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どのくらい引けば客観的に的を得ることが出来るだろうか
中心を触れることも出来ずに運命を終えるかもしれない
悟りに焦がれて至る 人間だものと添えて
己の未熟さ愚かさ阿呆加減に
漸く 趣きが迎えに ....
弦の張りの上を歩いていた
打楽器の膜の上でトランポリンをするかのように

耳に住んでいた心が旅から戻ってきた
弦の張りでビンタされたみたいに
目が醒めたよ
いつでも
裏切らないね 音楽っ ....
青い心と若い心と未熟な心と熟した心
心に齢がなくなって
初めからなくて
皆似たり寄ったりな同じような心色

何だろうかこの鑑の場所に置かれた
鍛え上げるべくして在る心の不動位置
己の感覚 ....
水道の蛇口をひねれば水が出る
そんな単純な思考を

私はバケツを持って川へ水を汲みに行ってしまう
そんな思考を持つ時が多々ある

こんな草臥れる疲労脳を案じてリラックスとやらを
習い始め ....
損も得も屠り穏やかな土の道を歩く
そう決めた 決め事も臨機応変に屠るが
青い芝生も自覚した頭の弱さも悪さも
てらてらてらてら衒う惨めな眼鏡も
心のつけ根から魂の入口まで
酵素シロップづけです ....
ほんのりが合間を縫ってココアを持たせた
降らない結晶を望みながら 
20年前の手の艶やかさを思い出しながら
ハンドクリームを細かい溝に落としてゆく
心は歳を取らない
鎧の全ては時間に ....
冷蔵庫をいつもの如く勝手に開け
これおいしー?とコンソメキューブを持って聞く

これはそのまま食べられないよと言っても
好奇心の悪質は止まるはずがない

ダメダメダメダメ!
カンシャク
 ....
男二人抱えて
車に乗せる
一人は助手席でもう一人は後ろに
アタシはマントをドアに挟まないように
素早く手のひらにおさめる
全力アクセルであのいつもの坂をゆく
と同時にドリフトで着地する ....
漢字の使い方が変だった
意図か天然か阿呆か
リズムをつけたいが為の癖
捻り過ぎて胃も捻じれ
ゲップが止まらない
仕事は休めないから
背伸びも止められず
継続が全てだった

そ ....
記憶外れの季節に 人生を四季で表すのならば
今 物覚えの幼さに悪さに切なさに 晩秋とでも
とどめを刺すかのように老いて置こう
それでも時々 灼熱の向日葵でありたいとも願う

どうであれ流 ....
今日は博多への出張だ
大分駅からホームへ向か

う が・・・

あの階段を降りればホームへ行け


  
ない・・・・・

まるでエッシャーの階段の様にぐるぐると
次 ....
はなくそ
きみのはなくそは ぺらい円の形で
フィンフィン泣く息でカポカポする
まるでコロッケのものまねの あのかつらみたいに
はなくそ面白いなぁ

くしゃみしたらママの手に ぺらい円の形く ....
漲る華は
 漲る風は

タッタカタッタカタッタカタッタカ・・・・・・

 燦の瞬き 一太刀の風 古から辿り着いた華の馨り

仰ぎは空
 鑑の空

キーキーキーキーキーキーキ ....
そのまま刻み止まない針の風に 日常を丸まった鉛筆の芯の様に
洗濯する度に味を噛みしめる空 インディコのリアルを

年輪から咲く今の自分を鏡を観て通す

針はクリスタルを指し 日常を溶きほぐす ....
間村長さんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溶けた風- 朝焼彩茜 ...自由詩818-3-2
親愛なる弦- 朝焼彩茜 ...自由詩1118-2-28
凪のままの心- 朝焼彩茜 ...自由詩618-2-20
脳を溶かす水の祈り- 朝焼彩茜 ...自由詩718-2-16
舌打ちから抱負- 朝焼彩茜 ...自由詩517-12-31
ココア色の雪- 朝焼彩茜 ...自由詩1317-12-19
コンソメキューブ- 朝焼彩茜 ...自由詩1317-5-23
男二人抱えて- 朝焼彩茜 ...自由詩717-2-8
朱肉の足跡- 朝焼彩茜 ...自由詩517-2-4
記憶外れの季節- 朝焼彩茜 ...自由詩9*17-2-2
博多へ行けない- 朝焼彩茜 ...自由詩617-1-31
はなくそ- 朝焼彩茜 ...自由詩817-1-24
一太刀の風- 朝焼彩茜 ...自由詩517-1-24
良質ノイズ- 朝焼彩茜 ...自由詩6*16-6-26

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