清浄な君の、白いレース柄による、
胸の施錠、
かたく閉ざされた、
はちきれんばかりの、
極楽浄土、極楽浄土、
非日常を味わっても
次の日はどこかに消える
夢のような時間
終わってしまうから
心に残る
ずっとずっと

心に残りにくい日常
昨日何してたっけ
似たような毎日
ずっと続くから
意 ....
眠れないから針を投げる
夜がナマズみたいに口を開けてる

忘れた頃に届いた手紙
still love you.なんて
文末に軽く添えやがって
こっちは本気だったのっ!

白くなった ....
りゅう座にある
きらめく銀河のかなたの
猫の目をちょうだい
なんていうお題が出て

種子島に走る
トライアスロンの要領で
競い合う
恋はサバイバル

打ち上げられても
届かない
 ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
来し夏や強く脈打つ波濤かな あなた自身、世界の全てが真っ黒に染まったとしても。私は何時もあなたを明かりだと思ってるんだ。星を繋ぐと思い出が光ってるんだ。そこにあなたが居なければ。私の一部は欠けてしまうんだ。世界の一部が欠けてしま .... きりきりなせんで
いまだかつてなかったまを
そろそろ開封しよう

悪、くさい、世、だね

だからそれを見つめるし
だからそれにそっぽむく

イライラするんだ
ひたすらに
もうこれ ....
夏は哀しみの季節
万物共生の大地故に
涙が溢れて止まないのです
一生を懸けて鳴く
蝉の声はこんなにも静かなのです
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で

朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く

どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
○「自然」
自然が怒ると怖い!
トカラ列島群発地震1000回超え
新燃岳噴煙5000メートル
猛暑に集中豪雨
7月大地震のうわさが気になってくる

○「見守り」
見守るということほど
 ....
あのとき見た稜線に

なぜか続く未来に

日の光をそのまま途絶えさせないように

また日の光を見る葉を常に
見送るように
綿毛のしっぽ
小鹿は 天の一点を見つめ

遠雷は、雨か
我知らぬ予兆の
布告

与えられた
つばめの空を行く航跡の曲線文字を
なぞっては、
その意味を解いていく

ー路をうしな ....
文字を白い紙の
空間に配置する

空のすき間に文字たちが
宇宙へ旅立つ

宇宙は広く、大きい
100万字の粒が悠々と泳ぎまくる

ボクの詩はわずかな文字数で
宇宙を埋め尽くす

 ....
冷蔵庫を開けると
あなたが中にいた
わたしと同じ話をするので
イカを取ってもらった
里芋と煮る
母に教わったとおりに作る
調味料の分量は
いつも適当でその度に
味付けが変わった ....
時に感じた物語
頭の内をくらぶれば
夢幻の如くなり

届かぬ場所は地にはなく
唇湿して
愛を持つ

交わせぬ夢に
働かせるは
己の良心
ただひとつ
自分の周りを
あらゆるものが巡る
当たり前のこと
そう思っているけど

自分が誰かの
景色になっていることは
どうして想像しにくいのだろう

かつての天動説は
都合が良かった

 ....
髪に白いものがまじって
目尻に笑い皺ができて
腹がたぬきになって
アッハッハと笑う
陰鬱な17の春にはできなかった溌剌さで

ながく、あまりにながく
春が続き
たくさんの芽がひらくこと ....
夜中目が覚めた
夢の道中から外れて
雰囲気だけを
鼓動と共に纏って
何かと戦っていたようだ

どんな夢だったか
みるみる失われていく
記憶を拾おうとしても
すり抜けて消えてゆく
何 ....
こころに宿るこのモヤモヤが

とぐろを巻いてる

私を言葉で助けてと

静かな叫びに

絡んだ結び目を

丁寧に一つ一つ

解いていくと

助かりました

ありがとうと ....
そよ風で編まれた
風の言葉に
連れられて
私の耳は進んでゆく
行く先は分からないまま
雑音混じりに
聞こえる
ここから
静かに静止する
最後まで
たとえ無様な最期であっても
「あ ....
人よりも人間のこと好きな犬


面白きこともなき世の黙示録


変化する{ルビ生=なま}の言葉は訛ってる
今が平和(しあわせ)だって本当に言えるかな
耳も目もすべて塞いで
知らないフリして
メンドクサイことは全部放り出して
命すら国に任せて殺りたい放題なんてそんなのホントに平気なの

脅されて ....
 
 ふりむくな ふりむくな
    うしろには夢がない

          ── 寺山修司







紫陽花や今日も明日も通る道 

紫陽花や毎日通るこの家も

 ....
貴方の軌跡を辿っても
私はあなたと会えないけれど
貴方の心に土足で入らせて下さい
その中で 一際鈍く輝く星を
飾らせてください 私の心に

貴方の言葉を辿っても
私はあなたになれないけれ ....
神さん
仏さん
ありがとうさま
今の今
腕時計を見ると
午後三時三十三分
もちろん
今も過ぎてゆく
こころを
生きるのは
悲しみや苦しみ
そして
喜び。今は亡き
次兄は
お ....
梅雨の晴れ間に
見たことのない虹を見た

太陽の周りにくっきりと虹が囲む
「縁」と「円」が同音で同義語のような

丸く温かい「和」と「輪」と「環」を点で結んで
カーブを描いて 輝きが踊り ....
○「心」
良いほうへ良いほうへ願っていると
良いものを引き寄せてくる
悪いほうへ悪いほうへ思っていると
悪いものを引き寄せてくる
心は磁石のようなものだ

○「心の健康」
笑いは 薬
 ....
「ハハッ!」
今日もぼくは、そう言った。
カメラがないはずの部屋でも、つい言ってしまう。
それはもう、条件反射みたいなもので、
もしかすると、脚本に書かれてるのかもしれない。

そう、脚本 ....
文化は壊されては再生されてゆく
いわば呼吸みたいなもの
足早に過ぎ去り知らぬ間に消え去る
時の波打ち際

儚く消滅する泡は新しい記憶によって
誰彼の意識もなくまた再生されてゆく

既存 ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1979)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
観音びらき- 本田憲嵩自由詩1125-7-8
昨日今日明日- 自由詩8*25-7-8
来年の七夕- mizunomadoka自由詩1325-7-7
かぐやの手のひら- 自由詩725-7-6
無題- wc自由詩15*25-7-6
波濤- りつ俳句3*25-7-6
あなたがいることで- 武下愛自由詩4*25-7-5
スーパーよもい- 林 理仁自由詩325-7-5
五行歌- 渡辺亘自由詩325-7-4
生きていた- 自由詩10*25-7-4
独り言7.4- zenyama太 ...自由詩3*25-7-4
百人と我が指に赴くままに_003- Hose Enomoto自由詩325-7-4
_遠雷_- 月乃 猫自由詩12*25-7-3
ボクと詩と宇宙のカンケイ- 多賀良ヒ ...自由詩325-7-2
母の味- たもつ自由詩6*25-7-2
届かぬ場所なくして- 杉原詠二 ...自由詩4*25-7-1
天動説- 自由詩10*25-7-1
長い季節- 凍湖自由詩325-6-26
潜在意識- 自由詩8*25-6-24
言葉のあやとり- 多賀良ヒ ...自由詩325-6-23
風に乗り_今を生きるのだ- こしごえ自由詩13*25-6-23
生意気な生き物- 水宮うみ川柳225-6-23
騙されないで- 栗栖真理 ...自由詩6*25-6-22
小さな夏の手紙- 森田拓也俳句13*25-6-20
他人- 馬後の竹 ...自由詩525-6-20
- こしごえ自由詩7*25-6-18
眩しさより愛を込めて- 朝焼彩茜 ...自由詩5*25-6-17
独り言6.17- zenyama太 ...自由詩2*25-6-17
ミッキーマウス- 無名猫自由詩425-6-17
二律背反- 栗栖真理 ...自由詩225-6-16

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