蝉の鳴き声と赤ん坊の泣き声がこだます 夏の朝に
いくつめかの台風の いくつもの風が小さく渦巻いている

まだ
窓辺の風鈴を鳴らすこともなく

起き抜けの肌を
割れた鏡のような朝の破片に
 ....
かの日々に似るを恐れよ原爆忌 会話
コミュニケーション
喜怒哀楽
知人

イメージ
想像



ワンルーム
独り
 
茜、

なびく




霞、

たつ

この道で


ひらり、ひらり、舞っていた

幼き、日の

彼岸花
次元を超えて夢をみる枕元


ものがたり ともに暮らした者があり


指先に入道雲を浮かべてる
緩やかな線をなぞる
夏の緑は柔らかく
重い湿気を帯びた風はどうしたって
髪の毛に重くまとわりついてくる

懐かしい、
日焼けした屋根の淡い色々と
建物の隙間から日焼けしたセーラー服が覗い ....
 真似するくらいならなり切る

 退屈一つ振り払いまた一つ

 つまらない奴に恐縮し過ぎた

 坊主好きでもお経は苦手

 寒村に路面電車を見た
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
 
 失われた薔薇の花と団欒
 終わった関係と更地
 虚脱の時を刻む秒針

静まっていく
 ....
前期の授業最期だった。
無事過ぎたことが何より嬉しい

友達は一人もいないけど。
とにかく次の目標は、再試験を受けずに済むことだ。
がんばれ私
あの人も頑張ってる
壊れたピアノがひとりでに鳴って
夏は残酷にあざやかに夏のままだった
空は記憶のモザイクだった
鳴きしきる蝉の声と
ひとりでに鳴るピアノの不協和が
けれどなぜか心地よかった

記憶のモザイ ....
大晦日今年最後の日を過ごす感謝しかないこの一年に

初日の出パワー貰っている感じ全身全霊パワーで溢れる

お勧めの温泉旅館友に聞く「教えたくない旅館もある」と

旅行先その場その場で食べら ....
画面には
今日も嘘があふれていて
私は何度でも
立ち止まってしまう

あなたの清らかさ
身勝手な才能を
今日もここから見ています
探さないで
  
甘い言葉に群がる鳥たち
それ ....
始まったコロナ禍五輪後の世界樹の下で芽吹く新しい生命は       わたしは考える
      寂寥について
      独り寝について
      細胞のひとつひとつに
      寂しさや孤独、不安が
      住み着いているのだ
  ....
パラダイムシフトが起きたパラダイス


その星はなくなっていく 繰り返す


お話は遠くはなれて詩になって
夏は静かな川遊び
彼岸に逝く人
此岸に来る人

水の流れは絶えずして
海の潮を落としては

彼岸から此岸まで
川から河童もやって来る
記憶の黒点だった
太陽の鏡の目蓋の中で
ある者は熱に歪み
ある者は乾いて燃え上り
誰もが己の影に憩いを求めては
その微かな流れの干上がる時を待っていた
わたしは 光を青く投げ返す黒蝶が
 ....
目を閉じれば
あの時のあなた
鮮やかに
目の前にいるかのように
誰よりも綺麗でした 
あのあなたは 
あの時のあなたは

大袈裟ではなく
嘘偽りもなく
あの時を潤すように
 ....
無数の数字が詰まった無に夢中


原風景は鮮明になっていく


地頭が良さそうな地鶏の地声


きみの手の遠くにある夏 連れていく
雨が降っている間は
動かないでいよう

ズボンの裾を折り返して
恥ずかしい靴下を
誰かが笑ってくれたら

ピンポンみたいな会話で
飲みかけのコーヒーにも
負けない温かさが
胸を通り ....
梅雨明けした後
夏の暑さがやってくる

冷房の効いた部屋
一度入れば出られなくなるぐらい
心地良い涼しさで満たされている

夏は暑いもの
それは変えられない

薄着になれる季節
 ....
ほたるが咲くよ

あの海に


あわの岸辺も

ゆうらり、小舟


笛のしらべが

とどく頃


お母んも、きっと

見ているだろう







 ....
 富士山から逃げおゝせ異国に入る

 波音に目を閉じて高田松原

 春風の中 いちごに恋寄せる

 心奪われて奪い返せず

 まっすぐ進めど波が足掬う
言葉が滑り落ちていく
そんな時間が長引いて焦る

私はごはんを食べる
私は眠る
私は少しは掃除する

大事な何かがないから
言葉がくっつかないんだ

ばらけた言葉を集める
集めて ....
碧天の月、
祈り続ける意志

巌は翳り
雨は降り
濡れて天に
戻る時

煌々と月、
澄みわたる
昼間、干しておいた敷き布団

どこか小麦の香りかな

ひとまず、嗅ぐ

犬になる

犬になっている暇はない

はやく眠らねば

眠らねば、ならぬのに

やはり小麦の香り ....
カーテンが揺れていた
青い風を運んできて
そのちいさな永遠が
うぶ毛を撫でるしっとりと

もう
起きたらいいのに

清らな嘘をついてもいいなら
ずっと君とこうしていたいんだ
 ....
キミがそこからいなくなっちゃったので

今はそこにキミのりんかくが幽かにあるだけだ


キミが笑っていたときの

泣いていたときの


壁紙には昔飾ってた額縁の

柱にはねじ巻 ....
      短い髪が好きだ
      短い爪も好きだ
      髪には白いものが
      手にはしわが刻まれた
      時は経つ
      何もしなくても、 ....
焦げ目つくソース焼きそば癖になる絶賛される老舗の店主

ふりかけの種類豊富に存在し好き嫌い多い子供の味方

雪深い土地ではいつも雪下ろし自動化出来る装置が欲しい

海岸の冷たい風が痛々しい ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1790)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜にそなえる- 末下りょ ...自由詩5*21-8-7
かの日々に似るを恐れよ原爆忌- 酔横俳句321-8-6
屋内- ヨロシク自由詩121-8-6
ライカ- 令和9年自由詩321-8-4
明日のこと- 水宮うみ川柳2*21-8-4
シャッターチャンス- ゆるこ自由詩321-8-4
自由律俳句「食べられる退屈」(70)- 遊羽俳句221-8-4
その時その瞬間- ひだかた ...自由詩721-8-3
看護学校日めくりカレンダー8月3日- 杏っ子自由詩521-8-3
壊れたピアノ- 塔野夏子自由詩4*21-8-3
旅行- 夏川ゆう短歌221-8-3
水平線- umineko自由詩4*21-8-2
コロナ禍五輪後の世界- 足立らど ...短歌221-8-2
揺るぎなきもの- 石田とわ自由詩9*21-8-1
パラレル離れる話- 水宮うみ川柳2*21-8-1
夏休み- ひだかた ...自由詩921-8-1
おまえがアーメンとは言えないものを- ただのみ ...自由詩4*21-8-1
鮮や懐古_艶や回顧_仰ぐは蚕- komasen333自由詩1*21-7-31
撫でられた- 水宮うみ川柳3*21-7-31
silence- ミナト ...自由詩121-7-31
夏の暑さ- 夏川ゆう自由詩221-7-30
ねがい- 令和9年自由詩321-7-30
自由律俳句「食べられる退屈」(67)- 遊羽俳句221-7-30
ばらける言葉- 木葉 揺自由詩121-7-29
戻り道- ひだかた ...自由詩1021-7-29
犬になる- クーヘン自由詩6*21-7-29
幸せな時間- 秋葉竹自由詩521-7-29
輪郭- 墨晶自由詩6*21-7-28
時を生きる- 石田とわ自由詩4*21-7-28
焼きそば- 夏川ゆう短歌221-7-27

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