(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
足立らどみ

(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
 
今まで繰り返し商業誌のなかで詩人の作品はどう読んでも良いというセリフを耳にしてきたけど、内心の自由の当たり前なことをわざわざ紙面使って、名の知れた詩人達がさも真実を知っているかのように偉そうにいっているとはぜんぜん思えないので、そんなセリフを紙面でいう詩人達は別の意図があると解釈すべきところ、鵜呑みにして、ネットサイトで、内心の自由の当たり前なこというネット詩人には、言葉の凄みも知らずに楽しんでいるだけなんだろうから、将来は君のファンになって詩集を大人買いしてくれる可能性もあるわけだから、君は当たり障りのない返答をしといてあげたほうが、よいのでしょう。詩人の作品はどう読んでも良いはずはなくて解答は(信じられないかもしれないけど)、常に用意されているからこそ、用意しているのは、誰かも、いつわかるのかも、何処でわかるかも、何が用意されているかすらも分からなくても、作者が伝えなくても、ちゃんと教えてくれるんだ、ときにはちゃんとした形でギフトが届くように出来ていて、だからこそ現代詩というジャンルが確立しているわけなんです。


自由詩 (詩論)初級編:(必読)ギフトについて Copyright 足立らどみ 2021-08-29 01:07:44
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