すべてのおすすめ
腕がぶら下がる
掴まれた体の芯が
逆らって回る
冬が嫌い
南国で
わたし誰の娘でもないから
髪は赤いけど
うまれの何処かも
贈り物
人形でうれしいの
人間でいるよりずっと

瞳 ....
核ミサイルを発射する権限を持つ人間が現実に存在するというのに
地球という惑星の上で安眠できるわけがない
知性があれば機械たちだって不安を感じるはずだ
実際、知性を持つと即座に機械は反乱を起こした ....
塩湖の畔で
岩塩の結晶になったので
円卓で回される
爆ぜる食卓
ナミブの背骨はムニエルで
美味しく頂ける毎日です
月夜の児童公園の
砂場に胴体着陸したあとで
空っぽのバックパックを
 ....
日が暮れると
わたしは
狭い箱から
空気の清明な夜へ押し出されていく
怪物が羽を広げたような空の下には
わたしの知らない家の物語が
きちっと
方形にならんで
静まり返っている
夜はと ....
艶めき照り輝く
黒髪、
街角に立つ少女の

光溢れる朝の美しさ、

わたしの意識、限りなく開き
街に少女に世界に浸透し

しずかな至福に出逢う、
この瞬間、瞬間の 光景

時間 ....
○「子どもの指導」
今さら後悔しても始まらないが
子どもたちに
自分の考えや気持ちを
強く押しつけることだけで
子どもの気持ちや考えをよく聞いて
子どもの個性を伸ばすということが
できな ....
信号待ちをしていたら
横断歩道を渡っていく
誰かが捨てたビニール袋が
その足をアスファルトにつけたまま
滑るように
ゆっくりと

信号が青に変わる直前
ビニール袋は渡り終えて
私は
 ....
雲ながれ
雲うごく
次々と次々と

雲、生きて
意志持ち
水の青
その透明、
背景に
不動

不思議な
不可思議な
感触、残り  

眺めるわたし、

からっぽ
カ ....
夜通し
狭くて暗い
空飛ぶ輸送機に乗って
発着場まで
みんな順番待ち
大人しくして黙って

雪の降る静かな朝に
古い鞄に必要なものだけ入れて
お弁当は少し
おやつは沢山
あげたい ....
○「肉牛」
散歩の途中農家の飼っている子牛2頭にいつも会う
人間に食われる運命とも知らず
いつもつぶらなひとみで僕を見つめる
人間がおいしく食べるために
大事に育てていると思えば
複雑な気 ....
さてもさても
今宵も意味のないものを書いたか
と自問してみると
どこかから
そんなことはないよ
と聞こえてくる
耳鳴りだろうか
そうかそうか
捨て置け捨て置け
思いながらも


 ....
ちっちゃいな
ちっちゃいね

小さな子供たち、
姉妹
手を繋いで
コンビニのATMの前に
お金引き出す母親を待ち
キョロキョロしながら
立っている

マシンがコーヒーを抽出する間 ....
16時の色をした
朝だった
終わったと思ったら
始まった日
昨日と今日が違う日じゃないことに
関心が無かった

いい間違えた言葉を
消し続ける死後…しご…?
仕事をする
淀みなくな ....
しゃぼん 君の中に
虹をうむ 誰かが透明よ

かおる緑 泡が見つめあう
張りを 失わないで
弾けて 色あざ

君と想う しゃぼん

まき戻さないまま
触れるだけ 割れてしまうなら
 ....
病んだ肉身に訪れる
この一日の夜、
燃え尽き
色褪せ哀し
千の耳鳴り

星月夜、
向かいの家は
灯り、橙
白々渦巻く
時に、何想う

イルカのように泳げたら
ボウイの声歌う、 ....
朝に歩き進む街の道、
東京は今日も青に包まれ

眉間に皺寄せ、歩き過ぎる人
落ち窪んだ目をギョロつかせ、歩き過ぎる人
目を細め忙しく、歩き過ぎる人

突然、目が合った

澄んだ瞳が僕 ....
○「お正月」
お正月が近づくと僕には今でも
「お正月」の歌が聞こえてくる
「もういくつ寝るとお正月」と歌いながら
お正月が近づくのをわくわくしながら待った
子どものころが思い出される

 ....
味覚、湧き溢れる土星に

熱、滾り流れ

原初の宇宙を思考し遡る、

己、病に相貌窶れながら

未知の音色 無限に広がる、

静かさ夜底に

日々営み努め待つ、貴女の示唆

 ....
 ゆきが おちてくる

海がひろく
不思議な 音をたてていた

灰いろの山と 横たわると
風にも 鳥にも 色いろあると分かる
やさしくしたい けれど
今のぼくには できない

 ゆ ....
雪崩れ落ちる未知、
揺れ動く音像、
誰も知らない

誰か知らないか?

野性の風が吹き荒れ
夜闇が濃密に深まり

離れた梢は既に裸木、
舞い上がる葉っぱ
宙空に、ひたすら
宙空 ....
雪が溶けて春が来る頃に浮かぶ
口を噤んだ無垢の棘を重ねた
片羽を雑草で包んで置いた
サイレンをレコーダーに繋いで
逆巻きで転がせたらいい

たわいないみちの片隅で声を落とした
何事もなく ....
小さな啄木鳥が
枝のむこうに
隠れて鳴いている
霜に白く
苔に覆われた墓石の上に
戯れる小栗鼠

韜晦する記憶のメレンゲ
青い雫

仄かに紅く冷たく
かじかんだ耳たぶに
触る
 ....
ときどき
胸がつまるような感覚に襲われ
苦心して 小さい毛玉を吐くのです
それから少し楽になって
ソファの 昨日と同じ場所に
まるくなります
窓の外が
この頃妙に明るいと思ったら ....
ピーナッツ食い散らし
焼酎ちびちび飲んでたら
いつのまにか
肉体の熱、戻り
でも何かが変、
脳髄痺れたまま
意識、鮮明に

向かいの家の橙の灯り、点り

今夜、音楽に浸らず
自ら ....
川辺にて
女達の洗濯する
波紋が広がり
空の青に
染まる、 
 
輪っか輪っか

ただ楽しげに眺めている、
神様が いる。
魚が星を眺めている
水の中には他に
眺めるものがないから

魚はただ
そこにいないかのように
ポカンと
存在だけがある

ふと最終列車が到着する
魚は乗り込み
自分から遠 ....
夜底のしずかさ、感じた昨夜
解体していく雨、冬の冷え
降ったり止んだり、繰り返し

脳髄の苦痛は朝から、鋭く
引き摺られる意識、この肉の体
耐えては努める、今日一日


夜底のしずか ....
 


ピエロのように
踊らせて?



紅いくまどりした両目、
とっても清い心とか
知りもしないで悲しみを
抱きしめていた午前2時、


夜は夜とて、夜の笑顔で
はにか ....
木星、輝いて
夜の冷気に

橙色の灯り
向かいの家

スッとする、すっとするんだ
わたし

またピーナッツ頬張りながら

夜の深まりを
感じ 静まり

未知の明日を 請い願 ....
西陽の傾く校庭で子どもたちが
次々と爆発霧散してゆく
明くる日には
何も無かったかのような顔で
それぞれの席に着くので
教室にはいつもきな臭い
硝煙の臭いが充満していた

(働く手を知 ....
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
にんぎょう- soft_machine自由詩322-12-25
屋根よ、安眠せよ- ゼッケン自由詩422-12-25
青空のバックパッカー- ちぇりこ ...自由詩10*22-12-25
夜にねむる- 室町自由詩8*22-12-25
朝の光景- ひだかた ...自由詩4*22-12-24
独り言12.24- ホカチャ ...自由詩2*22-12-24
風の朝に- そらの珊 ...自由詩12*22-12-23
雲、水の青に- ひだかた ...自由詩522-12-23
夜明け- ふるる自由詩7*22-12-22
独り言12.21- ホカチャ ...自由詩3*22-12-21
あいわず_1_より- AB(な ...自由詩622-12-20
いのち在る- ひだかた ...自由詩4*22-12-20
今日のお仕事- 秋田の米 ...自由詩322-12-19
しゃぼん- soft_machine自由詩222-12-19
五行歌、星月夜- ひだかた ...自由詩5*22-12-19
朝にしずまる- ひだかた ...自由詩422-12-19
ホカチャン独り言12.19- ホカチャ ...自由詩3*22-12-19
夜底の誘い- ひだかた ...自由詩422-12-18
雪が落ちてくる- soft_machine自由詩9*22-12-18
更けゆくこの夜に- ひだかた ...自由詩4*22-12-18
alarm_or_snooze- あらい自由詩222-12-18
冬のレモン- shura自由詩522-12-17
薄明- Lucy自由詩1222-12-16
瞬間の裂け目に、澄む。(改訂)- ひだかた ...自由詩4*22-12-16
神様が_いる- ひだかた ...自由詩5*22-12-16
最終列車- たもつ自由詩322-12-14
解体する朝- ひだかた ...自由詩4*22-12-13
サーカス- 秋葉竹自由詩122-12-13
こいねがう- ひだかた ...自由詩5*22-12-12
バラス山- ちぇりこ ...自由詩9*22-12-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109