目覚めて時計を見る
2:30
まだ夜だとため息出る
近隣の家からいつもの爆音が聞こえる

3:00
時の流れが高速に感じる
静けさの繭に包まれる

4:00
夜明けを思う
不意に ....
詩を書けば何にでもなれる
自由になれると思った

自由とはなんだろう
言葉の鎖でがんじがらめにされ
世間の意見に振り回され
誰もが分かるような魅せる詩を書けと言われる

己の詩が稚拙で ....
日、いちにちと
冬のけはいが濃くなり
きのうより
はやくなった夕暮れ
人はみんな
もうこれ以上は失われまいとして足早になる

冷気はあしもとからやってきて
なにかによばれたような気がし ....
なんにもないなんでもない
ただうけとりうつしこむだけ
うしなってきたものうらがえし

深まる夜の余韻の確言に至る迄
私語から公言への道筋辿りて

それはいつでもどこでも
ほんとうにおこ ....
こんな小さなアパートで
小さな会社で

毎日毎日
実につまらないものでした

貧乏とは言わないものの
それに近い生活の中で
中途半端に腹が減るのは
なんとも情けない話でした

こ ....
買ってから
どれくらい経つだろう
黒色の電気ケトル

購入時は白が欲しかった
でも、在庫がなくて
この、いかつい黒を選んだ

最近は、沈黙することが多い
スイッチを押しても応えない
 ....
師走がすまぬという

みんな居なくなってすまぬという

 やさしい言葉をかけるのを躊躇う
 やさしい言葉が渦を巻いて襲ってくるのを躊躇う 
 助手席に乗せては苛々が募り
 飽きもせず ....
たんほぽの
綿毛がふわりと
飛んだような感触があれば
思い出してほしい
遠くに住んでいるあなたに
ひとめ逢いたかったのだと

カスミソウの
儚い面影があれば
足を止めてほしい
他人 ....
トマト祭で投げられた
トマトのように潰れている
投げた人らは楽しいだろうが
こっちはたまったもんじゃない

不可逆だよ ソースにでもしてくれ
あなたを苦しみから救えるのは



言葉だろうか

歌だろうか

休みだろうか

報せだろうか
 ....
+

 かわいい、
 やさしいことをしよう。

 朝焼けがすきだ。
 夕暮れのなかでお月さまを
 みつけることがすきだ。
 一度も開封されていない包丁の
 パッケージをみるのがすきだ ....
悲しみは
等分だって知っている

たとえば切なさが

怒涛のように
つんざく神の声のように
この
みすぼらしいしおれたこころを
たたっ斬ったとしても

たとえば香港だろうが
 ....
殴られない人は
死んでしまった
殴られる人は
生き残った
殴られる人は
卑怯で不誠実で
逃げ回っていて
でも事態を誰よりも
見抜いていた
だから生き残った
殴られる人ばかりが
生 ....
+

 ねぶくろを着こんでごろごろと歩きたいような気分かな。冬の洗礼を受けている。友人との待ちあわせの場所をスーパーマーケットのおそとのベンチと予定している。お送りするためのお手紙をレストルームで ....
時間は川に流れ込んで
海に注がれていった
思い出は沖の方の
船が網に集めている

オレンジ色が海面を揺らして
波の音がだんだん寂しくなる
水平線に飲まれていく太陽
思い出を吹き飛ばす風 ....
罪か ああ
物には罪は無い
物には罪は無いけれど
罪があるとしたら
人の行為(こうい)のある部分に罪がある

私には罪がある
私の罪は
私の罪に
ゆるされることはない
ゆえに
私 ....
若い人を見て

今の自分と比べる

ちょっと、お年寄りかな

お年寄りを見て

今の自分と比べる

ちょっと、若いかな

今は刻々と音もなく

未来へ進み、過去を刻む
 ....
私:今日は、公という概念についてその蓄積から教えて頂きたく、思います。
公というものは建前と見栄、世間体とも違うもっと深いものだというイメージがあります。
色々な視点がありますが、例えば子供が病院 ....
また帰ってきたぞえ
ひさしぶりやね
元気にしよった?
お母さんと仲良うやりゆうかえ
約束通りに
わかばと土佐鶴のワンカップ買うてきたき
まあ、ゆっくりやりや
そうやねぇ
一年でいろいろ ....
○「つながり」
山と川はつながっている
川と海はつながっている
海と空はつながっている
空と山はつながっている

自分と日本はつながっている
日本と世界はつながっている
世界と宇宙はつ ....
{引用=

心を鞭打つ海風を欲する日
波音もきびしく鳴り
冬が眠りにつくまえに
 海をめざす


息を荒げ 山の稜線を進みます 


遠く人知れぬ
潮騒がむかえ
曇天の 色を ....
その日レマン湖畔の夕暮れは
満月を覆い隠していた
暗い鬱蒼とした雲の翳りが
静かな湖面を映し出していた
「みんなで1つずつ怪奇譚を書きましょうよ」
11月の侘しい夜
メアリーシュリ ....
自然と目が覚めた

夜明け間近でまだ暗く
暗闇に揺蕩いながら
明けゆく空に
身を任す

誕生日
私が生まれたことに
意味はあったのか
なかったのか
たったひとりの自分に戻り
問 ....
あめに うたえば
ゆきどけの おと

もれえ いつか
たどおり めぶく
ひなたの ふきは
あすを しってる

雲を乗せたレールがひとりぼっちをすぎさり
ちいさな水たまりに気づけば一枚 ....
自由を想像してみよう
人を傷つけないで
人から決めつけられない
どのように思われたとしても
自分軸で生きて行ける

例えば苦境にある人がいる
優しすぎて傷ついてしまう
その心は解放を叫 ....
☆インターネットには毎日
人の情報があふれている
肝心の自分のことには無知のままだ

☆いつ死んでもいいように
生きていく心構えが大事だ

☆あいまいさこそ
日本人の知恵である
多様 ....
ひとり、笑っちゃう。
笑っちゃう、おもいで。

昭和の歌謡の歌詞にあるよう
大阪あたりの恋バナは

こぬか雨ふる御堂筋には、
歌のとおりの失恋もなく、

濡れても泣かないひとりの ....
降りだした雨は悲しかった
いつもの道に咲く花々も
項垂れている
朝は洗濯物が
どこのベランダでも賑やかだったのに
急に閑散として
残った洗濯物は何も言わない

こんなことを悲しいと思う ....
心を
傷つけられても
これは心の問題だ
心があるから苦しくなる
でもね
心が無ければ死んだようだ
いいえ
私には魂という命がある
この魂の ひみつには
誰もさわることはできない
こ ....
落ち葉
散った花びら


キャンバスに並べてみると美しい

失ったような気がしても
与えられているようだ


{引用=
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.b ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け前が一番眠い- 自由詩5*25-12-11
自由- 栗栖真理 ...自由詩3*25-12-10
冬の猫- そらの珊 ...自由詩12*25-12-10
思考力動- ひだかた ...自由詩625-12-10
彼が見つけたもの- 弥生 陽自由詩425-12-10
まだやれる- 花野誉自由詩11*25-12-10
すまぬ- 洗貝新自由詩12*25-12-9
花束- りつ自由詩4*25-12-9
ラ・トマティーナ- 天竺葵自由詩125-12-7
gargoyle- TAT自由詩225-12-7
かわいいやさしい- 百(もも ...自由詩4*25-12-7
等分の悲しみ- 秋葉竹自由詩225-12-6
殴る人- 紀ノ川つ ...自由詩125-12-6
さくらこ・イズ・ビューティフル- 百(もも ...散文(批評 ...4*25-12-3
時と思い出- 自由詩8*25-12-3
罪か_※(音楽付き)- こしごえ自由詩5*25-12-3
今の自分- 多賀良ヒ ...自由詩125-12-3
公とは、誰の味方でもなく、同時にすべての人の味方であろうとす ...- 鏡ミラー ...散文(批評 ...4*25-12-2
墓参り_2025- りつ自由詩4*25-12-1
独り言12.1- zenyama太 ...自由詩3*25-12-1
化石の物語- 月乃 猫自由詩15*25-11-30
ヴィルヘルムの鐘- 洗貝新自由詩7*25-11-29
ある朝に- りつ自由詩9*25-11-29
コロポックル- wc自由詩12*25-11-29
壊れものの自由- 杉原詠二 ...自由詩1+*25-11-28
独り言11.28- zenyama太 ...自由詩3*25-11-28
なみだ- 秋葉竹自由詩325-11-28
沈黙の聲- りつ自由詩7*25-11-27
心と傷_※(音楽付き)- こしごえ自由詩11*25-11-27
拾い集めてきたもの- 自由詩825-11-27

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