縛られていると落ち着く人もいてたやすく「解放」などと言えない 日がな一日
謎は謎として在り続け
私は五感の縛りに沈む
思いは鬼火のように揺動し
逃れる的を掠めていく
現象する本質を
律動する思考を
掴みかけては取り逃し
夢の底で溺れている
予感 ....
《星の山公園》では
夜に
波の音が聴こえて

《友愛の鐘》を鳴らさなくても
仲良くなれる気持ちになれる

一人で
生きて来た訳でもない
一人で
生きている訳でもない

 ....
クッッッッッソ丁寧にくらしたい


広葉樹「直射日光だ~〜いすき♡♡」


花見客の中にサクラが混じってる


ダイイングメッセージまでも五七五


哀しいことを宝石として仕舞 ....
めっきり朝晩が冷え始め

気づいたら
平面的に見えていた街全体が

いつの間にか
深い立体感とコントラストを増してきて

遠景はどこまでもクッキリと
見えるようになってきた

太 ....
ひとりぼっちは
毎日、蟻の列を眺めていた


ひとりぼっちは
毎日、近所の猫とじゃれていた


ひとりぼっちは
夏休みにお婆ちゃんから貰った
花火の詰め物が勿体なくて
湿気るまで ....
良いものは良いと素直に伝えたい素直な目で見て良さを見つける

大雪で学校午後から休校で電車やバスは遅れてばかり

古い町白壁通り和の香り道行く人は外国の人

雨脚が激しくなってやがて雪長々 ....
ゴーストタウンに記憶を浮かべてる


内側のわたしの夜と星の外


グランパとグラタン食らったんだよな


生きていく その日々ではなくなっていく
西の空が晴れた夕暮れには
宵の明星が黄金に輝き
地上から仰ぎ見るそれは
宇宙の高貴を惜しみなく放つ

この星に生まれ
過ごした日々は
ただただ眩暈
余りに早く遠去かり
余りに遠く奥ま ....
水の惑星の縁に群れる雲は
答のない問いをささやき
そよ風といっしょに耳をなぜる

私は私の影なので
生き身は自然からのかりもの
魂は何とは言い切れない何かへとつながっている

雪国の
 ....
音速 光速 何千 光年
限界 無限 暗黒 光源


イメージ閃光
比喩的表現
夢か幻か
神話の欠片か


過去の産物か
未来を知る術か
人が最後に行き着く場所か
願いを届ける ....
ふるさとみたいな
おなかのつめたい石に
雨が降る

チャコールグレーの傘をさした
すぎやまくんに
水溶性の雨が降る
溶けていくね
好きだったのに

ほんとうは存在していない ....
なにか言うときに
だれも傷つけないっていうのは
(ご存知でしょうが)結構難しいもんです
から、これからあなたは傷つきます。あなたもです
あなたも、あなたも、あなたも。いいですね?
( ....
静けさ 揺れる
にわかな雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ  ....
永遠のほうからきみが手をふった


夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている


きみの言葉が音楽に混ざる春


そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
街を越えて
町を越えて
村に辿り着く

山間の静かな場所
湖があり広い心になる

都会の渦に巻き込まれ
狭い心になっても
故郷に戻れば楽になる

都会を離れて村に戻る
全身が喜 ....
その日々が日にちのなかに埋まってる


人類か類人猿か親類か


それぞれの青 誤差の中に生きてる


眼球がカメラのように君を見る


田螺とか螺子の匂いがちょっと好き
その海は静止していて動いてるように見えるのは錯覚だった。



階段の裏側でまた目を瞑りだれかの青い落書きになる。



愛にあふれた優しさでわたしの{ルビ瞳=め}にあふれる涙がありふ ....
飛行機の喧しい音耳痛い決まった時間日常揺らす

柔らかいステーキだけど食べ応えあると感想述べる常連

行き先も決めずに外の世界へと殻を破った世界は光

音楽が誰かの背中押している生きる勇気 ....
ひどい気分で目を覚ますと、今日はもう終わっていて
どうしてかわからないまま靴を履き替える
さめた湯を浴びて 窓を開ける
今日はもう終わっていて
かといって明日も始まらず
室外機の唸り ....
深き海の底
光届かぬ暗闇に
圧力に耐えて生きている
あなた深海魚みたい

何かの間違いで
底引き網に引き上げられ
飛び出したはらわたに
眼を点にして驚いたりして

空が好き
太陽 ....
その結露がわたしのバス停だった


生きていることは光を伴った


ちょっとした空洞にいる目をとじる


足裏にいつかの雲が乗っている
手を合わし目をつむり
「みなさま
 今日も一日 ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 みなさま
 お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ....
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう

これが文字なら
私は手紙を書くことが
出来ないだろう

最後に名前を
残すのが夢なのに

 ....
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
 
今まで繰り返し商業誌のなかで詩人の作品はどう読んでも良いというセリフを耳にしてきたけど、内心の自由の当たり前なことをわざわざ紙面使って、名の知れた詩人達 ....
月見草バケツ転がすトタン屋根雨の底へと金魚が沈む

アマビエを描いた短冊笹飾り願い事までパンダが食べる

ポイントが貯まってよろこぶきみの部屋がらくた溢れ窓も見えない

信号もつかない ....
伝えたかったことは
胸に留めたまま
してあげたかったことは
見過ごし

与えるべき何もかもを
心に抱えながら
子を育て
続く、毎日の暮らし

それでも
それだから

日々 悩 ....
どの教室も人格に縛られる


九月のトラックが詩を運んでいく


青空が夕陽に染まるまで混ぜる


小さな鳥 痛みに触れるアスファルト


そしてまたいつか優しい夢をみる
いくつもの夜を過ごして来た雨の中で一番愛し合ったね



罪もないからその口が許されるわけでもないさハート盗人



亀をみたちいさな川で静止画を破り水面に飛び込むその意志
 ....
ああ、ともだちに会いたい
顔を見合わせてバカ笑いして
河原で生牡蠣焼いたりして
ビール飲んで
このやろーとどつき合って
また笑って
夜通し深刻な話をして互いの涙を拭い
抱きしめあって
 ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- いる短歌221-9-16
真っ白な一日- ひだかた ...自由詩721-9-14
丸い月を- 秋葉竹自由詩221-9-12
小籠包飽き飽きするほど食った秋- 水宮うみ川柳9*21-9-12
秋の讃歌- st自由詩521-9-8
馬鹿- トジコ自由詩121-9-6
白壁- 夏川ゆう短歌521-9-6
ゴースト- 水宮うみ川柳3*21-9-6
黄金- ひだかた ...自由詩521-9-6
水影- こしごえ自由詩8*21-9-6
星屑籠- トジコ自由詩121-9-4
水溶性の雨- 自由詩17*21-9-4
超メモ- はるな散文(批評 ...421-9-4
造形流- ひだかた ...自由詩521-9-3
川沿いの桜- 水宮うみ川柳2*21-9-3
山間の村- 夏川ゆう自由詩321-9-3
青色- 水宮うみ川柳2*21-9-1
表情- 水宮うみ短歌8*21-8-31
ステーキ- 夏川ゆう短歌321-8-31
- はるな自由詩321-8-30
嘆きの深海魚- まいこプ ...自由詩221-8-30
あるひかり- 水宮うみ川柳3*21-8-30
お礼- こしごえ自由詩9*21-8-29
- ミナト ...自由詩221-8-29
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて- 足立らど ...自由詩321-8-29
雑歌- 藤原絵理 ...短歌2*21-8-28
蝉の声を聞きながら- 美空自由詩121-8-28
絵の具で染める- 水宮うみ川柳1*21-8-28
惚れたら、負け。惚れさせたら、勝ち。- 秋葉竹短歌121-8-28
ああ、ともだちに会いたい- 凍湖自由詩421-8-28

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