すべてのおすすめ
あけがた
いろづいたそら 
うららかなはるのにおい
えのぐをいってき
おとしたみたいな

からすがないている
きいろいこえで
くるまのおともする
けいたいでんわがなった
「これから ....
最後に泣いたのいつだったかな
思い出せないくらい
泣いてないな

赤ん坊は泣くのが商売
大人はやすやす泣いちゃいけない
男は人前でおろおろ泣いたら笑われる

最後に泣いた日忘れたな
 ....
ひかりは僕の体に絵を描いた
実物よりも大きな手のひらが
誰かを包み込めるような
強くて優しい人になれるかな
頭を撫でたり指を絡めたり
言葉じゃなくても伝わる仕草を
幾つ持ったら安心できるだ ....
あなたの涙をビーズにして
空になった薬のビンにいれましょう
寂しいときは手のひらの
陽だまりにこぼしましょう
一つ一つ心に溶かせば
懐かしくて震えてしまう
今なら思う
涙でも幸せだっ ....
雪解けの頃
春の宇宙を飛ぶ

はるか昔まだ白かったカラス
雪を創っていた

アポロンを恋人殺しにした罪
黒く塗られ言葉を取られ

光る星さえ与えられず
宇宙の空におかれる

 ....
君のほっぺた、むにむに、君の太もも、むにむに。
君のむにむに、君だけのむにむに、唯一無二無二。
南の窓から陽の光が燦燦と降り注いでいるとでも書いておこうか
その住人の暮らしとか思いはどうでもいい
ただ陽の光が温かい
それが良いことなのか悪いことなのかも分からない
表面的な解釈は容易にでき ....
産まれた時から生まれた日から
人より多くが欠けていたから

きっと私は充たされていたんだろう
何だか辻褄が合わないな

産まれた時から生まれた日から
人から見下されたりはしないかもしれな ....
僕の日々が、あなただけの日々だったら綺麗なのにな。
夕方の、日焼けした空。
世界が頬をなでる。
みじかい夢を見た。さいしょからきれぎれであることを前提にしたような
意味を汲みとれない情景。と、その惰性。
日々、眼球はつるりと景色を受け止め、わたしのどこかが限りなく機械的に
取捨選択して ....
てくてく歩くのに疲れたら、くてくて歩けばいいさ。
道中に見つけた酒場で、ぐでんぐでんになっちまおうぜ。
 ここに来るようになってもう何年が過ぎただろう。何年? いいや、何十年、何百年という時が経っているかもしれない。深い眠りから覚めたとき、俺はすでにここにいた。それは確かだ、と思うし、みんながそう口をそ .... 結婚式の披露宴なら違和感ないけど
いくら自宅葬とは言え葬儀の模様をビデオ撮影するなんて、常識から外れた行為だ

確かに母親の最期を映像に残して後に鑑賞しながら故人の思い出に浸りたい気持ちは理解で ....
つぶさに歳を重ねていると、日々の幕開けによって勝利する太陽から投げ落とされるものが折り重なる。そのいくつかは目じりのしわとなり、そのいくつかは白い髪の毛となり、細胞が生き死にを繰り返すサイクルが少しず .... 今日は強風だ
器用に起用に答えつつ
強風に吹き飛ばされて行く
野望のような穴は闇

今日は強風だ
詩を書きたい時がタイムリーなら
器用に衣服を着よう
それがダンディズムランサーズ

 ....
れんこんは
穴があるからサクサクと
音たてて
食べられるんだと思うんだ

わたしなら
すぐ暗くなるのに表情筋を
鍛えてない
手抜きがダメだと思うんだ

サーカスは
いちばんじょう ....
灰色の街道沿いの
深く暗い井戸の底、
白く円かな女の顔が
微細に揺れ動きながら
切れ長の目を閉じ
浮かんでいる

死んでしまった死んでしまった!
わたしは戦慄のうちそう悟り
隣で無表 ....
苺ジャムは煮沸したヘモグロ瓶に詰められ出荷される。
生き物どもの血の色は、本日もストロベリイの真っ赤っ赤。
私が喫茶店の一隅に座ると
非人称の意識が渦を巻き始めた

)眼前のアイスコーヒーはシャリシャリ音を立てて波打ち
)ガラス張りの向こうは久々の晴天で
)遠くで笑う老人の顔はとても幸せそうだ
 ....
今日も人混みの中にいるであろうウォーリー。
ウイルスの感染にはくれぐれも気をつけてほしい。
目の前の
馬鈴薯と玉葱の炒めものは
たった一枚の皿であれ
時と所により
どれほどの幸いを、もたらすだろう
風は冷たくて
生温かいよりいいけれど
撃たれていても
失われゆく感覚に朦朧とするのが
口惜しいくらいで
なんとかもう少し
月の光が見られるまでは
ここでこうしていたいのだけれど
記念日でも無いのに
貰った時計に理由が欲しくて
安物のクォーツだけど
初めて認められた気がした
感謝を伝える気持ちまで
あと少し飛べたら良いけれど
ありふれた言葉も急いだままで
何かを果 ....
「背側側頭窓」からチーズケーキがみえる。
その表面にはいくつものき孔があいている。
が、たべてもおいしいだけで、孔の味は発見できない。
森の向こうに空があり
私の思考が漂っている

地水火風はその中で
好き勝手に踊っている

私の感情の底に哀しみ溜まり
虚脱の寒気はいや増すばかり

自壊か決壊か知らないが
私の思考 ....
バレッタを留めた君の髪の毛が
よそ見をしながら遊んだ日
うなじの模様に惹かれたら
心にも同じアザができてた
痛くはないけど少し恥ずかしい
こんな気持ちのままじゃ帰れない
いつまで待てるだろ ....
あ オチタ
あ オレタ
あ コロガッタ
あ キエタ


もう 何も無い
ただ 結果だけが
自由な行為の結果だけが
ひろくひらき広がっている
高曇りの薄白い空の許
モノクロームの大 ....
瞳の中を走るタイヤが
パンクしたのだと思う
つまづいたのはきっと
誰かのきらきらしている爪
僕は頬を引っ掻かれたような
何かに置いて行かれたような
フルーツパフェを食べられなかった
晴れ ....
惑星は遊覧する
遊ぶ湖は波紋を広げる
目の星が言葉少なくなる
星の磁場が狂う
森の前に立ち尽くす
十階であると下を覗き込む
君の名前を読むことはない
石碑に歌の跡が残る
写真を撮る
 ....
4Gが5Gになると何がどうなると思う?
君んちのゴキブリが1匹増えるだけだよ!
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ただのことばあそび- aria28thmoon自由詩220-2-4
最後に泣いたのいつだっけ- こたきひ ...自由詩320-2-4
白い天国- ミナト ...自由詩120-2-3
涙の処方箋- 丘白月自由詩320-2-2
からす座- 丘白月自由詩120-2-2
むにむに- クーヘン自由詩8*20-2-2
良くわからない- あおいみ ...自由詩420-2-2
産まれた時から生まれた日から- こたきひ ...自由詩320-2-2
空もある- 水宮うみ自由詩3*20-2-2
景色の死体- タオル自由詩220-2-1
てくてく- クーヘン自由詩8*20-2-1
静寂という名の暴力に支配される凶暴な冬は嫌いではない- 草野大悟 ...自由詩120-2-1
メモリーボックス- こたきひ ...自由詩320-2-1
飲みに行く- 葉leaf自由詩120-2-1
今日は強風だ- あおいみ ...自由詩220-1-31
笑顔の練習- 立見春香自由詩420-1-31
疎隔(改訂再録)- ひだかた ...自由詩420-1-30
ヘモグロ瓶- クーヘン自由詩4*20-1-30
呑まれる- ひだかた ...自由詩820-1-29
ウォーリー- クーヘン自由詩1*20-1-29
昭和二十年、或る夏の夕餉- 服部 剛自由詩1020-1-28
切なる願い- 坂本瞳子自由詩1*20-1-28
時計- ミナト ...自由詩120-1-28
ヴェロキラプトル- ナンモナ ...自由詩6*20-1-27
逃出- ひだかた ...自由詩320-1-27
恋愛的瞬間- ミナト ...自由詩3*20-1-27
補強- ひだかた ...自由詩420-1-26
青の目覚め- ミナト ...自由詩220-1-26
惑星スイング・バイ- 日々野い ...自由詩520-1-25
- クーヘン自由詩4*20-1-25

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