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夜に、心が、透けた。

僕らはいつだって泳ぐ魚のように、
自由に青い空間を跳ね回るんだって、
べつに日々の暮らしを守るなかで、
そんな風でいることがあたりまえだと思っていたよ。

 ....
揺れ動く
脳髄が
夜通し降る雨に
暗鬱と
たましいを濡らし
いくら
手を伸ばしても
あなたには届かない

雨は夜通し降り続け
魂の隙間を埋めていく
もどかしい思いがもつれ
あな ....
(教会のまえで佇みうたう歌)


寂しいから、
満月の夜、吠えてみる
このバカヤローとじぶんに向かって

懺悔って
なんだか値打ちがあるみたい
その小部屋では罪さえ消える
 ....
薄日の白い道が伸びている
わたしはひたすら歩いている
薄日の白い道が伸びていく
わたしはひたすら歩いていく
到達点は何処にもない
ただ懐かしい道のりがあるばかり
ただ憧れに充ちた道のりがあ ....
壁がある
どうしようもない限界だ
その先に広がる青々とした海原を
私たちは見ることができない
視界は閉ざされ
四月の気層の底に留まる

夜な夜な宇宙の突端に座り
爆発する星たちを見てい ....
四月の世界が明るく亡びて
あとはただ蜃気楼がゆらめいていた

蜃気楼の中で
花は咲き 花は散り
人々はさざめき行き交い
明るく亡びた四月の世界が
まるでそこに そっくりあるかのようだった ....
なんと
一国の国民の
ほとんどすべてが

まるで
集団催眠にかかったように

その嘘たちに
戦争が終わるまで

ダマされ続けていたという
第二次世界大戦中に見られた

日本軍 ....
憂鬱な地平線を目指し
私たちは恐怖から手を繋ぐ
此処には居ない誰かのために
遠く響き渡る砲弾の陰で
如何に完全に消えるかを考え
冷え冷えと目醒めていく

居着く場所は何処にも無い
ただ ....
立ち現れ
躍りやがて消えてゆく
寄せては返す波に呑まれ
無限の彼方へと旅立つ

あなたはあまりに美しく
あなたはあまりに未完成のまま 
別れは突然やってくる
郷愁と憧れを木霊させ
別 ....
黒焦げの死骸を何体観察したところで、

黒のなかの黒など、みつけることはできない。

さがしている「黒」とは、それはイデアであって、

存在者のなかには存在しないのである。
○「山頂から」
山に登って
自分の来し方と行く末を
考えてみる

○「人生とは」
人生とは
自分の足元を広げることよりも
深く掘り下げることではないか

○「楽しみ」
山登りの楽 ....
春は淡い
命がそこかしこに生まれては散る
風はそよぐ
樹々の葉がさざ波になる
風と水は似ている
そうかな
そうだよ
どちらも掴もうとしても掴みきれない
手のひらを開いたとたん
そこは ....
消えていくんだ
消えていくんだ
この壮麗な世界を
この残酷な世界を
後にして
荒涼とした廃墟へ
絶対のゼロへ
消えていくんだ
消えていくんだ

屈辱的なこの認識を受け入れ
私たち ....
今日も冷たい雨が降る
お庭で坊主が雨に濡れ
ひとりぽつんと笑っている

過ぎ行く時の哀しみは
麻痺した記憶の仄かな揺らぎ
孤独な個体を遠去けて
薄手の膜で包み込む
悲しみに満ちた逃避行 ....
○「教師への道」
子どもたちには
愛のまなざしを向けなければいけない

○「支配」
武力による支配
経済による支配
理屈による支配

○「リアリティー」
若いヌードほどリアリティー ....
今日はお寒いようで
霧雨も降っているようで

こんな日は
寂寥と懐かしさがない交ぜになった
深い哀しみの感情にとらわれます

立ち現れては踊り
躍り続け
何処からか、何処かへ
未完 ....
遠く瞬きする君の瞳が
流れ行く彗星の尾に触れて
ますます輝きを増すから
僕は遥か雪嶺から駆けおり
渦巻く思いを君に伝えよう

小さな子供が身体いっぱいに弾け
ぐるぐる野原を駆け回る
命 ....
あたま撫で
られて頰そめ微笑むわ
あたしの心をみないで眼をみて


あたたかい
愛がそろそろ終わりそう
お願い冬には切り出さないでね



ふもとには
雪解け水が走 ....
この夜陰、
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く、その時に
意識は異界の木霊に ....
雨に濡れ
雨に立ち尽くす
あなたはあまりに未完成
過ぎた日々を取り戻すように
遠い記憶にすがりながら
神々の不在に安堵する

(もう記憶は麻痺してしまい
過去は鮮やかな像を結ばない
 ....
暗い地平から
せりあがって来る
あなたのたましいを吹き抜ける風

夜風には匂いがある
夜風には匂いがある

それは静かな心の諦め
誰かを愛した心の残り火
最愛の人には届かなかった
 ....
確かに追い風の世界を逃した
たしかにおいかぜのせかいをにがした


笑顔ときっと、十月十日へ
えがおときっととつきとおかえ
○「年度始めの苦悩」
真面目に考える人は
大変だあ!

☆「荷」
時として自分の能力以上の
荷を背負わされる時がある
荷が重すぎると
頂上に立てない

○「ありのまま」
弱さも欠 ....
ひとり見つめる青空を
透かし通した大宇宙を
あゝとてもクリアだ
わたしはひとりだ

充ちる春の街を行く
どこもかしこも光の散弾
弾ける人々の笑いは満ちて
いのちが優しく芽吹いている
 ....
唾を吐き出して、溝を入れ換えてみる
(ああ、そうか、悔しいのでしょう、)ね。)
何一つ生まれてはこない、ここ庭の隅で、ですからぐるり
 と囲う柘植の柵をいつまでも見届けるのわ、らわら
右に ....
声が、
汚くて、
歌うことを諦めたのに、
こどものころに。

今になって、
歌、歌いたく、なってしまうなんて。


水面に、
やすっぽい宝石が浮いている、
ので、
やす ....
暗鬱としたコード進行が
延々ループしながら続く
僕らは没頭しながら従う
次々開ける光景は白昼夢
明るんだり暗んだり
いずれもそこは極北の地
いずれもそこは極楽浄土
君は泳ぎだし
僕を導 ....
今この時にも
かの地では

誰かが誰かに殺されている

道端にちらばる
死体たちの多さが
ただならぬものを感じさせている

戦争だから仕方がない


いえばそれまでだが

 ....
目を、
合わせなかったのは、
嫌いって言われるのが
怖かったからではない、

ただ、あなたの瞳をみるのが
恥ずかしく………


時は流れ、
想い出は、
その優しさに連れ去 ....
浮かばれなかった頃
どんより曇り空で
僕は必死にもがいてた
その時の もがきが
土台となり
僕を生かしているんだよ

だから
どんな日も
必要な日だったんだよ
あの
退屈な夜 ....
おぼろんさんの自由詩おすすめリスト(3258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透ける月光- 秋葉竹自由詩222-4-21
And_It_Rained_All_Night- ひだかた ...自由詩422-4-21
懺悔の小部屋- 秋葉竹自由詩122-4-21
白い足音- ひだかた ...自由詩422-4-20
- ひだかた ...自由詩522-4-19
蜃気楼- 塔野夏子自由詩6*22-4-19
恐怖の嘘ウィルス- st自由詩622-4-19
KID_A- ひだかた ...自由詩422-4-18
Unmade3- ひだかた ...自由詩4*22-4-17
- ナンモナ ...自由詩5*22-4-16
独り言4.16- ホカチャ ...自由詩7*22-4-16
赤いちりとり- そらの珊 ...自由詩15*22-4-16
たましいと歴史- ひだかた ...自由詩322-4-15
今日も冷たい雨が降る- ひだかた ...自由詩522-4-15
独り言4.15- ホカチャ ...自由詩1*22-4-15
Unmade2- ひだかた ...自由詩5*22-4-14
- ひだかた ...自由詩222-4-13
あたしの心のなんちゃらかんちゃら- 秋葉竹自由詩222-4-12
待機- ひだかた ...自由詩222-4-12
Unmade- ひだかた ...自由詩3*22-4-12
初恋- ひだかた ...自由詩522-4-11
回ってる- 水宮うみ自由詩3*22-4-11
独り言4.10- ホカチャ ...自由詩4*22-4-10
ひとり(改訂)- ひだかた ...自由詩422-4-9
一平米の憂鬱- アラガイ ...自由詩7+*22-4-9
歌わなければ良かったのに- 秋葉竹自由詩222-4-8
独りと独りのブルース- ひだかた ...自由詩6*22-4-8
戦争犯罪と叫ぶむなしさ- st自由詩322-4-8
愛が、みえたから。- 秋葉竹自由詩322-4-7
福沢諭吉- ruruka自由詩322-4-7

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