誰にもわからない言葉で僕に伝えてほしい
君の言葉を待っている
ただ君の本当の心のうちきかせて
そっと耳元で囁くだけでいい
君が発する言葉一つ一つが僕にとって心の糧となる

君にしか伝えられ ....
わたしの
わからない所で
泣いている
あなた
わたしの
睡ってしまった
間に

膝を抱えて
枕を濡らして
虚を見詰めている


どこかに居るようで
どこにも居ない

わ ....
いつも小さな棘が刺さっている
一つ取れてもまた刺さって
心に棘がなかったことがない
何かに浮かれて
表面上は陽気に振る舞っていても
少しでも冷静になると
小さな棘が刺さったところが
チク ....
 

素敵な時間を
ありがとうございます

ふるさとよりも暖かく
何種類もの海のうたが
一度に聴こえてくるような
初めの交響でした

いやなにも
心象風景を問うているわけでは ....
○「SeX指導」
学校では大事なことを教えない

○「キャッシュカードセキュリティ」
郵便局のATMでは
3回パスワードを間違えると使えなくなるが
窓口で無料で解除してくれる
ありがたい ....
偶然、ハートの形した
ポテトチップスが入ってて、手にとった
恋をしている人たちにいいことがあったらいいな、
うすぼんやりと思いながら口に込めた
出盛りのいちご安値や紅ほっぺ

梅雨前の草の伸びしろ如何にせむ

今時分あの里田植えしつらむや
俺は人間だ
猿がバナナ食うよりもっと信用に足る事実
トナカイに乗ったサンタクロースよりもっと信用に足る事実
でも事実なんてものこの世にはない
なぜならビッグバン理論はまやかしだからだ
世界が ....
窓際に 答えが 貼ってあった
コーヒーを飲み ビールを飲み ウイスキーを飲み
夜が来て 朝が枯れ またべつの夜が降りてきた
雨で濡れた道路が乾き あたらしい線が引かれた
見ようともしな ....
 ……あるいは、一編のミステリーとして。

 西行ほど、文体という皮膚に自らの内面を刻みつけた詩人はいないのかもしれない。彼の和歌は、一見してたおやかで、自然と融けあうように静謐だ。だが、丁寧に耳 ....
私にとって
時間は有限なので
いくら悲しいことばかりの
毎日だって
いつかは終わりが来るのだと思うと
そんなに辛くはない
それは嘘だけれど
私ばかりが悲しいのではなく
悲しいことに過敏 ....
眼前に ぶるり
震える頬の
密度、
何を識ろうか その想い

絶えて久しい肉身の刻印 、

ぱっくり開いた
ぬめる漆黒の口に
呑み込まれる
最低地点でこそ
初めて観識り得た、
 ....
目が垂れて睡りにおちる垂直に


滲みでる悲惨さに心が参る


皮肉にも肋が無くて助かった


お持てなし 持てあます梨 待ったなし


利己的に林檎をかじりお利口に
私の肉身の
今を生き生きと
筋肉の盛り上がりいき
けれども
着実に滅びに向かい、
私の魂の
今に思考し感じ行為し
未来を切り開きつつ
けれども
眠り入れば意識失い、

何一つ保証 ....
「タロット」

占いをしたの、
とり残されて。
気づいたら、
未来からの便りいがい、
なんにもなくなっていた。
さびしいね?
くちなしの花……
淋しいね?


「思い出の朝」
 ....
車窓から見える白樺の森

希望の街を後にして

着いたのは無人駅

ボストンバッグを肩にかついで

見渡す景色に唖然

世界でたった一人になったかのよう

同時に

心 ....
希望を取り戻したら
人を信じていた頃の歩き方の練習をする

夢中になれるものがないなら
ただ歩くだけもいいだろう

僕がどこまでも行けると思ってた頃
太陽がどこまでも暑かった頃
あなた ....
*人を信じることができなければ
ものを食うこともできなくなる

*信じられないことを信じる
というのがほんとうに信じるということである

*会うとほっとする妻であってほしい

*戦争に ....
{引用=𝘴𝘢𝘺𝘰𝘯𝘢𝘳𝘢、游ぐいきもの 透明な
さかなであることの等しさ

𝘱𝘭𝘢𝘯𝘬𝘵𝘰𝘯というのもいいかもしれない
水がないのに 𝘢𝘭𝘤𝘰𝘩𝘰𝘭を含むロに
  °

炭酸の泡が弾ける ....
天然でガスが出んねんて。
てんねんでがすがでんねんて


悔いて舞う雪、砂丘まで行く。
くいてまうゆきさきゅうまでいく


ひたすら空き家を焼き荒らす旅。
ひたすらあきやをやきあらす ....
句読点のように
あなたは
暮らしの中に
花を飾る

音符のように
あなたは
暮らしの中に
言葉を並べる

本の頁を捲るように
あなたは
暮らしの中に
楽しみを見つける

 ....
小さき窓を開けて夜空に質問状  世界を廻すのは 愛ではない。
    欲だ!

共産主義や社会主義は
机上の理想論でしかない

人間たちの我欲により
容易く崩壊する


ヨクヲ アマクミテハ イケナイ


 ....
 これが風景だって? 私はマーマレード・ジャムの小瓶のなかにあって、異次元の倒錯を経験している。──ここにも空がある。ここにも海がある。それらはオレンジの種であり、オレンジの皮である。<空・海。>── .... 普通の内容の事なのに
あるいはそこまで大したことじゃないのに
あるいは責め立てるようなことじゃないのに
深刻な事みたいに話す人が嫌いだ

罪もない人に対して脅しているのと同じではないか

 ....
なにやら
胸の奥が粟立って
仕方がないから
五月を
描こうと思った

ところが
緑の絵具を切らしていて
仕方がないから
青と黄の
絵具を混ぜてみたが

五月にはほど遠い

 ....
○「雨にも負けず」
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
 ....
吹く風と
包まれ包む
静かさに
触手伸ばし
響く聲 、

夢幻の現ヲ遡り

浮き立ち在るもの
輪郭ノ確かと
吾(あ)と繋がり
あれまなんぞよ
未だ体験せずと
破顔一笑 、
 ....
細い月は
つややかにしろくひかる
両端はするどく研がれて
夜を切り裂く
しずかに
きれぎれてふってくる
夜の
はぎれ

地上の犬たちは
それらを
おもいおもいに選んで
てんでに ....
17時15分、浴室の混雑が落ち着いたころ
Мさんの髪の毛を洗う
独特のウェーブが水をはじくので
シャワーが頭皮に浸透するように
丁寧に指でもむ
濡れた入浴着が脚にまとわりつく

Мさんが ....
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