涙の夜に
生と死を思い
絶望を失った
私は
今を生きる



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
 
 夜、ベッドに入って

 まぶたを閉じる

 色をイメージする

 漆黒では眠れないし

 純白にはなれないし

 暑くて寝苦しい夜は

 涼し気な薄水色

 悲しい ....
今の生き方を否定したら
死ぬしかないかもしれない
それでも今の生き方が嫌なら
自分が変わるしかない
どうやって

今までについた癖
消すのはムズい
取り柄が見つからない
良いところを ....
{引用=○備忘のことⅰ(倫理)

許すことのできる人は
許される熱をもつ人
それはまるで
書く術を知る人が
熟読を心得ているかのよう


○備忘のことⅱ(微熱にて)

上顎が痛痒 ....
短気は損気
急がば回れ

自戒する私の
空はどこまでも深い



苦しい
こころ

よく味わう
生(せい)



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
左手に包装紙から突き出たハンバーガー

右手にスマフォ をしっかりと掴み

お目目は右左上下に自由自在に動く

スクリーンに目を合わせると

脳はもっと、忙しい

口の中の歯を ....
誰もが知る肌に
夏の落ち着きを失った季節は、
陽のわずかな傾きに
秋を告げる

沈黙をやぶる囁きに
自問自答をとめる

潮の香りは、さやけき潮の音
反射する 陽炎のひかり
 ....
大草原を駆け抜け
廻り続けていく車輪
魂の淀みを抱えながら
自らの汚濁を振り払い
まわるまわるくるくる廻る

深く紫に沈む葬送の列を打ち刻み 

死者から生者へのキッス
媒介しながら ....
漫画って
なんて素晴らしいんだろう

小4の春でした

漫画家に、なりたい

絵は上手かったのです

絵は上手い?

やっぱ画家になろうかな

うーんでも
今どき画家じゃ食 ....
着信音
表示された名前に
息を飲んで
恐る恐る応答をタップした
紛れもない
あなたの声

嘘みたいだと言ったら
嘘でーすとふざけてきて
一気に緊張がほどけた

少しも迷いのない
 ....
 

サザエさんの中にある
あるいはまる子ちゃんの中にでもいいのだが

スマホもPCも大型TVも無い時代
ほんとうは
もしかしたらエアコンさえ無かったか

こたつみかんに紅白歌合 ....
歴史ばかり雄弁な片割れ石碑のどこにも書いていないが
多賀城の南門から素足をのぞかせた未開の少女が入ってきて
わたしの首になめらかな両腕をかけて影へみちびきいれた
そのときからわたしの胸には真紅の ....
ボクがいなければ、

キミは動けないね!

それはおたがいさま

でもボクは動いてねと

指示しなければ

キミは動けないよ

ボクが動かないと

キミの思いとおりには ....
参るし羽は弱々。ヨハネ走る今。
まいるしはねはよわよわよはねはしるいま


靴、誤魔化した私がまごつく。
くつごまかしたわたしがまごつく


だがリフレインは動く。広範囲レプリカだ。
 ....
「秋、遅い」云ったってあたしゃ知らないよ、まる子みたいに横向きくちぶえ あなたが死んだその日から
あなたがずっとそばにいる
あなたが生きたあの日々は
わたしの記憶の外にいるのに





あなたが死んだその日から
世界は少し嘘っぽい
あなたが夢に顔を ....
私はいつも
世界と向き合うと
身構えてしまい
端から太刀打ちできないと
首をすぼめていたけれど
今の若い人達は
臆することなく
自分の生活の延長線上で
世界を捉えているのではないか
 ....
せん風機と
みんみんぜみと
こおろぎが
同居している
夏と秋のさかいめに



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
トーテムポールで隊列行進
宇宙バルーンが吹っ飛び
目ん玉に空の切れはし
鏡を割る
いけない子だと鵲が水浴び
西成の醸造アルコールで
ラジオがシャットダウン
ブスの破壊力をブラックホールが ....
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

 ....
ウフフ
私には権力者がついてるの
だから私を怒らさないほうがいいわよ

と彼女は言った

しかも二回。

あちらで、そちらで。

そう?だからなに?
私は答えた。
虎の威を借る ....
バスタオル干してる二の腕のとこ
おとうさん
姿見の中の姿見
おとうさん
切りにくくなる足の爪
おとうさん
蛍光灯の下の剃り残し
おとうさん
午前四時三十分の仄明かり
おとうさん

 ....
身なりはキチンと
清潔感を大切にし、品を持つ  


ウェアはシンプルに
洗練された装いで心を整える  


食は大切に
栄養を考え、心と体に優しい食事を 
 

整理整頓 ....
吃音の恋人の鳴き声は
滞る渦の中のガラス片
あるいは雨の日の蝶の瞬き
細かく光りながら吸い込まれていく

恋人 君の縺れを
優しい泥のように愛している
 




もし空にこころもズレもないのなら真っ正直さが照れる田園
忘れていませんか
と自分に問う私を
失われた記憶の空は
いつまでも青く
青く広がっている

絶対的に 失われた存在は
二度とここに戻って来ない
これでいいんだ
と自分に言い聞かせる私 ....
ある意味
本物だけが
残る
残った存在を
大事にしよう



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
気がつけば齢80才

モタモタしてるうちに八十年を過ごした

自分は年寄かどうかわからないけど

ヨボヨボな体

トロトロな動き

ワガママな言動

カアット血が上がる
 ....
見知らぬ友よ
涙が溢れているのだ
刮目の目に涙が
私は来た道を失い
行く道を失くしていた
夜の帳の底君に出会い
私はどうやら
薄光を見た
やがて軽やかな曙光へ
その光が変わることを願 ....
知らない風景の
絵を買おう
違う世界への入り口
絵の中で
生きるを楽しむ

たらら
たらたらた

難しく感じる
生きてゆくことを
絵の力を借りて
やわらかくしていくんだ

 ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1979)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「絶望を失った」- こしごえ自由詩12*25-9-21
おやすみの色- おやすみ自由詩325-9-20
ムズムズい- 自由詩10*25-9-19
メモⅴ- 道草次郎自由詩625-9-19
※五行歌_二首「短気は損気」- こしごえ自由詩4*25-9-18
ワタシは忙しい- 多賀良ヒ ...自由詩125-9-15
回帰- 月乃 猫自由詩12*25-9-14
まはる(改訂)- ひだかた ...自由詩8+*25-9-14
将来の夢- カッラー自由詩625-9-14
迷いのない声- 自由詩625-9-13
- 秋葉竹自由詩3+25-9-13
真紅の門からひろがる空漠をぬけていく南風- 菊西 夕 ...自由詩6*25-9-13
ココロとカラダがケンカしてます- 多賀良ヒ ...自由詩425-9-12
涅槃の羽(回文)- 水宮うみ自由詩125-9-11
はたけ、こころの短歌- 秋葉竹短歌325-9-11
あなたが死んだその日から- 自由詩725-9-10
若い人達に期待するしかないのではないか- 花形新次自由詩425-9-10
※五行歌「夏と秋のさかいめに」- こしごえ自由詩6*25-9-10
シュールレアリズムに関する持論_X(Twitter)より抜粋- りつ散文(批評 ...5*25-9-10
夏を_失った_秋に- こしごえ自由詩7*25-9-8
権力志向- りつ自由詩3*25-9-8
夏の終わりに- 道草次郎自由詩625-9-6
100歳までのゴールデンルール- 多賀良ヒ ...自由詩425-9-6
縺れ- はるな自由詩625-9-6
テレ- 秋葉竹短歌425-9-6
送り火- こしごえ自由詩8*25-9-4
※五行歌「本物だけが_残る」- こしごえ自由詩3*25-9-4
80になって分かったこと- 多賀良ヒ ...自由詩325-9-4
友へ- 降墨睨白 ...自由詩4*25-9-4
絵を買おう- 自由詩10*25-9-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66