雨が降ると
君を思い出す
何気ない日常の
輝いていたものたちを
懐かしく思うような
そんな感情で
雨が降ると
君を思い出すんだ

散った薔薇の花びらが
誰かに踏まれた
美しい姿は ....
山奥の水が綺麗な川に
蛍が集まる場所がある

此処に来れば見られる
最近は見られる場所が
減って寂しい

魅力的な光
強い光ではなくて
柔らかく個性的な光

蛍が集まる場所で静か ....
君の名を知らなければよかったな。
社会的地位差し置いて好き。
月が薫っている
星たちも薫っている
今夜は月と星たちだけでなく
とりどりの薔薇窓が
大きいのや小さいのや
しずかに廻転しながら
いくつも空に浮かんでいるよ
   この夜空のどこかで
  ....
いつでも蛇口を捻れば水は出るのに、スーパーマーケットにミネラルウォーターを買いにいく人たち。ちまたにあふれている。
私は含まれない。

非常事態になるほど売れるのはなぜだ?

いつでもLIN ....
0から生みだされた0のような、
1から作られた1のような、
とっても楽しい当たり前がある。
火曜日を素因数分解していくと沢山の小さな火種が残るとのこと。
そんな可愛い奴らが、かつて、地球を氷河期から救ったとのこと。
またたきを
拾いあげては
また、
ひかりの鳴く方へ
皮膚がやわいままの
いきものが
のくのくと陸へ
あがる

裸足の、うらを
ざりざりと
砂がけずってゆく
こまかな細胞が
分 ....
星空の光のなかに一つだけ あなたがいるという言い伝え


水面にまぶしい色を描いている ひかりのように季節はわらう

カラスよけに吊るされたCDが月みたいに光っている 朝の空

世界には ....
家に帰ってきたお父ちゃんが
おまんこしか言わなくなった
昨日まで真面目な人だったのに
でもそういうこともあるのかなと思った
人間いろんな面があるし
急に別の面が顔を出してもおかしくはない
 ....
年末の庭に放置された大量の菊が
霜が降りる毎に人を誘う手をみせる

いつか燃やさなければ片付かないね、と
そればかり気にしていた母の、
指の第一関節はガンジキのように折れ曲がり
小さく縮ん ....
青空が見えている

静かだ

青空を見ている

静かに


呑まれていく
わたし


青空が見ている

静かに
幻のような毎日だったけど、

きみの言葉に在った感情だけは信じられた。

あの日僕が書かなかった、無いことにした気持ちみたいに、

この影のなかに、いつまでも残っている。
重いテーマじゃない詩は軽いと誰かが言う
震災、津波、原発、自殺、貧困、差別、
そういうものを扱わなければ詩じゃない
そういうものを書かなければ詩人じゃないと
重いテーマを重い言葉で綴った重い詩 ....
行きつつも 戻るこの道 晴れ間見ゆ
  どのみち定めも 知ることはなし

どうすれば どうすればこそと 迷う吾も
  思うことをば するなりとせよ

定まらぬ それ故にこそ 人生の
   ....
わたしはさいきん
けずりぶし
いえ、最近じゃなく
常時そうなんです

ふりかけられては
振り落とされては
そこが あつかろうが
さむかろうが
おどっている
おどらされている
 ....
世界中に
菌を飛ばす新型ウイルス

子どもから年寄りまで
マスクを付けた顔は
目はぎろぎろ
口はむっつりと
知り合いでも疑い合う

品薄に並ぶ長い列
答えの出ない話し合い
中止に ....
あなたは世界をかくすほどの傘をさして
しのび足のような雨のなかを歩いている
ひらひらするくるぶしまでのスカートはすこしだけ濡れて
きれいにふちどられたショートケーキのようだ

つばめは果 ....
この冬に
するすると
ほどけてゆくことばを
つむぎ合わせることを
わたしが
わたしとして母に伝えるのは
愛が
愛のふりをして
また愛のようなかたちをして
そして
愛としてのことばを ....
僕だけが知ってる風景がある。
僕しか知らない美しさがある。

目だけで見ているわけでも、
耳だけで聴いてるわけでも、
声だけで話してるわけでもない。

僕の心が、好きになったものがある。
アタシは衰弱を否定する老人を哀れむ
アタシは革命を嘲笑する若者を哀れむ
アタシは現実を拒絶する大衆を哀れむ
アタシは服従を肯定する個人を哀れむ

今や傲慢さを隠そうともしない奴らに
踊らさ ....
読ませてください
アナタの本を
読んで
アナタを
知りたいのです


なにも
知りたくないのです

いまのアナタが
いいのです

って
いいたいけれど
そんなのウソみ ....
目の前に広がる居心地の良い景色
私の動きにシンクロして情景が心地よく動く
常に傍にいるわけではない
眺めたいときに現れ、私の心を洗う

十分に心を満たされて
いざ触れたいと思い手を伸ばし ....
25

さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう

その瞳に映る空には

が見えない



26

どこまでも続きそうなきれいな道路を走る
ど ....
ぼくは、その日もいつもと同じルーティンでもって一日の終りを迎えた。
右からくる半導体に、こっちへ行くといい。
なんて言いながら一日を過ごし、冗談でなければそれがぼくが食う飯を買うためにする唯一 ....
レコードが回り続けて
針の先で掻き混ぜている
コーヒーの湯気と一緒に
誰かを愛した記憶が旅立つ
もう随分と昔の話を
ずっと覚えて来たんだな
フライパンに落とす卵が
ひとつになっても崩れな ....
尊敬でもなく憧れでもなく

ただ

その人がいてくれてよかったと思う

恐れ多いな

地球の歴史の一時代がチバニアンになったんだって

二回繰り返すとやばいんだって



 ....
あの時計は今はもう札幌あたりに
転がっているだろうか

砂浜のボタンがまだ鳥取の近辺で
埋没しているみたいな世紀末

そういえば《少女》を革命するアニメが
20年以上前に流行ったけれ ....
だれかの言葉について考えることが、ぼくにとっての詩だった。

耳を澄ますこと。きみが笑ってみせること。

いつかは消える声がここに届いて、

星の光がすきだと思った。

詩を書くと、あ ....
どんな道でも
あなたとなら
幸せに彩られた道になる

何度も見つめ合いながら
見つけた壊れない想い

囁きに似た
魅力がある言葉
お互いに重ねて

新鮮な空気を吸い
常に新鮮な ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1979)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨が降ると君を思い出す- 卯月とわ ...自由詩120-5-16
蛍が集まる場所- 夏川ゆう自由詩320-5-16
君の地位?- 杏っ子短歌220-5-15
薫る夜空- 塔野夏子自由詩3*20-5-7
私も含まれる。- こたきひ ...自由詩420-5-7
当たり- 水宮うみ自由詩4*20-5-6
火曜日- クーヘン自由詩8*20-5-5
ひかりの鳴声- むぎのよ ...自由詩5*20-4-26
近くにある星- 水宮うみ短歌3*20-4-26
変わった- えぴろ自由詩420-4-10
白い炎- 為平 澪自由詩320-3-22
空の青と本当の気持ち- ひだかた ...自由詩620-3-22
在ったこと- 水宮うみ自由詩1*20-3-22
重さ- もとこ自由詩10*20-3-22
生きる刹那に_感じるままに- 二宮和樹短歌120-3-22
けずりぶし- 唐草フウ自由詩9*20-3-17
異変- もちはる自由詩120-3-10
雨の日、うつくしい使者と- ホロウ・ ...自由詩8*20-3-1
ほどけないことばの結びの中で- かんな自由詩320-2-17
あるもの- 水宮うみ自由詩3*20-2-16
哀れむ- もとこ自由詩4+*20-2-16
- 立見春香自由詩320-2-2
蜃気楼- 邦秋自由詩1*20-2-2
Physics_Note_3- AB(な ...自由詩720-2-2
マスター。スレイブ。- 竜門勇気散文(批評 ...1*20-1-31
グッドモーニング- ミナト ...自由詩120-1-20
アンタッチャブル- かば自由詩220-1-18
瞳の行方- 秋葉竹自由詩720-1-18
詩と- 水宮うみ自由詩2*20-1-18
あなたと歩く道- 夏川ゆう自由詩220-1-18

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