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指に指の毛が生えていること
永いあいだ、すっかり忘れていた

まだ僕に夢も希望もあったころ
いつかの祖父らと田植えをしたのに
水を つつむ グラスを
つかむ 指を ひらく

床に着くまでのわずかな時間にも
水はこぼれてる
それまで包まれていたものが
ゆっくりはじけた

みじかく鋭い悲鳴が
こんなにも全てを変 ....
ささやく 残照の海
なれた 忘却の罪
水は 空と結ばれ
夏の 夜をことほぐ

うたうべき歌を秘め
ひとり影だけを踏み
あの人を想う

気化した銀が まるく冷え
やがてひろがる 天の ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味が開き
繋ぐ意味に花が咲く
そんなひたむきな息継ぎを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
コンビニの旗がはためいている
僕はイートインでアイスコーヒーを啜る
いつ痛みだすか分からない肉を抱え
明るい街を見ている
理由もなく歓びに包まれ
明るい街を見ている

見れる、感じれる
 ....
剥き出されている

神経は逆立ち
熱風に鳥肌立つ
紅の樹木は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した

何にもない、何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょ ....
この時期になると
雑草がぐんぐん伸びてきて
家庭菜園の野菜を覆い隠してしまう
野菜が育つ時期には雑草も負けじと育つ
肥やしをやらなくても手入れをしなくても
ひとりでぐんぐん育つ
草取りや草 ....
意識が躍動する朝に
子供たちが踊る

鮮やかに心臓が脈を打ち
光の街が浮き上がる

歓びに充ちた朝、
自分の存在の輪郭が
世界に溶け込み
深い深い息を繰り返す

わたしは生きるの ....
○「自己責任」
昔は
全体責任といわれたが
今は自己責任といわれる
どちらが生きやすいのだろうか

○「努力」
「努力にまさる天才なし」
昔は頑張ればなんとかなる時代だったが
今はど ....
渦巻く銀河の奥に
静けさに包まれた孤独が
あるという

引き裂かれた傷を癒し
呻吟する日々を塗り替え
この世界を抱擁する
青く澄んだ孤独が
あるという

霊性が絶え間なく舞い
透 ....
さんがつに 
ひさびさ
にほんのつちを
ふみしめた
あなたは
とてもあたたかかった
いっしょに
ふとんに
はいっていると
ゆたんぽつかおう
なんて
おもいもしない
だから
そ ....
世界は光に充ちている
わたしの肉は痛みに疼く

世界は光に充ち溢れている
わたしは荒い息を吐く

真夏の太陽が燃えている
灼熱の震えに凍えている

渦巻く銀河の端くれ
街には熱風が ....
押し寄せる
下校放送響く
夕焼けの校庭

僕ら相撲をとっていた
円い線を砂に描き

中原くんは強かった
尾崎くんは弱かった

斜光が僕らを照らしていた
僕らの命は躍っていた

 ....
隠されたふるさとは
ひかりの森、燃える炎
私たちが還っていく
深い深い大海原

永久なる循環に身を任せ
宇宙が巨きなくしゃみする
覚醒する意識に
一瞬が泡立ち
永遠が開ける

熱風吹く青の下、
日傘をさした人々がいく

歓びに充ちて
凝視する
世界は光
永遠の戯れ
赤く燃える残照の地平に
片眼の巨人が座る
表層を掠めていく孤独
深まる陶酔の眼差し
彼は聴き入る
遠い故郷の残響を

わたしは ひとり ここにいる

隠された故郷の残響を聴きながら
 ....
傷付きたくないから
隠したり
ぼかしたり

いつか
モザイクの下に眠る
本当のことを

大きな解像度で
見る日が
来るのかな
部屋にいる
それだけで逃げた気分になるのは
わたしが臆病者だから

誰の気分も害さずに
自分の気分だけ害して
天井を見つめる

自惚れに気づくのが
遅すぎたのはわかってる

世界 ....
宙空の先のビー玉の喧騒
夢はわちゃわちゃ過ぎていき
白雲もくもく青空に湧く 

夏の街には太陽燦々
老婆と少女が手を繋ぎ
踊り廻るよ、廻り躍る

死の標的を撃ち抜いて
生の覚醒に眩め ....
○「自画像」

僕の身体は無修正です

僕の頭はアナログです

僕の心は昭和のままです

○「田舎通信」
田舎はまだ年功序列です
だから若者は肩身の狭い思いをしています
田舎はま ....
渦巻くような痛みのなか
見上げた空はただ
青かった
渦巻くような祈りのなか
見上げた空はただ
無関心だった

夏に
黄昏ゆく世界は
息を呑むほど美しく
わたしという存在が溶解し
 ....
小指の腹から一滴
澄んだサイダーを下さい

また夏を生きられる歓び
その一滴に見いだしますから
韻律都市の夏へ
君が吹いたシャボン玉は
まるで水銀球のようで
それでいてふわふわと
街路を漂ってゆくのだった

それは
この都市の名うてのダンサーである
君が踊る姿にも似て

―― ....
それから
100年も過ぎたような笑顔を見せた君は
振り返らなかった
ぼくたちの間には、鉄橋が
背の高い、ぼくの背よりも
ずっと、ずっと高い所にあって
ぼくたちの距離感をもってしても
届か ....
最後の一歩を踏み出すとき
人は独りだ

脳髄には光が溢れ
宇宙が爆発する
生への情熱は未だ
止むことなく
眼下に広がる青い青い海原をみる

最後に眼を瞑るとき
人は独りだ

午 ....
じいちゃんたちは
あきらめない
たとえ認知症だといわれても
車の運転をあきらめない
じいちゃんたちは
あきらめない
家族に相手にされなくても
愛犬の尻尾ふりふりで
いやされる
じいち ....
緑の枝葉がやすらっている
熱風に揺らぎ艶々と
太陽は宙空で爆発を繰り返し
燦々と大地に光を注いでいる
俺はとっくに国を追われ
家来をなくし彷徨っている
光の午後を、人々にまぎれ
細切れの ....
ばあちゃんたちは
生きていく生きていく
長生きは楽じゃない!もう死にたい!といいながら
生きていく生きていく
医者通いしながら
施設に通いながら
生きていく生きていく
毎日テレビを見なが ....
町の場合、建物が壊されている間だけひろがる空
があります。ふだん見えない階段に気づく空。
カーテンがぜんぶ閉まってる、生活が、こぼれ落
ちそうです。
まだらな風がながれる水をはこぶ、雨あがりの ....
暑い日は
暑さを楽しむ

寒い日は
寒さを楽しむ

雨の日は
雨を楽しむ

風の日は
風を楽しむ

そういうふうに生きていけたらなあ!
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
田植え- クーヘン自由詩10*22-7-7
つつむ- soft_machine自由詩122-7-5
七夕- soft_machine自由詩122-7-5
永遠- ひだかた ...自由詩7*22-7-5
ありがとう- ひだかた ...自由詩422-7-5
荒野(改訂)- ひだかた ...自由詩5*22-7-4
雑草パワー- ホカチャ ...自由詩1*22-7-4
光の街- ひだかた ...自由詩722-7-3
独り言7.3- ホカチャ ...自由詩1*22-7-3
青い孤独- ひだかた ...自由詩4*22-7-2
あなたはあたたかい- Giovanni自由詩4*22-7-2
真夏の太陽- ひだかた ...自由詩5*22-7-2
校庭- ひだかた ...自由詩922-7-1
くしゃみ- ひだかた ...自由詩6*22-6-30
世界- ひだかた ...自由詩8*22-6-30
王国- ひだかた ...自由詩5*22-6-29
モザイク- ミナト ...自由詩122-6-29
部屋- TwoRivers自由詩8*22-6-28
夏空(改訂)- ひだかた ...自由詩9*22-6-28
独り言6.28- ホカチャ ...自由詩1*22-6-28
OPEN__THE__FLOODGATES_- ひだかた ...自由詩5*22-6-27
一滴- クーヘン自由詩4*22-6-27
韻律都市の夏- 塔野夏子自由詩4*22-6-27
鉄橋の下で- ちぇりこ ...自由詩722-6-26
海原と天使たち- ひだかた ...自由詩11*22-6-26
じいちゃんたち- ホカチャ ...自由詩1*22-6-25
王冠- ひだかた ...自由詩3*22-6-25
ばあちゃんたち- ホカチャ ...自由詩10*22-6-25
空。- soft_machine自由詩222-6-24
生き方- ホカチャ ...自由詩2*22-6-24

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