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胸の中にあるから
光る言葉を
信じている

どんなに長い指でも
拾うことは出来ない

私だけの秘密を
書き初めした部屋は
誰にも見せないから

掃除をしないで
鍵を掛けて置く
 ....
{ルビ慕=した}わしいあなたと 可愛いわが子 三人の穏やかな暮らし
{ルビ野=の}にうずくまるわたしを救い 傷ついたあなた 愛したの
だのにわが子よ おまえは{ルビ聡=さと}く 母の姿を見透かした ....
鏡の姿に名前を付けて
おもねる風
抑揚のみの面差しに祈りはなく
わたしはわたしを分類する
嘔吐する
海はしきりなしに
ほぐれてゆく死者の掴み切れない
ほほ笑みのにごりを
静かに見送る唇 ....
・チューリップ模様の宇宙船に乗って
あの娘はやってきた
ぼくたちとは違う匂いがした

・はじめまして
あの娘はクラスの女子たちと握手をする
女子たちの手のひらから
チューリップが生えてき ....
心が凪ぐ
のを待つ

青いかなしみ色のペンが
水平線をなぞるまで

名も無きジョンの
ままでいる
いつもは300円のほとけさんのお花も、
きょうは900円だったらしいです。

第二ヴァイオリンって、
改ざんするものが多いようです…

やっぱり国家は解体するべきでしょう。
宇宙時代 ....
包み込まれた熱、
柔らかに放射され
愛、
どすんと降って来る

わたしのなかには
悪魔と神様、住み込み
哀しく焦がれた眼をした
少年がその均衡を保ってる

ずっと深みへずっと高みへ ....
好きだという気持ちが
ひとつ割れても
残りの形を
抱いて生きてる

人混みの中で
ぶつかりながら
萎んだ恋には
踵を踏まれる

まだ好きで
いられるだけで
さよならの
意味を ....
今この国の真ん中では
古いシステムにしがみついている奴らと
それを変えようとする奴らが闘っている
俺はその様子を
生活が染みついた煤けた部屋の
ヤニで汚れたモニターごしに眺めている
部屋の ....
  

その街は、昔から、
桃の街と呼ばれてた。
私の部屋は、暖かく、
新しい風が、吹きぬけている。

真珠のような、星々が、
ピカリ、ピカリ、とまたたいて、
たまには、ななめに ....
色褪せた
夏の恋
後退する
波風

響き生きて
響き息づき

傷づき
生きて
荒れ狂い
生きて
混沌
混濁
紅い旗に
揺れ歪み

世界は響き
世界は破壊
貫かれる ....
向かいの家の
瓦屋根は光の帯、

女の真白い背中の
剥き出しの肌は芽生えの筋、 

死んだ宇宙が新しい宇宙へと開かれ

地球の営み、
星々の営み、

太陽は死者たちの力にみなぎり ....
不思議なくらい
なめらかになる

上へ
下へ
游ぐように 及んで

赤へも 青へも
眠るように誘う ご覧
ひかりを畏れない
矮星
今もことばを 発するだろうか
それとも 二度目 ....
「風の強い日」

ぽっかりと空いた
鳥の空洞に
冬を詰め込んだら

あんなに高くなるんだ
街で暮らす人の目は
うつくしい等高線を
描き出す
いつの間にかの
水溜まり
天気予報 ....
ご飯を炊くために台所に立って水に浸けた
炊飯器の内釜にこびりついたもち米を
人差し指の爪で掻き落とそうとしたけど
ダメだったので心が折れそうだった
半額の弁当を買ってこようかと思った

親 ....
哀しみの野獣、叫んでいる
巨大に赤く染まった富士山に

ひらひら はらはら 舞う想い
貴女はあの日、遠い坂道を落ちていった

深まる夜に 肉は冷え切り苦痛、波打ち

哀しみの野獣、鋭利 ....
飛べないと決めていた
窓から捨てたい

勉強しなくなった机
未来に爆弾仕掛けた時計
他人が書いた物語

私を不安にするものは
全部埃の中で
走りなさない

燃えそうなゴミほど
 ....
あなたの空に
雨は降り
震えながら
明日はない
と、
今宵だけ
あなたの胸から
流れ出る、
遡る時間
失われた記憶

寝台列車が発車する
カンカン鳴る踏切警報機、
幾つも幾つ ....
人間に立ち返られた私。
小鬼の私は故郷に帰り、
鬼の仲間と仲良くしてる。
人間の私はこれからだ
あれこれ行ったり来たり



人知れず
涙を
ポロリと
零す
夜もあるのです
 ....
ニューヨークに人がいるね
ここはニューヨークではないけれど
人がいるね
ささやかな日々があって
日常があって
ニューヨークではないけれど
収集車が僕らのゴミを運んで行くね
話す時 ....
○「無数の階段」
「死にたい!」と思っても
「死んではいけない!」
「殺したい!」と思っても
「殺してはいけない!」
思うのはしょうがないが
実行してはいけない
思いと実行の間にある無数 ....
ガザ
コロナ
セルフネグレクト
ゼガップ
コロナ
数回分100円
コロナ
リストカット
悲しいからやりはじめました
コロナ
私ってどう言う風に笑ってたんだっけ
これをやると
き ....
あなたのなかにも
あなたのなかにも
ぜんぶが同時に
平等が流れていっている
これは時間

あ、あたしいつもよりスピードがでてる
ランディングを想像する
目線を上にあげる
飛び出して ....
昔住んでいた家に居た
夢の中で
とても広い家だった
廊下を歩き
部屋から部屋へ移動した
懐かしかった

ふきぬけの階段を駆け上がり
手すりにのぼって
下を見た
 
  *

 ....
泥にまみれた古い金貨を
拾い上げて水溜りで洗った
鈍い輝きは人々が
はるか昔から同じ夢を見ているのだと歌う

そいつをポケットに入れて
自然公園のベンチに腰を下ろし
出鱈目な口笛を吹 ....
詩を書くつもりなど無かったのに
またワードを起動してしまった
詩の投稿サイトを覗いたら
自分の詩にポイント通知が三通ついていた
それに気をよくして調子に乗っている

倦怠感に抵抗しながら台 ....
○「男精力サプリ」
「折れがちな中高年の味方」
とあるが
本当に効くんだろうか
しかし
「じいちゃんがいきなり襲ってきた!
ばあちゃん悲鳴!」
でも困るし┅┅

○「自然体」
自然 ....
夕焼け朝焼け、
重なるように空を領し
今、朝なのか暮れなのか
分からなくなる、 
一時の眠りから目覚め

夕暮れに
感覚の光、
遠い思い出のように
余韻を響かせ
心、理念に充たされ ....
生、次々溢れ
死、粛々と席譲る

いずれ、
私の肉体は破壊され
鉱物界に還る

この清澄な空の青に
苦痛を逃れ清明な意識、保ち

たましい、次なる過程をタドル

こと想い、
 ....
夜が更けると
くしゃみする、
わたしが居る
満ち足りて

今夜は降誕祭、
クリスマス
キリストの受肉を
祝う時、
光の神霊が語りかける

)残り少ない人生の時間を
)わたしに賭 ....
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