人は
複雑な
生きものだろう
だからこそ
こころをシンプルにしたい
ありがとう
と言われると
力がわいてくる
だから
ありがとうと言う
{引用=※五行歌とは ....
○「人の死」
人の死というものは
あっけないものである
生きている時は
ずっと生きているかのように
活躍している人でも
死ぬとあっけないものである
生とは
一瞬の興奮のようなものである ....
飾られた街を見て
今日は七夕だと気づいた
雨でも曇りでもなく晴れ
七夕だと気づき
七夕気分が湧いてきた
今日は星が見えるかも
そう思わせる青空
梅雨明け
今年は早かった ....
指に指の毛が生えていること
永いあいだ、すっかり忘れていた
まだ僕に夢も希望もあったころ
いつかの祖父らと田植えをしたのに
あたりまえの
物事が
ありがたい
いのちの
ふしぎ
暗闇をぽつんと
独り
聴いていると
宇宙の魂の歌が
私の魂にひびいてくる
魂という
命は
愛に
帰 ....
あの日の後悔なんて
とおに忘れた
そんな風に振る舞わなければ
生きていけない
言わなきゃよかった
一言だけれど
言わなかったらきっと
いまの自分じゃなかった
悪いところも
い ....
良い言葉
良い本
心に良い刺激を与える
前向きに進むことが出来る
知識が生活を豊かにする
良い本との出逢いは嬉しい
まだまだ知らない
本が沢山ある
高校時代
担任の先生に ....
夏の
木陰に
光る
風
割れる
分かりあえなくて
当り前
あなたは私じゃないから
だからこそ
思いあいたい
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがル ....
隠されたふるさとは
ひかりの森、燃える炎
私たちが還っていく
深い深い大海原
永久なる循環に身を任せ
宇宙が巨きなくしゃみする
つめたい廊下で私が泣いている
母が作ってくれた帽子だ
思い通りになることの方が少ない
熱湯のような日々で
わたしたちが破裂しそうだ
はやく、それを被って抱いてもらいな
でも、母の腕はも ....
初めの一粒は丸みを帯びてさえおらず
二粒三粒とぶつかり合って砕けては
刺さりさえした
色合いはその都度変わり続け
真っ黒になった事も有った
増えていく度に刺さり続けていた硝子も
気 ....
ドイツ人がユダヤ人の商店を夜中に襲い
割られたショーウインドウの
破片が
舗道に散らばり
月明かりにキラキラと
輝いていたのが印象的で
その夜の出来事は
「水晶の夜」と名付けられた
....
ガッハッハ
豪放磊落
いざ行かん
宙空の先のビー玉の喧騒
夢はわちゃわちゃ過ぎていき
白雲もくもく青空に湧く
夏の街には太陽燦々
老婆と少女が手を繋ぎ
踊り廻るよ、廻り躍る
死の標的を撃ち抜いて
生の覚醒に眩め ....
ここではないどこかで夜が終了しました。
子どもは朝を舐めてひとくち辛いといえば、
昼にはボールを蹴ってロケットだロケットだ、と
こぞって夜の空をゆびさしている。
サンドロケット、ぼくらは命 ....
韻律都市の夏へ
君が吹いたシャボン玉は
まるで水銀球のようで
それでいてふわふわと
街路を漂ってゆくのだった
それは
この都市の名うてのダンサーである
君が踊る姿にも似て
―― ....
にまにまとカニカマとカニ、魔改造
童貞の瞳の中に住む天使
図書館で都市の予感を感じ取る
朧げに憶えていると思う月
手をふって 涼しい風が吹いている
ばあちゃんたちは
生きていく生きていく
長生きは楽じゃない!もう死にたい!といいながら
生きていく生きていく
医者通いしながら
施設に通いながら
生きていく生きていく
毎日テレビを見なが ....
やさしい笑顔を
待ち望んでいる
ちいさなとてもちいさなともしび
として
すこしでもあたためてほしくて
朝おきると
チュンチュ、雀の鳴くのは
まだ眠ったままの
この街 ....
梅雨だからこそ
特に強く星が見たいと
思ってしまうのかもしれない
重々しい気分にさせている
何日も降り続く雨のせい
雨は必要だけど
降りすぎるのも困る
程良く降って欲しい
....
未完成
蜜柑のせいにする君の
端から帯(おび)に
交わる夜空
砂浜に私以外に誰もいない波音にハグされているよう
幸せが笑顔が運気上げていく健康的な日々を実現
落ち込んで何も考えられずいる癒やしを含む時間の流れ
山からも川からも遠い場所に住む豪雨 ....
キリがない欲望に
つきうごかされて
私は生きていくよ
ぶざまであっても
いのちだいじに
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
この地には池の他には土がある
容疑者と陽気な記者が乗る夜汽車
窓の町 魔法使いを待っている
おばあちゃんだけが憶えている花火
丸く円く収めるつもりが
内側から裂けるように
咲いていく
心の傷を糧にして
終う言葉は種になる
種は何時か芽吹き
誰かの支えになっていくと知っても尚張り裂け続けた
結果は何処にも ....
満天の星空が、朝靄の中に静かに消えてゆく。
鳥達はいつもの歌を歌い、季節の花達はその手を広げている。
誰かの魂と私の魂が共鳴しては離れてゆく。
キャンバスの淡い白色は歩き始めた娘 ....
雨降りの間際で
それは恋だった
降り出してしまえば楽になる
頭の痛みに似て
激しいほど
わたしたちは
正気を取り戻していく
荒々しく
新しい風が
吹き狂う
この街に来て
みまわすと
あたりには
傷ついた花が
倒れている
地面に倒れこんで
砂の粒を噛む
なにも匂わない
花は死んでいるのか ....
山を越えまた山を越え目的地半年待ちのロールケーキ
遅刻して上司に睨まれ縮まる新入社員遅刻癖ある
片づけは得意不得意あるだろう片づけようの気持ちだけある
広島県大雨警報出続ける不安ばか ....
散歩コースは幾つかある
一人で歩いても楽しい
心が落ち着かない時
モヤモヤする時
散歩して自然体に戻す
風は優しい
木々や草花が綺麗
散歩する人々を見かける
シャッター通り ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63