すべてのおすすめ
異国のバーバーで髭を剃ってもらうのが夢です。
僕の髭はその為に生まれ、その日を夢見て生え揃う。
雲梯にぶらさがっていた君たちは
いつか僕の子供でも仲間でも家族でさえも無くなって

風はきっと順番にあらたな名前を生み出してゆくのだろう

忘れ去られる恋人達にもせめて懐かしい墓碑銘を
そ ....
寒そうにしているからってすぐに上着を貸そうとするのはちょっと待ってね、ほんとうに自分の上着を渡していいか、実はもう少し考えてほしい。貸してから、やっぱり返してなんて言えないよ。言えないでしょう、とても .... 何処か遠く彼方から
子供たちの声響く夕暮れに
缶カラからから転がっていく

風もない 人もいない のに
からからからから転がって
グシャリひしゃげる 銀の色
すると無数の記憶の断片が
 ....
土塊を捏ねる
指先に気を集め
煮え立つ熱を流し込み
ゆっくりしっかり力入れ
未定形の粘る分厚い土塊を
思い思いのまま捏ねくり回す

捏ねくるうちに不思議なこと
土塊と指先は拮抗しながら ....
真っ青な大空
太陽がかんかんと燃えてやがる

やたら眩しいから
ためしにこの手でえぐり抜いてやりたい気分さ

この世界はあらかた人で埋まってしまったけど
人間って奴は息づかいが荒いよ
 ....
消えてしまえと蹴飛ばしたままの
不揃いな石が僕の過去なんだ

尖ってばかりで角が取れずに
哀しみを包む言葉を待ってる

悪いなさっきは痛かっただろう
これあげると言って被せた帽子は
数 ....
僕のため息、偏西風にのって、飛んでいく。
憂鬱な窒素のかたまり、いとも簡単に渡米する。
旅は
どこまでもいつまでも
途中でした

いく先々で
四苦八苦が犇めいていました
喜怒哀楽も有りました

旅は途中でした
風光明媚は見当たらなくて
路上には
残酷や悲惨が転がって ....
ハチミツを垂らしたような首輪で
繋がっている空を眺めると
どこかで優しい声が聞こえる
月の砂漠に迷い込んでいた

あれが好きとかこれが嫌いとか
輪っかを投げるうちに出会ったから
正面を向 ....
自転車をこいで
急に
思い立って夜の
街中の観覧車を観に行こうと思った

眠れなくても微笑んで
夜の遊びでも
するかな

街も
眠らないのなら



コンビニは
24時間 ....
この白いワンルームに横たわりながら
夕べの巨大な富士の威容、像を結び
深まる夜陰に、暫し暫し
わたしは帰っていく

雪降る宇宙の孤独へ
安らぐ貴女の子宮へ
心の奥処のフルサトへ

寄 ....
羽も 曇のかけらも息苦しく
空の喉から吐き出されている
水平線に生い茂る咳
白く白く渦まく風


動かぬ曇の歯車が
動かぬままに重なりつづけ
やがて月に照らされながら
 ....
木漏れ日がゆらゆらと揺れて
子供達の飛び跳ねる声が木霊して
聖歌隊が通り過ぎる

微睡みの午後三時、

萎び俯く花々は
遥か地平から流れ来る
真っ白な鰯雲の群れたちに
ゆっくりと包み ....
マカロニと申します
ペパロニではなくて
マカロニと申します

身を捩れば無限大の
シンボルにも見えて
メビウス感が増して
深淵な雰囲気だって
醸すことができます

だけど日常は日常 ....
占い師がことわざを並べる
不安と喜びを並べる
砂漠に足を取られ
森の落ち葉を踏み
気が付くと稲荷神社
夢を見ていた
忙しく孤独な夢を
すすきの穂に誘われ
欠伸のその先に
狐が跳ね ....
一条の線となって差し込む光、
意識を遥かな過去へと運び
わたしは光の渦のなか
次第に何処にも居なくなる

郷愁と憧憬だけが木霊して
今日は寒いね
手をつなぐ口実
でも嘘じゃない
風は冷たく吹きつけるから
寒いのは本当

でも手をつなぐ為の口実でもある
誰よりも傍に居られるのなら
日常のどんな事だって口実になる

 ....
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる

そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど

いつかはきっと
御愁傷さま ....
その呪いの
暗い
ほんとうをしっている

赤い血のゆめを吸い込んだ少女
街をさまよう顔のない亡霊

聴こえない声が
君の名をよぶ気がする
しろくつめたいガードレールは
 ....
荒れ狂っている
闇が光のなか
光が闇のなか
灼熱の上昇
灼熱の下降
闇が光のなか
光が闇のなか
荒れ狂っている

燃え盛る壊ノ力、受け容れ飛び込む己、
せめぎ合い切り刻まれては結合 ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
哀しみが蓋を
閉じて転がる

苦い言葉を
胸に張りつけて

風は吹かない
光は裂けてく

汚れたTシャツが
邪魔だと怒鳴る

ここは真っ暗な
洗濯機の中

乱れた心が
 ....
この星にある夜の余白へ静かな星を書き足してった

気付いたときには気付いてたんだ無意識的に意識していた

生き物たちが暮らしてるからこの世界には声があるんだ
つま先で立つと地面が揺れて
あらゆる命が追い越してゆく

足音や虫の音が触れる場所で
上を向いたら広い空の端に
糸口があって傷を縫えるまで
花が咲いてると訊いてみたくなる

お願いだか ....
新しい季節を連れて来た風

明日は何処(いずこ)へ吹いてゆくのか



透明な唄が聴こえる

果てしのない遠くから

あれは知ってる唄

懐かしい声で歌ってる



新 ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
 ....
際立つ一本の水銀柱が立ち
僕は眠りから目覚めた

曳航されていく純白のヨット
青い青い水平線

ここは何処だろう?
肝心の居場所がやはり見つからない
瞬きの瞬間に名前覚え
会うたびに癖を覚え
好きになった時の
あの心地よさと興奮は消えず

どうして忘れられようか
一度でも本気で愛したら
言葉の一文字さえ捕まえたい

嫌いになる ....
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- クーヘン自由詩3*19-11-24
ふたつめの秋- 梅昆布茶自由詩10*19-11-24
冬まだき- 万願寺自由詩319-11-23
缶カラ、からから(改訂)- ひだかた ...自由詩519-11-23
刻印- ひだかた ...自由詩619-11-23
あり得ない妄想- こたきひ ...自由詩219-11-23
数珠の詩- ミナト ...自由詩219-11-23
渡米- クーヘン自由詩3+*19-11-22
呼吸- こたきひ ...自由詩519-11-22
三日月- ミナト ...自由詩319-11-22
観覧車とコンビニ- 立見春香自由詩719-11-22
フルサト(改訂)- ひだかた ...自由詩319-11-21
あかり_はじまり- 木立 悟自由詩319-11-21
夢幻- ひだかた ...自由詩619-11-20
マカロニ・インフィニティ- ブルース ...自由詩3*19-11-20
晩秋の幻想- 丘白月自由詩219-11-20
- ひだかた ...自由詩2+*19-11-20
嘘じゃない- 卯月とわ ...自由詩319-11-20
よみがえります- こたきひ ...自由詩619-11-20
空白の闇の少女- 秋葉竹自由詩919-11-19
壊ノ力〇宇ノ声(改訂)- ひだかた ...自由詩219-11-19
kと言う生存者- ナンモナ ...自由詩10*19-11-19
エコー- ミナト ...自由詩6*19-11-19
明るい- 水宮うみ自由詩2*19-11-19
空中遊泳- ミナト ...自由詩4*19-11-19
季節風- もっぷ自由詩2*19-11-19
『幾百億、幾千億のうた』のうた- 秋葉竹自由詩519-11-19
ゆうらりゆらら(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-18
覚醒- ひだかた ...自由詩719-11-18
冬のセレナーデ- 丘白月自由詩219-11-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109