すべてのおすすめ
色んなものへと
いきとどかぬ途中では
一人のできることなんて
川沿いに歩く
ことに似ている

タンポポは地面が好き
ごめん
しか知らない

訳せない生姜紅茶の味
掘り起こし
川 ....
いつか未来の空の下で、
人の生という事象を、
回顧してみよう、
などとおもっています。
多分何事も選ぶ世界など、
ということは忘れられ、
明るみの中で、
精神と環界が融合されて、
 ....
ニュートリノを一つ買った

こないだの事もあるから
今度は慎重だ
骨董屋によくその出処をきくと
そこまでいうならと
裏から鑑定書を引っ張ってきた

ほらご覧なさい
この通り小柴先生の ....
荒れ狂っている
闇が光のなか
光が闇のなか
灼熱の上昇
灼熱の下降
闇が光のなか
光が闇のなか
荒れ狂っている

燃え盛る壊ノ力、、受け容れ飛び込む己、、
せめぎ合い切り刻まれては ....
なにも
いらない

なににも
ならない

ひじょうに肩がこる
欲得のかげは
うすい

ぜんぶの詩が
じつは
ローカロイド宝石

個人的ななにかを誤読し
あとは
愛する ....
いつしか、
日は暮れていて足元は寒くなった
ももに置いた手は静かに落ちた
しばらく眠っていたらしく
目の前で遊んでいた子たちも
いなかった

こうして一人の時間が増えたかわりに
雨や落 ....
旅のしおりを作るなら、最後の頁に、こう印字しておこうか。
〜旅のしおりを手放す時、僕らは本当の旅人になるのだろう〜
左右の手足の指は五本ずつ
合わせたら十本

それはいつ何度数えてもかわらない

勿論例外は存在するでしょう

だけど申し訳ありません
例外は外します

人は利き手の指を使い
数を ....
風に栞をはさみ
手をかけると
ノブは風化していた
脳りの白亜層に
つき琴は鳴り

ゆっくりと
蝸牛のツノは
五うんの
河を
{ルビ攀=よ}じのぼる

類語字典は灼き
ふむ草の ....
昨夜の夢で、「文政四年」だけが、
あざやかに目覚めたのちでさえ、
記憶に残ってしまった。
躁うつ病がデフォルトの惑星の住人にもメンタルクリニックはある。という事はつまり、一人の男が気分の波の喪失に困り、とあるメンタルクリニックに足を運ぶこともあるのだ。

紫色の雨の降る、春でも夏でも秋 ....
こういう一つの思想がある

在るものはみなかいくぐり来、即今、そこここに顕現している

という思想である

砂粒一粒にも、数世代前の恒星系の残闕、それを成す要素の一々にも、億百の御霊の凋落 ....
一つ銀河を買った
安かった
お値打ちだよと町の骨董屋が言った
どのへんのですかと尋ねたら
古いのだからずっと遠くのらしいねと答えた
持って帰って
包みをほどいて中を覗くと
赤い惑星に
 ....
きわまりが結氷である事をもとめて神様は冬を創造したのかな

けれどもローリエを咥えて希望を運んで来たのは何も鳩だけじゃない

あの日のぼくもそっとバーモントカレーにそれをしのばせたんだから
 ....
私達の棲んでいるこの社会には
様々な原因で悩みを抱えている人達がいる

その苦悩を処理しきれないで
心を壊してしまう人達もいる

高度な文明社会に生まれてきたのに
未だにパソコン持ってな ....
産んでくれなんて一度も頼まなかったのに
よけいな真似をしてくれた
母さん

何言ってるの
母さんだってあんたみたいな子供に育つと分かっていたら
死ぬほど痛い思いして産んでいなかったわよ
 ....
ひさしぶりに
ぶたまんたべました
白い皮に
黄色いねりからしぬりました
ふと小さいころが
再現されたようです
一口するほどに
ほどほどに
時が過ぎていって
くれればいいのに
幸 ....
amazonの巨大倉庫内の片隅に、とある原石が眠っているのさ。
在庫は一点、入荷予定は無し、誰にも発掘されぬ、君は何と美しい。
漂い
彷徨い
移ろう
ヒトの想い

切り裂かれ
引き裂かれ
付けられた傷の痛みは
容易には癒えない

明日の方角がわからない

ヒトが通るべきは
人の道

なのに
ケモ ....
月夜のメダルは天に貼り付き
煌々と照らされた道影を
飲んだくれ共泳ぎ行く
忘却の淵に全てを沈め
麻痺した脳髄
カンカン鳴らし
平手を打って泳ぎ行く

泥団湿地の現の原に
拘泥するもの ....
かなしいから
  やさしくしかなれない

かなしいから
 おこることしかできない

かなしいから
 ふてくされる

かなしいから
 いじわるになる

かなしいから
 もってい ....
往路で道に迷いだしているんですね
それは誰にでもある事です

でも
通り過ぎた道は戻れない
有効な未来への地図はどこにも見当たらない
ですよね

幸福の鐘はいつだって遥か彼方で鳴ってい ....
日々がどよめいている
宇宙が波打っている
『遠い遠い』と手を振る君

)何かが湧き起こり
)何かが沸騰して
)すべてが終わり
)すべてが始まろうとしている
)名状しがたい何物か ....
朝、車で通勤の途中の細い道端に咲いていた白い秋桜の花が何本か根本から倒れてました。
そこは大東宅建の集合住宅の駐車場の前でした。
倒れている秋桜の花の姿を見て、倒れている人の姿を想ってしまった私は ....
素直に好きと言えるまで
どれだけの歳月が必要だったろう

天は廻り
雲は流れて広がる青

遠い遥かな郷愁が
焚き火と共に立ち上ぼる

秋晴れの今日、
独りきり





 ....
歩くたび、古い廊下はミシミシと、僕に何かを伝えたがっている。
ミシガンだかミシシッピだか、おそらくアメリカに関する要件を。
今を静かさが支配している
静かさは私という不安を抱き留めている
私は静かさのなかで震えている

静かさのなかですべては始まるから
静かさがすべてを支配するから

私は吐きそうになりながら ....
互いにスパークする宇宙で起きた出来事があり
誰も入り込めない花園の君がいていつか僕は叙情になる

面倒くさい真実ばかりがまかり通って
優しい嘘はにぎりつぶされて疑問ばかりが生き残る

レノ ....
山あいのさみしい川べりの
物置小屋の青いトタン屋根の上に
紅葉したもみじが
五六枚かかっていた

大町の山間部の秋は
ダム湖の水面に近い方から色付く
楓が黄色く
イロハモミジはわずかに ....
濡れたアスファルト、
黒光りしながら
ゆらゆら揺れ
今日は雨、
胸奥が
酷く切なく軋み
遠い記憶の余韻が響きます

 *

あれは小学二年のこと
休み時間の騎馬戦で
後頭部を切 ....
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰り路- 道草次郎自由詩420-11-18
希望- ナンモナ ...自由詩3*20-11-16
ニュートリノを買う- 道草次郎自由詩220-11-16
壊ノ力、宇ノ声- ひだかた ...自由詩520-11-15
鉱夫- 道草次郎自由詩420-11-15
栗のスープ- ふるる自由詩920-11-14
旅人- クーヘン自由詩4*20-11-14
指がさす方角には- こたきひ ...自由詩220-11-14
月と名のない花- 道草次郎自由詩320-11-14
過記憶- ナンモナ ...自由詩3*20-11-13
白の惑星- 道草次郎自由詩220-11-13
在る- 道草次郎自由詩420-11-13
銀河を買う- 道草次郎自由詩1420-11-12
ローリエ(月桂樹の葉っぱ)- 道草次郎自由詩220-11-9
私達と私には- こたきひ ...自由詩220-11-7
産んでくれとは- こたきひ ...自由詩420-11-5
ひさしぶりに- ナンモナ ...自由詩6*20-11-5
原石- クーヘン自由詩6*20-11-5
空飛ぶ円盤が現れて- こたきひ ...自由詩520-11-5
月夜- ひだかた ...自由詩320-11-3
かなしいんだ- うめバア自由詩820-11-3
詩人にはなれないから- こたきひ ...自由詩320-11-1
どよめき- ひだかた ...自由詩1020-10-31
美しくも輝きもないのに- こたきひ ...自由詩620-10-25
秋晴れの今日、独りきり- ひだかた ...自由詩520-10-24
ミシミシ- クーヘン自由詩3*20-10-23
静かさ- ひだかた ...自由詩620-10-21
スパーク- 梅昆布茶自由詩1420-10-18
チェーン脱着所にて- 道草次郎自由詩9*20-10-18
雨降りの記憶- ひだかた ...自由詩520-10-10

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