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わけもなくしんどくて
ベッドに沈んだままの休日
気だるく甘美な死を思う

(緑の芝生にいつしか立って
思い思いに踊っている 
私たちはたださみしいのだ)

ふるさとを遠く後にして
毎 ....
西の空に日は落ちて
仄かに明るむ茜色
富士は勇姿を際立たせ
沈む地平に黒々と
聳える巨大なシルエット

すべて静寂に包まれて
遥かな距離を落ちていく

わたしもあなたも別々に
この ....
○「子どもパワー」
姪が7人の子どもたちと一緒に
遊びに来た
二人暮らしの家の中が
早春の光のように明るく賑やかになった

○「親子ゲーム依存」
親がゲームを楽しむために
子どもたちに ....
青空よりもしずかな黄昏が好き



パンケーキ、ファストフードで休日昼間あなたと



美味しくなくても良い、けど美味しい



人並みになれなかった振り返ればどこ ....
メッセンジャーが駆けて来て
身の置き場を探す
冷えきった朝
荘厳な音楽が鳴り響き
いずれ復讐される
そんな予感に浸され
一心不乱にステップを踏む

乾いた打擲音
連打されるスネア
 ....
濡れた手で鏡に描いたグッドバイ



別れずに心を誤魔化し生きてきた



もうみることもない、あなたの涙の跡



《悲しみ》を無視する死ぬまで無視をする

 ....
床暖房に腹ばいで熱燗を飲んでいる
外は激しい吹雪


絵の具の花の赤い一行が見えた
わたしの一番小さいマトリョシカは神隠しにあったまま
帰らない 
夜の袋にしまわれたまま
アカシアの棘 ....
正月や 今年もマスク顔 タイガーマスク

正月や 体調よし 天気よし 女房の機嫌よし

正月や 一通のメールも来ず

正月や テレビが面白くない

正月や 何回も見た映画やっている
 ....
青空が広がり
底無しの彼方が口を開く

眩暈する、
シンギュラリティが地平に

(ああ、右手の老婆と左手の子供
ハンドルをどちらかに切らなければならないとしたら?)

海百合が揺れ
 ....
2022年の元旦
いつものように
「今年の目標」を書いた
11項目書いた
書いて壁にはった
年を取っても
目標は大事だ
世の中いろいろ騒がしいが
結局は置かれた状況の中で
どう生きる ....
時折
君の身体から星が発生した
君はいつもそれを
無造作に僕にくれた
――君は星が好きだから
そう云って微笑っていた

何故身体から星が発生するのか
君自身も知らなかった
――何故だ ....
お正月だけどまだトンネル抜けずに
馬ッ鹿みたいになやんでいる

生きることにさえもはや真剣に悩んでいる
忘れられない鼓動を感じる心臓を持って

忘れられない夜をいつまでも覚えていて ....
嘘が本当を含んでいた

感情論に任せた自らを責めても
雪は降り積もる

白い世界に
雑言ぽつり

(この雪が根雪になればいいのに)

嘘に蓋をして
忘れた頃に芽吹く
泥にまみれ ....
「自殺したい!」
「人を殺したい!」
と強く思った時に
「110」や「119」などで
すぐに駆けつけて対応してくれる仕組みが
必要ではないだろうか

死にたくなったら「000」番へ
人 ....
僕達は此処にいる
この川に隔てられ
君と僕、大空の下
絶え間なく落ち続ける

洋上で過ごすように日がな一日
此処で待ち続け絶えず思い出し損ねる
なぜ僕達はやって来たのか
なぜ僕達は此処 ....
○「あと三日」
今年もあと三日
どうやって過ごそうかな
ほんとに正月が来るの?という感じ
オミクロンでめでたさも万分の一というところかな

○「クリスマス」
孫たちは
「メリークリスマ ....
「独り言」
独り言を書くと
なぜかほっとする
僕はボケ防止と生きている証しに
独り言を書く

○「物事」
物事は大きな視野で見なければいけない
地球温暖化などはいい例である

○「 ....
ちょっとやり過ぎじゃないかい

下界は大雪で
いろんなところが雪で埋まって
大変な事になってるよ


分厚い雪雲に
すっかり隠されて

不機嫌になった青空が
雪雲に言いがかりを ....
あんなに好きだった人を
今では角砂糖の中に隠して 
崩れるのを待っている

いつまでも
答えをくれないから
名前の知らない花を
見つめていた

怒られるより
怒らせたこと

同 ....
横殴りの雪吹き付ける
一本の街灯を見ていた
停止した夜行バスのなかから

家族は温めあい笑いあい
まだ共にいた
いつか別れの日がやって来て
きれいさっぱり孤独になる
その思いは哀しく確 ....
野を駆けていく
冷たい狂気が
天空に貼り付く太陽に向かって叫ぶ

白く凍てついた舌を揺らめかせ
壮大な夢をみて、壮大な夢をみて

極彩色のパノラマがひらけ
高らかな笑い声が響く
せり ....
せっかくおぎゃあ!とあなたの中から産まれてきたのに
あなたにも歓迎されないなんて
こんなことがあるなんて
犬や猫だってあんなに可愛がってもらえるのに
わたしは
なんのために
産まれてきたの ....
冬の太陽が弾丸みたいにサイドミラーではじけた
盲人の手を引いて地吹雪を渡る声

活字から落ちて 雪と見紛う
針葉樹を穿つ弱々しい木洩れ日たち


瞬間から瞬間へ
印象から印象へ
生の ....
ワイフが
「品物をよく見て買ってきてね!」といつもいう
僕は品物はパッと見てパッと買う癖がある
賞味期限とか値段とかほとんど見ないで買う
先日はある道の駅で買い物してレジに並んでいたら
レジ ....
命を結ぶって
素敵なこと だけど
つないだ手と手はいつか離れる
永遠に

キミはもう
このさみしさのトンネルを抜けて
違う世界の違う野原で自由にやすらかに駆け回っていることだろう
これ ....
あかるいあの夏の日差しが切れ目なく
あればきっと誰も悲しまない

かも

窓から見える灰色の景色にも
洗われる清々しい風が吹くかもしれない

かもね?

家の周りに ....
重い手で握手を交わし別離たぜ



別れた日声が濁って苦笑い



みたこともない川だけど三途気分



苦しみを無視するチカラを失って



 ....
冷え切って
毒づいて
虹のかかる遥かな空を
大きく両腕を広げ渡っていく
君が悪いわけじゃない
僕が間違ったわけじゃない
ただ人々が佇立する
ただ無関係にひざまづく
軽妙に、繰り返し繰り ....
名無し人があたたかく
抱きとめられながら
沈黙のうちに

ひかり ひかる
ひかる ひかり

還っていく日
内なるたましいのふるさとへ

(僕ら、この日
深い記憶の奥底へと
眩 ....
とっくに
日が暮れてしまった
今、正に
俺はこの白い部屋で孤独を貪る
完璧な自由

完全な孤独
冷える今宵に
エアコン壊れ
ますます真っ白に
ナッテイク

行き場なし

 ....
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そうして世界は- ひだかた ...自由詩622-1-4
滑走- ひだかた ...自由詩522-1-3
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メッセンジャーの朝- ひだかた ...自由詩622-1-2
濡れた手で、サヨナラ- 秋葉竹自由詩222-1-2
火傷と神隠し- ただのみ ...自由詩4*22-1-2
正月や- ホカチャ ...自由詩1*22-1-2
謹賀新年、おめでとう(一つの見取り図)- ひだかた ...自由詩10*22-1-1
元旦- ホカチャ ...自由詩1*22-1-1
星_座- 塔野夏子自由詩19*22-1-1
初詣で- 秋葉竹自由詩122-1-1
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独り言12.28- ホカチャ ...自由詩2*21-12-28
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忘却- ミナト ...自由詩221-12-27
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児童虐待- ホカチャ ...自由詩1*21-12-26
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昭和夫の買い物- ホカチャ ...自由詩1*21-12-26
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サマータイムブルースの切れはし《改》- 秋葉竹自由詩121-12-26
罪の花- 秋葉竹自由詩221-12-26
ヌード- ひだかた ...自由詩521-12-25
メリークリスマス- ひだかた ...自由詩421-12-25
聖夜に籠る(改訂)- ひだかた ...自由詩421-12-25

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