すべてのおすすめ
この世での光は消えてのち
また射す光、止めどなく

覚悟せよ
全ては〃進化〃の時流に乗り

大地が割れる感触を
肉に刻んて進み行く

この世に在る限り
この世での光は消え去って
 ....
 
 
ニュージーランド、アイルランド、ポーランド、フィンランド
すべてのランドが良い所ならいいなあ
世界中の船乗りがそう思っているころ、光雄も例外ではなかった
光雄は数えで十五歳
まだ ....
屋根よりもずっと
高いヒマラヤスギ
私が生まれるずっと前から
この街が出来る前から
あなたはずっと生きてきて
誰よりも何でも知ってる
すべてを見ていたのね
綺麗な緑色の松葉の恋人
もう ....
ターコイズブルーの湖、三つ
ねっとりと動かず
こんもり黒々とした山々の頂きに
ぽっかり ひっそり
横たわり在る

(空は妙に白く透き通り
皮膜の裏光り)

湖は波一つ立てず
こちら ....
鮮やかな色の花みたいな
血管に触れる音が聞きたくて
私は何度も踏みつけて来た
救われなかった過去くらい
丈夫な化石は展示しておく
胸のいちばん真ん中の谷間で
誰か引き受けてくれないかな
 ....
おもむろに顔を上げると
朝の陽射しが窓から おはようと言いたげに
優しく 今日を運んでくる

不意に 何が今日あるかなんて
条件反射など よぎることなく
少し、まだ寒さが残る季節に微笑んで ....
重力に左右される泡も
ほっ
と失う
ふっ
と抱きしめられたら
むにむに
したくなる
赤だか 青だか 緑だかの
こんごうぶつ を
人はなぜだか にじ と呼ぶ
それを
逃がすのはいつ ....
汚れているものなんてわからなくていい
わかった瞬間に汚れ始めるんだ
濁っている場所が心地良いなんて思っちゃいけない
濁ってればそれでよくなっちまう

どこに行っても
なにをしてても
悲し ....
ざわざわと
視界を埋めて啼き騒ぐのは
梢で触れ合う
青葉たち


輪郭をなぞろうとすると
否定形しか使えない
あまりに崇め過ぎたから


信じるということが
見ないという事でし ....
音もなく雨が
鳥の羽根に乗って
木立ちの枝を滑って
猫のしっぽにくっついて

雨はどこまで行くのだろう
楽しんでいるのだろうか

綺麗な雨がこぼれていく
誰か拾って下さいな
あなた ....
背中の影が
みえないかなしみを染み込ませて
笑ったら
朝になった

そんな
ちいさな窓からは
めにはみえない明るさが
すんなりと射し込んで
失った色を思い出させた

どん ....
いたみから
目を背けられない夜の月のような
白く甘いこどくと
カップの底に残ったままのココアは
あの手が握りしめたやさしい日々の
ちいさな祈りをいくつも
いくつもつないで

告げること ....
雨がポツリポツリと
傘をたたく
低い音
高い音
いろんな音色が
傘を滑って落ちていく

言葉が聞こえる
雨音の中に

妖精が言葉を
降らせている

私に気づいて欲しいと
雨 ....
現実だったのかそれとも非現実だったのか

その思い出は曖昧でした
曖昧でぼんやりしていながら
自分の知らない内に
いつの間に記憶の紙面に刷り込まれていました

私はまだ小学校に通っていま ....
お日さま沈む
斜陽のとき
いつのまにやら
くだり坂

過去は加工
してもいい
未来は見ない
ままでいい

世界は難しく
なりすぎた
生はなるべく
シンプルに

言 ....
私が見ている光景と
あなたがたに見えている事件は違っている
ということを
驚きとともに思い知る事がたまにある

でもあなた方が一斉に
同じ景色を見ているのだと思うのは
たぶん私の錯覚で
 ....
君がいなくなってから
影ばかり追いかけてる
誰も居ない部屋で
帰ってくるはずもない
君の足音を探してる

網戸に残る去年の
タンポポの種

タンスにしまったままの
一度も着ていない ....
時計の針が
あなたと私の間に
さよならを積み重ねていく

もう少し夢を見ていたいわ
命はあっという間だから
見つめていたいだけ

ぬくもりが時間の隙間に
隠れていくようでこわいの
 ....
夜空の色をした
深い紫色のスミレ

蝶の羽根のように
まるく薄いスミレ

空に生まれた雪が
大地深く濾過されて

一つの季節をかけて
根のストローにとどく

春の日差しに輝いて ....
風、が
向こうの山から降りてきて
体を抜けて
そしてまたあっちに流れてく

風の粒、のなかに
きっかけは無かった

駅も、バス停もない
親だけが、年を取ってる気がしていた ....
雨にも負けた

風にも負けた

せめて自分には負けまいと

思っていると見事に折れた


どうしょうもないので

笑ってる
レタスって
あの
苦味がすきなんです

雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです

かさを
ぐる ぐる
回してみました


ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ....
銅線で
脳神経を
キリキリと
縛り上げていく
のは快感だろうから
この春の夜に画策する

までもなく
渦巻くハンマー音の波
ラバー壁に弾き返され
夜半過ぎに獰猛な咆哮
で復讐を開 ....
君の健気さに心打たれたんだ。

こんなにまぶしい景色は見たことがない。

嗚呼、人生はなんてうつくしいんだろう。

真心の交わりに余計なちょっかいは出さないでほしい。

君の健気さに、 ....
ひょっこり魔女がやって来て
箒でお掃除するでしょう、
帽子は中折れするでしょう、
夜はこれから更けるでしょう。

ビルの谷間を翔ぶでしょう、
その身を凍らすビル風は
魔性の心を呼び覚ます ....
僕の地平線に   
植木鉢を置きました
君の顔が日焼けをしているから
僕等はずっと一緒にいたんだ
歓びも哀しみも震わせてしまう
君の心を落とした時に
チューリップの花から
雨が降りやがて ....
プリンを冷やし固めている間に、僕はこっそりと旅に出ました。
知らない街で少し心細いですが、僕にはあのプリンがついています。
青い空と白い雲が
草原と仲良く
手をつないでる

ポピーの国の草原で
太陽が生まれて
月が歩いていく

細い茎の先に
いくつもの命が揺れて
昼寝を楽しんでいる

ポピーの妖精が ....
二階の屋根まで届く
ミモザの花が
風に小さく揺れ
春の香りを小径に並べて
猫を誘っている

遠い昔に塗られた白い壁
大正時代の洋館で
満月の夜に
女の子が妖精と一緒に
ミモザの種を ....
死体のような
ひたすら一点に
冷たく凝固していく
気配、
辺りに充ち満ち

私は漆黒のアスファルトを進む

蒼く蒼く結氷する
異界の感触、
次第に足許に広がり
じわりと恐怖に浸さ ....
朧月夜さんの自由詩おすすめリスト(3778)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
捨て石(改訂)- ひだかた ...自由詩520-3-27
憧憬- たもつ自由詩420-3-26
ヒマラヤスギ- 丘白月自由詩120-3-26
VISION- ひだかた ...自由詩220-3-25
秘密の花園- ミナト ...自由詩220-3-25
おはよう- 二宮和樹自由詩220-3-25
あまりに雲をみている- ふじりゅ ...自由詩120-3-24
夜のあいだは、日が昇るかもなんて考えちゃいけない- 竜門勇気自由詩1*20-3-24
緑の風を見ていた- Lucy自由詩9*20-3-24
音もなく雨が- 丘白月自由詩220-3-23
まっしろなせかい- 秋葉竹自由詩820-3-23
夜の月が祈りのかたちを照らすとき- かんな自由詩420-3-23
言葉の雨- 丘白月自由詩220-3-22
氾濫と反乱- こたきひ ...自由詩320-3-21
沈む- シホ.N自由詩320-3-20
今宵強風が吹き始める- Lucy自由詩10+*20-3-20
君の声- 丘白月自由詩320-3-20
冬の夕焼け- 丘白月自由詩120-3-20
スミレの妖精- 丘白月自由詩120-3-20
起源の色を操ることもできる。- うわの空 ...自由詩1220-3-20
愚痴- かば自由詩420-3-20
かさぐるま- ナンモナ ...自由詩11*20-3-20
- ひだかた ...自由詩520-3-20
明日君と会う約束- viraj自由詩120-3-20
魔女と月- 秋葉竹自由詩520-3-20
- ミナト ...自由詩220-3-20
プリン- クーヘン自由詩6*20-3-19
ポピーの妖精- 丘白月自由詩120-3-19
ミモザの妖精- 丘白月自由詩120-3-19
異界(改訂)- ひだかた ...自由詩420-3-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126