「私春記」



 「あたしの洗濯カゴ触らないで。
  あたしのボディーソープ使わないでよ。」
 
 俺は、いったい何なんや!
 憤る 兄をなだめる母ありて
 娘の真顔に含み ....
──献杯の酒を飲む夜に

  * * * 

高校三年生の頃、僕は恋をしていた
あんなにも好きだった娘(こ)に
教室で話しかけることもできず
震えながら・・・告白しようとした
夏 ....
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ....
花菖蒲綺麗に咲いた公園にシャッター音の嵐が続く

四月から主治医が変わり若い人小さな不安幾つか消えた

五月晴れ気温は初夏を飛び越える冷房六月からの病院

県民の浜は賑やか夏だけは他の季節 ....
    「今日」



   足許が 冷たい

   濡れた路面に浸む夜の訪れ
 
    こんな日も

    あるのか

   早く帰って お風呂にでも入ろう。


 ....
生きることを
生活を
一生を
大事にしていきたい

母に抱かれ
あやされた
その日の私は
何を思ったか・・・

父の背に
孤独が
見えた日
私は何を感じたか・・・

 ....
○「寂しさ」
秋の夕暮れはやっぱり寂しいね
みんな寂しいんだろうね
寂しさは誰にでもあるものなんだろうね
子や孫に囲まれていたら寂しくないとか
金持ちは寂しくないとか
皇帝は寂しくないとか ....
いろんな色んな流れ

あらゆる方向から
押し寄せ押し返され
凝集し鬱積し
今という接点に
現れる常世からの無常、

カタチ在るもの感覚され或るもの

楽しみ狂い慈しみ投げ捨て 
 ....
歩くのが遅くいつも誰かに抜かされ
人の後を追いかけてる
私の後ろには何も無い
どんなに歩いても
どんなに走っても
誰かの先には行けない
はるか先に見えるものは
もう私は見る必要がない
 ....
世界は上手く出来ている
隅から隅まで上手く

何処に出逢いがあるか
わからないけれど
タイミングよく出逢う

自分だけの世界が作られる
それぞれに宇宙があるように
自由に作られていく ....
あなたの中に
花が灯ると
迷いの森の
出口が見つかる

あなたの中に
花が灯ると
憂いの雲間から
光が射し込む

自分の中に
花が灯ることを
あなたは知らずに
健気に微笑 ....
もう
どうでもいい

放てば
満ちる





またね


言える
ありがたさよ
三連覇すれば充分なのかもとカープのファンは四連覇願う

湖の綺麗な水に触れてみた地球の愛として湧き出た水

湧き水のお薦めの場所教わったやや山奥の薄暗い場所

世羅町は空気美味しい花の町観 ....
幽玄の
間合いたたずむ
人ひとり
忘れないでね
忘れるものかと
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない

続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう

自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく

その流れが続いて ....
朗らかな月食 良い人を食べる


正解のない生活に解説者


努力して奴は弩弓を引力で


七不思議 思慮の虜は皮膚の底


限りなく文学的なガスバーナー


ラブレター ....
猫が液体なら
花は気体だ
空が固体なら
あなたは液体だ

あなたは卵を茹でながら
何処へ行こうか考える
アンドロメダは遠いけど
映画館ならすぐ行ける

あなたは景色で映画を選ぶ
 ....
 特別に悲しいという訳でもない日
 行きつけのショッピングビルの喫茶店で
 夜のムードなソフトジャズが
 無機質に聞こえる 寂しさ

 スプーンで掬って 舐める
 ウインナーコーヒーの ....
その人の
思ってくれる
ように私は
生きられない。
ごめんなさい、と謝るのは
ずるいかもしれませんね
でもさ 私には私の生き方がある。

近頃私は忘れっぽくなった。ある意味
悪い物事 ....
もうさ
わたし
どんなんなっちゃうの?

このまま
思春期引きづってる
おばあちゃん?

ちょっと
手が触れただけで
ドキドキしちゃう
乙女な
おばあちゃん?

うっわ ....
雨が降り花は散りゆき葉桜に満開の時期ほんの一瞬

新年度始まり慌ただしい病棟色々変わる様々なこと

晴れた日は菜の花の黄色活き活きと健康的な想像させる

四連覇カープ優勝難しい?開幕戦は勝 ....
罠にかかった小鳥を
まだ暗い空に放した
迷いのない姿にほっと胸をなでおろす
百のけものが
身体の中で溶けて通らなければ
どんな鳥も放せない

太陽が空を焼きはじめるのを
部屋の影から見 ....
田舎で見る星空
邪魔なく綺麗に見える

星の数だけ
出逢いや幸せがある
一つ一つが輝くように

ロマンチックな気分で
楽しく過ごせる夜

星の数だけ
それぞれの想いが
形になっ ....
奥深く行く生く
意識の明度、
あくまで保たれ保ち
より明るみ明るませ
映るモノ 待つ


沸き立つ
思考という力動
今、静かさに
意識の微睡みの覚醒にて
感情を生き直観に捉えられ ....
いま生きながら埋葬されている
あなた
血の滲んだ手で墓掘りのスコップを握ってる
それもあなた

あなたのお葬式は
だれも知らないうちに行われる
正しい名が呼ばれることもなく
墓標もない ....
 かつて昭和記念公園でわたしは森忠明と歩いていた
 夏のあじけない夜でしかなかった
 わたしは師匠と話しながら
 東京都市の暑さのなかで
 これからの人生についてみじかい詩句をひねりだ ....
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!


泥が多いほど
大きな大仏を作られる。
とお坊さんが
教えてくれた
迷いなければ悟りなしとも


限(きり)が無い
命 ....
 一雨ごと秋が
 次第に充ちて来る
 野道行く行く
 さらけ出す
 心一つは鋭きものと今更に知る

 (西山は しぐれするらし一陣の風渡りたり
  道端、草葉にやすむ糸蜻蛉)
 ....
あの青い空の下に もう季節はかえらない

愛は贈るものではなくて
奪うものだという

君の十五才の陶器のくちびる
かわした言葉たちが ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
五行歌_二首- リリー自由詩6*23-11-1
……とある蛙さんへの手紙- 服部 剛自由詩1123-11-1
無期列車- リィ自由詩2*23-10-31
公園- 夏川ゆう短歌423-10-30
初めての五行詩_(二作)- リリー自由詩8*23-10-28
Life- ルルカ  ...自由詩6*23-10-28
独り言10.28- zenyama太 ...自由詩4*23-10-28
詩想28〇西門にて(改訂)- ひだかた ...自由詩423-10-27
無題- リィ自由詩1*23-10-27
何処に- 夏川ゆう自由詩223-10-27
花を灯す- 夏井椋也自由詩9*23-10-26
※五行歌_二首_「放てば満ちる」- こしごえ自由詩3*23-10-26
花々- 夏川ゆう短歌423-10-23
幽玄- 足立らど ...短歌323-10-22
※五行歌「ここに在る私」- こしごえ自由詩1*23-10-16
自分を信じる- 夏川ゆう自由詩423-10-13
月の火- 水宮うみ川柳3*23-10-11
液体- 夏井椋也自由詩10*23-10-4
水曜日- リリー自由詩12*23-10-3
空を忘れた鳥と私- こしごえ自由詩4*23-10-3
おばあちゃん- ルルカ  ...自由詩1*23-10-2
晴れた日- 夏川ゆう短歌423-10-2
朝の天使- soft_machine自由詩723-10-2
星の数だけ- 夏川ゆう自由詩223-9-29
詩想19〇五行歌形式、用いて- ひだかた ...自由詩523-9-27
いつしか百年がたち- 凍湖自由詩1123-9-23
夏のよるべ- 中田満帆自由詩523-9-20
※五行歌_三首「命は原初から欠けているから」- こしごえ自由詩3*23-9-19
あき- リリー自由詩9*23-9-16
あの青い空の下に・・・・・・- 藤原 実自由詩4*23-9-16

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