爪を剥がす
わたしの指は二十本あるので
二十回できる

それはやさしさの残機

不安に駆られるゆうべは
脳を取り出して洗う
ホームセンターで売ってた一番強い漂白剤に浸けて
洗面台でじ ....
秋らしさはまだ感じない
まだ夏が強い状態
でも微かに秋は来ている

薄いイメージのある夏
色濃い秋と交わる

秋が加速する
そうは言ってもまだゆっくり
少しずつ変化していく

微 ....
やったーっ!
ありがたい
さて
銀河の岸で
小鬼へ手をふる私
あめ
ひと
設計図の無い
みずすましの痕
フロウ
触れて
薄い指先に
不在が
あるから
テレビジョン・
セットの
お笑い
本当はみんな
はぐれて
いきたい
末広通 ....
帰路は
新月にしずむやみのはし
こと座に一服

リリ、

(きこえた?
(ああ、きこえたよ
(鳴いてるのかな
(鳴いてるのかもしれないね

夏を野辺送りし秋がやってくる

猫 ....
良い旅がしたくて調べまくる日々長い連休仕事で埋まる

大通り車の音が絶え間なく落ち着きのない雰囲気嫌い

街角で道を聞かれる三回目昨日は五回もっと多い日も

南国のリゾート地には人ばかり裕 ....
帰宅途中の
夕雲の群れに
滴るように
求めながら
どこにも空きは
現れない
千切れそうな
心持のなかで
言葉だって
ひとつもない
暗い朝もあるさ
明るい夜もあるさ
どっちがどっちで
どっちがいいの?

悲しい幸せもあるさ
楽しい不幸もあるさ
場合によっては
場合によっては
他人事なら、、、

痛い成功
 ....
良い旅がしたくて調べまくる日々長い連休仕事で埋まる

大通り車の音が絶え間なく落ち着きのない雰囲気嫌い

街角で道を聞かれる三回目昨日は五回もっと多い日も

南国のリゾート地には人ばかり裕 ....
セプテンバー(September) 〜オフコースのI love youを聴きながら


9月から始まる凪の残酷は
冬の訪れに備えるようで


垂れ流されたニュースを
僕たちは見続け ....
私はもう、何も要らない。
ウォークマンに、遠い、遠い空を入れて、
病院の屋上でギターを弾いていたい。
空の白い魚を釣るように、
電線に永遠を見るように、
ただ嘘に塗れたこの世界で、
与えら ....
愛とセックスに溢れた人と

愛とセックスとに無縁の人が

一つ屋根の下 情を紡ぐ

具体的ではない状況に

私は至極 はにかんだ


石のように 何もなく在ればいいのに

長 ....
  ・{引用
            ⚪︎}
   波音 のない夜の海の
   靴底の湿りけ。
   波の 、{ルビ音=ね}に

{引用=
    𝘹 }
{引用=なにも 想うことは  ....
眩しくて瞼を不満げに閉じて


末梢を抹消するのを待つとしよう


それ故に故郷の音が即響く


明暗のみえない日々に月の音
あなたのせかいにはわたしがいましたか?いなかったとしてもつづいてきたかんけいが、いまをきづいたのです。せかいじゅうにだいじなことをつたえたい。そのいっしんはわたしにはなく、けっかとしてあるのは。じんせ .... 砂粒がかがやくと
水際はふたたび沈んだ
土用の波が音をたてて崩れる
台風前の静けさが
妖しい雲に包まれていた

あの賑わいは、
もうない
貸しボートも
焼きそばも
かき氷もやってい ....
水分が奪われてゆくので、
たすけてください、
夏野菜さま。

あなたがそんなに潤うわけは、
あなたが夏を生きるため、
単純明快です。

なれど、
お恵みください、
干からびそう ....
濃い青の空に
白い雲の城砦がいくつも立ち
なかぞらを埋めつくす蝉時雨
他のどの季節にもない濃密さで
夏は君臨する

けれどその夏の中に
巨きな空洞がある
夏のあらゆる濃密さが
そこで ....
私の人生退屈知らずで
色々な物事が
毎日起きる
合間にほっとして
こころで零す涙


涙の成分には
悲しみ
喜び
色々なのがある
人生の味わい
小さな手花火
火をつけられたら 
そこからはじまる
儀式
一瞬燃えたあと
丸く赤い心臓が生まれ
酸素を吸って
チカチカと
この世ではじける
火の花
いっときの命
えいえんには続か ....
荒れていた問題ありの中学校今は落ち着き勉強熱心

近所には長年続く食堂が継ぐ人がいてみんな安心

百年も続く近所の魚屋さんレストランにも力を入れる

十年も時間が経てば様変わり公園も家もな ....
 
 京都三条大橋から
 どう歩いたのか 黄昏時
 そこは照明も暗めな地下の酒場
 会社で 見かけたことのある
 顔が目につく

 チケットが一枚余ったんだ、と言う
 上司から強引に誘 ....
{引用=

  ぼく に は わ
  かる   、
  きみの かわい とこ
  が 、

  何処かで 失われた
  ないぶが


  表皮の裏側で
  うずくまって いる
 ....
奇妙な生き物
近付いて来る、 
一歩一歩 羽ばたいて
青い眼をして白い力線
描き湾曲しくねり唸り

 空漠のひろがり
 生きている意志、
 その残響刻まれ
 光の闇に闇の光
 にか ....
昔は僕も若かった
どんぶり飯にラーメン大盛
コーラはオームサイズ
昔は僕も若かった
100メートルを全力で走っていた
マラソンを完走していた
昔は僕も若かった
朝立ち昼立ち夕立ち
いつ ....
夜明け前のベランダからきみが飛ばした紙飛行機が
雨の匂いのする湿った風に乗って海辺までたどりついて
疲れた顔で煙草をふかす港湾作業員の肩に着陸した
薄紫色の空気を震わせるパナマ船籍のタンカーの汽 ....
夏が街を焼く昼間に
君の背中シャーベット
それで、もしも笑ったら
この星は砕けてしまうから
愛にならないように
でたらめな名前をつける

わにのウインク とか
ストロボ電柱 とか
 ....
いたみはずれ毎日は窓をあける肌の向こうの空を空にする



狼の眼に朗らかに根を張った無限を恨む娘の痕跡



数パーセントのスパイと戦闘後吸うパイセンとスーパー銭湯



屋 ....
きつねうどんのお揚げさん
お布団にしたら
甘くてええ夢見れそう

熱すぎないように
ぼどよく冷まして

お支度 お支度。


そんな 
ええ夢を見た

久しぶりに
良く寝た ....
これも運命 天の自由
そうか
そうだ
あなたを思う時も
あなたを思わない時も


これも運命 天の自由
悪は悪か
善は善か
それでも
この命に従う


繰り返すのは
命だ ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(2047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日曜日の家事- 凍湖自由詩823-9-15
微かに秋- 夏川ゆう自由詩423-9-15
※五行歌「銀河の岸で_小鬼へ手をふる私」- こしごえ自由詩4*23-9-8
フロウ- たもつ自由詩723-9-5
帰り道- wc自由詩12*23-9-4
南国- 夏川ゆう短歌523-9-4
夕雲- はるな自由詩1123-9-4
sappy- ルルカ  ...自由詩123-8-28
雰囲気- 夏川ゆう短歌323-8-28
セプテンバー(September)_〜オフコースのI_lov ...- 足立らど ...自由詩4*23-8-27
- 由比良 ...自由詩6*23-8-27
印象6- 短角牛自由詩3*23-8-26
夜、[草稿]- ryinx自由詩14+*23-8-24
日々響くビビビビ- 水宮うみ川柳4*23-8-23
オンラインゲームについて(仮)- 武下愛自由詩2*23-8-20
終わらない夏休み- atsuchan69自由詩8*23-8-16
夏野菜さま- 千波 一 ...自由詩223-8-15
夏の空洞- 塔野夏子自由詩11*23-8-15
※五行歌_二首「私の人生退屈知らずで」- こしごえ自由詩4*23-8-15
線香花火- そらの珊 ...自由詩13*23-8-14
食堂- 夏川ゆう短歌623-8-14
ジャズライブにて[まち角23]- リリー自由詩4*23-8-14
200_million°- ryinx自由詩7*23-8-14
メタモルフォーゼ- ひだかた ...自由詩323-8-13
昔は僕も若かった- zenyama太 ...自由詩7*23-8-13
うすむらさきいろ- 大覚アキ ...自由詩723-8-13
でたらめ- はるな自由詩523-8-11
座標に座る- 水宮うみ短歌1*23-8-10
コーン_コーン- 日朗歩野自由詩5*23-7-28
※五行歌_六首「これも運命_天の自由」- こしごえ自由詩5+*23-7-28

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