開け放たれた窓から
少しずつの午後が入ってくる

空港は徐々に丸みを帯びて
羽の重みに耐えかねた蝶が
不時着をしている

机の上には生まれたての雲

いくつか家の事などを済ま ....
麦を収穫したからこれでお酒を造ろう





小麦で造る





大麦で造る








 ....
至る所で見かける
綺麗なイルミネーション
年々レベルアップ

団地などでも競い合うように
綺麗で穴場になっていく

イルミネーションが
なければ冬は寂しい
寒いだけの夜の空間

 ....
黒い鳥を探してるんだ

みんなが見たっていうから

どこを探しても

残りがみたいなものばかりで

ひょっとしたら

そんな鳥なんていなかったんじゃないかと

思ったりもし ....
スーパーの広場で夜市行われ子供喜ぶイベントもある

中心街離れた場所に次々とショッピングモール最初だけ混む

お洒落な海岸通り良い風が絶えず吹き抜け居心地がいい

昨日まで暑かったのに急激 ....
古の占い 石が右に在る


二次元の架空の空に架ける虹


伏線は不鮮明な付箋めいた


月の重みで腫れていく海と空


鉄の音 空中と手をつないでる


お葬式みたいに ....
将棋界が面白くなって来た

ここ数年
不振にあえいでいた羽生九段が

近頃
かつての強さを
取り戻しつつあるようだ

99期という
中途半端なタイトル獲得数に
イライラしていたフ ....
いぬを飼いたいな
でもいきてるいぬは
死なせてしまいそうで
かなしいし
かわいそうだな

だから
いぬの幽霊を飼いたいな
いぬの幽霊を飼ったら
最高の名前をつけて
毎晩おなじ布団で ....
一度だけ口に合わない焼きそばに出逢い何とか全部食した

雷が夜中中鳴り恐かった飼い猫たちは私にくっつく

空揚げの揚げる音聞き美味しそう外はカリッと中はジューシー

外人の作った肉じゃが頂 ....
教えてくれよ
それが答えならば
僕はどこへ
もう歩けないよ
勘弁してくれよ

間違えたなら
そのままで
積み上げて
いつか崩れて塵となる

僕のかいた絵は
いつか消された
落 ....
旧い映画を観て

思い出す

昔の 悲しみ

大画面の なかでは

むかしの 美女が 踊る

私が 観ていたのは ミュージカル

美しい 女性が 織りなす 夢の 数々

 ....
夜に浅い眠りを過ごしていると
その夢のなかにどこかとおくの
海の波の ざわめきが入りこんでくる
未来への何かの予兆か
遂げられなかった過去の思いへの悔恨か
そのざわめきはこの脳を支配して
 ....
ぽかん、ぽかんと
生きている

危機に瀕しながら

生き生きとして
地を踏み締め
天を見上げ
海を想う



夕陽に燃える
水平線、
湾曲して
波逆立ち
溶けていく
 ....
笑いながら枯れていった
夏草の影は
種子を残さなかった
わたしたちの手のひらには
やがて海が降り始めた
砂の建築物がぽつぽつと建って
線路が敷かれた
私鉄沿線沿いの小さな部屋で
わたし ....
和菓子食べ程よい塩気お気に入り飽き飽きしない伝統の味

鰯雲落ち着いた日々手に入れた湧き出る自由身体を包む

洋菓子の甘さが香るミルフィーユ重なり合った美味しさ発見

ラーメン店行列のない ....
もう生きることにしか意味がないから。




老壮(老子、荘子)の世界に遊ぶ。




老壮の世界は、世間から突きぬけた世界だから

そりゃあ寂しいはずだ。

 ....
猫が見ている

私は悪いことはしていない

それでも猫はじっと見る

正しく生きようと思う

うちに猫はいない

タオルハンカチにプリントされた猫

それでも猫の目は

人 ....
 

夜明け前の 夜の並木道は 倫理的な道だ 

夜の静けさのなかで 樹々は眠っている 

星々は 満天の 空に 輝いている 

小鳥も眠っている 

樹々も 小鳥も 静かで 
 ....
引っ越しはないけれど
引っ越ししたらどんな感じだろう

地元を離れたくない
転勤のない職場
無意識に選んだのかも

実家を離れ独り暮らし
そうは言っても実家まで車で五分

友達もた ....
沈黙の朝に静かに蟹沈む


句読点たちを河原で集めてる


得体の知れない液体への期待


世迷い言 予言名言謎めいて


寂しさを大事にしまう雨の指
要は物理の世界ならともかく
普通に生きている毎日では
鍋はいきなり煮えたぎらない

誰でもわかる摂理の
紐づけができないと
陰謀論がやって来る

私は詩人になれぬ理由があり
悲し ....
周りは林檎園ばかり
空気はほんのり林檎の香り

種類が多く
食べ飽きることは少ない
赤い林檎は美味しい

貰ったり
あげたり

土日祝日は人でいっぱい
林檎狩の人でいっぱい
静 ....
連続する正のピタゴラス数として唯一無二の三と四と五


腐の数を使ってるから交換法則が成り立たない掛け算


数学は頭痛と楽しさをくれるけど、泣かせてはくれないんだなぁ


微分され ....
フォーラムにいらっしゃるみつべえさんからいただいた個人詩誌『卵』11号に、電子詩集作成記があり、私信でおっしゃるには「簡単ですよ」とのことで私も作ってみたくなりました。
文字を電子書籍向けに変換した ....
あめが ふってる

あめが ふってる

あめが ふってる


あめが ふってて

なんか かなしい


うん


あめが ふってる

あめが ふってる

 ....
ロマン呼ぶプラネタリウム人気ある星の魅力を伝える語り

秋になり最初に彼岸花が咲く秋の流れを掴む人々

コンピューター台風進路予想する計算されて導き出される

大通り抜け角を曲がれば砂浜へ ....
光が射した
一瞬の出来事だった
真っ暗な私の心に
光が射した
光はどんどん広がり
私の心を一杯に満たした
ある日の出来事だった
コンサートの演目が残り少ないころにぼくは生まれた
終電の網棚にある週刊誌ほどには世間をしらずに
世の中にはどれだけの情報量が飛び交っているのだろう

量子コンピューターの時代に8ビットの
演 ....
太陽が陰に隠れた隙の月


名前から抽象的に広がった


未知満ちる道を my go 舞う迷子


実体のない実験の実体験


頑なに語らなかった固い肩


太陽は勿体な ....
いくつかの枝葉をのこして、花を切っていく。もっと沢山の花を咲かせるために必要な処理だ。
そして、わたしたちはまた違う街へきた。

これまででいちばん短い期間での引越しだった。短い春と長い ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青空- たもつ自由詩722-12-8
寒山&拾得- TAT自由詩3*22-12-2
イルミネーション- 夏川ゆう自由詩122-12-2
ロックバンドに献上したい- うし自由詩122-11-29
戸惑う- 夏川ゆう短歌122-11-29
そらした- 水宮うみ川柳2*22-11-26
帝王の復活- st自由詩322-11-25
いぬの幽霊を飼いたいな- 凍湖自由詩822-11-24
肉じゃが- 夏川ゆう短歌122-11-21
- 暗合自由詩222-11-20
私は_あの頃の_悲しみに_敬意を_表する- ダンテ  ...自由詩122-11-20
夢の潮騒- 岡部淳太 ...自由詩622-11-19
ぽかんと生きて- ひだかた ...自由詩3*22-11-8
Sea__of__Love- ちぇりこ ...自由詩822-11-7
ラーメン- 夏川ゆう短歌122-11-7
老壮(老子、荘子)の世界に遊ぶ- ダンテ  ...自由詩322-11-6
猫の目- 木葉 揺自由詩522-11-6
世界と私の始まり- ダンテ  ...自由詩122-11-4
地元愛- 夏川ゆう自由詩222-11-4
丸い雨- 水宮うみ川柳4*22-11-1
詩人の時代を夢みて- 足立らど ...自由詩322-10-28
林檎は赤い- 夏川ゆう自由詩722-10-28
算数- 水宮うみ短歌3*22-10-26
電子詩集を作ってみたよ- ふるる散文(批評 ...322-10-26
あめが_ふってて___なんか_かなしい!- ダンテ  ...自由詩222-10-25
秋めく- 夏川ゆう短歌422-10-24
- 渡辺亘自由詩222-10-24
ありがとう- マークア ...自由詩1322-10-21
隙間- 水宮うみ川柳3*22-10-16
メモ- はるな散文(批評 ...422-10-16

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