れて肩に
ひとひらの春

祝う盛りと
うらはらに

桜林ついたての
隙間から

叶わぬ蕾  ....
歯ブラシが増えて洗面所が明るくなった σ

花開き遠く煙りて 桃色の雲と見紛う春霞かな

σ σ

色黒だって匂いだけでつられてく 花の香りを打ち消しながら

σ σ σ

花見酒 宴たけなわで切ったもの 仕舞い ....
ちいさな手が
誰に習ったのか
頭をなでる
背中をさする

「おかあさん、だいじょうぶ?」
いつの間に
こんなに上手に
しゃべれるように
なったのだろう

返事を忘れて
見つ ....
レトロ列車で鉄旅を


南リアス線
●盛駅
ゆらゆらゆらら
青海原に
水うつよい音
季節の風をたしかめて
列車のなかは
ひだのはいった
優雅なカーテン
むき出した配管が
懐か ....
暗い河原に言い交わす

初めて触る画材なら、多少質を落としても色数をそろえた方がよい。祐子さんはそう言う。
その康子も夏が来ればおとなしくなった。

日本語に不明
描かなければ
不明
 ....
雪月花を
あつめましても
わかれし人に
逢うことはできず
花時が嶺を越えても
朋(ともがら)は
儚い影
つたう涙は如月

それでも
石をしるべに
郷をいのり
健気に
心の襟を ....
一羽の鷺が 
  ふわり 弧を描き 
    降り立った 見えない川辺 

出来事との距離は
程良く 霞となり
コンマ何秒か遅れ
波紋は伝う
  記憶の水面を

現実よりも
純白 ....
わが身染み純
白にうく
おさなご老いて
少年となり

揺らす葉もなき
春まち悲し

梢の折り目
弥生の折り目
谷山もない
折り目原発

ただただ悔し
露ほどに

我 ....
したためます
薄墨や青墨に
心情や
陽のうつろいまで
浮かびます
奥ゆかしい
大和の美はし

その水茎のあとには
うつつの人に
今がかわたれ時で
あってほしいと

その水茎の ....
優れているということ
それは一つの棘であるということ
鋭く探し当てどんどん前進していき
多くの人の自尊心を刺してしまう危険な棘であるということ

優れているということ
それは自 ....
異能の血液たちが
沸騰をはじめて
正常な皮質がひび割れる
構成する様々な体液たちが
色を変えながら
肌を染めながら―


グラスウール敷き詰めた壁の中
行 ....
にくしみ(要冷蔵)

うつくしい女たちの化粧が
ポリゴンに近づいていく
服はムダがはぶかれ
生地は豪華になる

腹の中のにくしみが腐っているのが
外側から見ていても分かる
にくしみは ....
わたしたち
沸点が似ているけれど
ほんとうに少しだけ
わたしの方が低いから
こんな陽気な日は先に
蒸発し始めるのです
耳の中がゆだちはじめると
あなたがまだ穏やかに器のなかにくつろい ....
ここで作っていく
ここで作り続けていく
いつからか意識した
ここがすべての原点になるのだと


ここで描いていく
ここで描き続けていく
いつからか確信した
ここがすべての出発になるの ....
輝くものと輝かないものが出会って
互いに氷として融け合った一年だった

ほんとうのことはすべて
偉大な虚構から滑り落ちた一年だった

どこまで伸びていくか分からない
指先を丁 ....
あなたに抱きついて

匂いを嗅ぎました。

いい匂いだと判ったので

一人占めしたくなりました。

声も/その手も/優しく奏でる詩も

横に居て一人占めしたいと

ますます強く ....
もう二度と心から笑える日は来ないと思います

見たところ私よりも一回りも若いあなたは
これから半世紀以上続いていくであろう
(続いていってほしい)あなたの人生を
一度も心から笑うことなく歩ん ....
復興に活気をもとめるのはただの幻だったようだ

井上靖の闘牛を思い出していた

ここにもあの興行主のような塊はいるのだろうか


いろ

いてくれ

いなければならない

き ....
4階部分まで破壊された5階建ての団地が放置されている

コンクリートの仕切りは家々の跡だ

道の駅は廃墟でよこに松の倒木がいくつも転がっている

それでも残骸はもうほとんどなかった

 ....
種をまくという行為は楽しい
反面
どこにもいない誰かに
試されているようで
神聖な気持ちになる

この手にある幾粒かは
芽を出さないだろう おそらくは
皆が
花を咲かせるわけではなく ....
尖った頭を空に突き刺し
高く背伸びする痩せたキリン
細い足
長い首

彼の後ろでゴミ焼却炉の巨大な煙突が
絶え間なく白煙を吹き上げる

キリンの足元に聳え立つのは
四頭の青いラクダ
 ....
辺つ風をめくり
のり干す母さんの
かっぽうぎも

沖つ春風を吹き
波を枕にする
父さんも

舟をこいだ
たちらねの意を
この地の栄え
ふたたびと

その恩恵に
静かに頭を
 ....
マイナス16℃のニューヨークで
外では行列が出来ている
超有名人のやって来る
そんなゴージャスな店の中で
お前は、すでに死んでいた

だらしなく延びきって、
下品な臭いのするスープの中で ....
にくしみますか
しにしみますか
にくにしみます
にくしみつれて
にくみにいって
やかれてきます
あついてっぱん
おかれてないた
はれてむらさき
あしのおやゆび
かいがんせんの
あ ....
やわらカイ貝殻カラかなもじの
ぬるっとした意味うまれる

りょうせいるいかしら

もしかしてしかしら
しらしからぬしかしら
おかしらつきのおかしなしかしら

ナンタイドウブツカシラ
 ....
もがり笛もすぎる頃
手塩にかけました
刈りとりも
人心地がつく時

ほの香る土に
なにかたのしく
火入れの祭りが
はじまりました

母の好きでした
垂れ桜が満ちる時
十三浜ワカ ....
しみる みてみる してみる 夜
よくなる みえる しめる のる
しなる なくなる ゆるめる 夜
みるみる みえなくなった よる
思えば思うほど、私たちのつながりは
うすいような 強いような ふわふわとした ものだった
何でも言える というのは とても良い関係で
一年ぶりでも いつでもあって話しの続きを始められるということ ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2958)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ペーパードライバー- やまうち ...自由詩7*15-4-2
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