子供の頃から
使っている目覚まし時計

ソフトな音だけど
すぐに目覚められる
不思議な音

目覚まし時計がなければ
上手く起きられない

鳥の囀りをを聞きたい
爽やかな気分になれ ....
深淵はもう飽きました
表層に憧れてます
うらぶれた地質学に小さな納屋を建て
夕陽のことを考えて、戒名と共に暮らす
昨日の事を今日のように話す家畜と
生活の匂いのしない長さと
大小の容れ物に ....
今宵、
白い部屋に
在るもの在るもの
自らの輪郭を鮮明にして浮き立ち
回流する澄み切った夜の空気に
すっかり馴染んで留まっている
横たわっている私もまた寛ぎ
在るものたちと繋がり合う、
 ....
太陽が煮崩れてゆくよ

刻一刻と、取り返しがつかない程に

肉じゃがには男爵ではなくメークインだと

そう母は教えてくれたのに

きっと僕が買い間違えてしまったせいだ

だから ....
アスファルトが選ぶ雨は
どうしてこんなに優しいのだろう?
遠い昔に私が持っていたものを
まるで知っているかのようだ
 
まだ誰も数えたことのない数字が
見つかってしまうかもしれない今夜
 ....
雁首が








洞穴の奥




火を熾し










冷たい指で何度も死んだ ....
蕾さえ開かなくなったこの部屋であなたがいなくてどうして眠るの


なぜだろうマフィンが今日はすごくかたい あした世界がおわるからかな


刻まれた時間のそとで落ち合おう 蕾、マフィ ....
コーヒーの淹れ方なんて知らないけれど
私は私に会いたくて今日も豆を挽く
今朝の太陽はどんな顔?
眉をしかめたってバレバレ
私とあなたを隔てさせる分岐点
それを見つけ出すつもり
だから心配し ....
もののあはれとはそれは
風の包帯
先だつ批判をやわらにつつみ
まるで
{ルビ苫屋=とまや}に吸われるもんしろ蝶
ひなたの蜥蜴
春の
ことぶれとも
本を読み知れば楽しい世界ある何も知らない世界山積み

カレンダー捲り時間の流れ知るあっと言う間の一年だった

映画見てラストを想像してばかりがっかり感が漂う映画

散歩道季節で変わる花の種 ....
のみこんだ言葉が僕の夜になる



壊れかけのゲーム機懐かしい形



夜に降る欠片をいつも見てた人



実在しなかった日々に暮らす手紙



墓のなか きみは後悔し ....
ねぇ、帰らないでよ
君の自転車の反射板の光、
今すごく良い感じなんだよ
青と黄色が溶け合ってて美しいんだよ
だから帰らないでよ
僕とここにいてよ
こんな、しがない夕方だけれども、
コ ....
ラブソングという名前の正方形



いつもの日 いくつもの日々 積もる日々



どことなく小説みたいな口説き方



とどかないこと どこまでもとおい午後
死の前日の君へ、死の翌朝の僕から

忘れ物を届けたい。このささやかな詩手紙で。

どこかへしまい込んだまま
すっかり埃まみれなまま もはや記憶だけのままの
使う事もなかったアレは、かなり貴 ....
 ・・・・・なむ・・・きょう・・

 静かに落ち着いて聞いていると

 ところどころにしか聞き取れる言葉はないけれど

 手お合わせかみしめていると

 水のように心に体に

 ....
今回も首の皮1枚繋がって、
切り口からはえてきた新しい顔。
1920年代も不安だった。
ハイデガーの哲学に希求した者たちも多くいた。
2020年代、世界は危機である。
でも日本はあいかわらずである。
イスラエルはいち早くワクチン接種している。
日 ....
入口と出口を外へ持ち出した


出口まで出会ったものを持っていく


一口には言えないことを口々に


思い出の中で出口を思い出す


入口で出くわしたのは自分だった

 ....
信濃毎日新聞という故郷の新聞に、むかし、俳句を投稿していた時期がありました。何度も投稿したものの全部没で、一度も俳句欄に載ることはありませんでした。一度でも自分の書いた俳句が新聞に載っていたら、ど .... 物心 コップの水が有限のようにも無限のようにも思った。



音なしで大人しいけど画面から騒々しさは想像できる。



歩くたび無数の宇宙を踏みつぶしている気がして、靴底の黒。
 ....
助けてほしい
誰にも負けない
力があるのに
誰より何も出来ない無力な
力のある無力な僕を
助けてほしい
僕は誰もいない部屋の中にいる
そして上流から流されてきていたいくつもの流木を思い浮かべている
僕は アパートの一室で
昔住んでいた街の風景を見ようとしていた


そして かつて思い描いてい ....
古いビル壊され何もない空地子供心は公園望む

古い地区何処の街にも存在し歴史伝える資料館ある

鳥の声聞いてすんなり目が覚めた日曜の朝自由を開く

有害なもの何一つない田舎ただ純粋な心に変 ....
病だれの貴様の苦渋に満ちた顔を
幾分かの罵りと叫び声の木霊する彼方へ押し付け
やんごとなき事情に濡れそぼったフリをする

破れかぶれな心情と堪らない愛撫の誘惑に負け
しどろもどろな自分をカノ ....
机の上に延びる
湯呑みの影が
お地蔵さんの姿に視える、夜

――もしや

目に映る風景の
あちらこちらに宿る
心というものか
気が遠くなる
丸い三角や四角が浮かぶ
この静けさに包まれ
気が遠くなるよ
やがて深く沈んでいくんだ
この静けさに呑み込まれ

静けさの
深淵が奏でる
 全て諦めたとき
静けさが
 ....
{引用=あなたにとってはつまらないものでも
わたしにとっては宝物なのよ}
きるからころから
 きるからころころ

キラキラした音が耳の夜に
温かい雨のように
降りしきってくるのを幾らでも 溢れるまで
宝石箱にしまおう

こぎん糸を 祖母とほどいて巻きなおした ....
あなたが深く絶望するとき
世界は絶望するけれど
その世界はぼくの世界とは違うのだけれど
そのことでごめんなさいと思うのは
あなたの絶望の世界のなんだろう
ぼくは
まあこんな人間でやってきた ....
そのキャッチコピーをナイスキャッチした


名前より前からお前さんがいる


アニメオリジナルの髪色と口癖


たとえ忘れても亡くならない心


あの人の小説みたいに降った ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
目覚まし時計- 夏川ゆう自由詩321-2-13
CROW- 妻咲邦香自由詩221-2-12
在るものの開け- ひだかた ...自由詩721-2-12
太陽が煮崩れてゆくよ- クーヘン自由詩6*21-2-12
- 妻咲邦香自由詩7*21-2-10
雪月花- TAT短歌321-2-10
蕾、マフィン、そして明日- はるな短歌721-2-9
パン・ド・ミー- 妻咲邦香自由詩321-2-9
ことぶれ- 道草次郎自由詩11*21-2-9
散歩道- 夏川ゆう短歌521-2-9
のみこむこのみ- 水宮うみ川柳2*21-2-8
帰らないでよ- クーヘン自由詩2*21-2-5
正方形- 水宮うみ川柳5*21-2-4
底を浚って- ハァモニ ...自由詩221-2-4
お経の響き- 佐白光自由詩3*21-1-30
【また来て斬首。おはよう新顔】_- 足立らど ...自由詩521-1-30
哲学などいらない- ナンモナ ...自由詩4*21-1-28
出入口- 水宮うみ川柳1*21-1-28
俳句の良さについて- 道草次郎散文(批評 ...6*21-1-28
手紙が飛んだこと。- 水宮うみ短歌6*21-1-27
- リィ自由詩2*21-1-27
流木を見た街- 番田 自由詩321-1-27
日曜の朝- 夏川ゆう短歌221-1-26
美女と野獣- 二宮和樹自由詩121-1-25
ひと影- 服部 剛自由詩821-1-24
後もう少し- ひだかた ...自由詩821-1-24
おまもり- 津煙保存自由詩4*21-1-24
星を縫うひと- 田中修子自由詩1121-1-22
水は流れるところへ流れる- 道草次郎自由詩7*21-1-20
オリジナル- 水宮うみ川柳4*21-1-19

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