年はちがうけれど
そのお方の誕生日と
愛猫の命日の
月日が同じだ
魂の導き
欲が出て限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる
・
不安がわいて限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる
・
限が無いことばかりだが
....
やれるときにやれることを
十分に味わったほうがいい
やがて
走れなくなる
歩けなくなる
立てなくなる
若いときには夢にも思わないことだが
わかった時にはもう遅い
老いるということは
....
もういない人をまねしてまねいた日
湧き上がる痛みと踊る大通り
ただ示唆をして正しさを足しただけ
模倣した哀慕 砂漠に募る墓
整然と生前のまま性善説
ご ....
あの時の面白くないあの映画自分の中で花開かない
恋愛の映画とドラマ好きで見る現実離れした世界観
朗読の上手いあなたは読書好き臨場感を高める方法
芝居見る舞台の上で繰り広げられる恋愛模 ....
何か例えば
そういう事を言いたいんじゃなかった
光ったり遠かったり
触れられるものを大切にしたかった
古いボールペン
革のノートカバー
綴られた文字は癖があって
誰が書いたか
....
(短歌十一首)
いつの日か
あの青空をペンギンが
飛べる夢さえもぎ取られてた
底のない
悲しみみたいな雨が降る
夜に力に屈したやすらぎ
公園で
行列 ....
もう二度と会えないあの人に
もう一度会えるなんて
これはきっと神様の悪戯ね
神様は私に泣いてほしいのかしら
それとも…
自らの肉の此の大地の
破局の日に
生き残っていく意志を
新たな芽を出すものを
あの人もこの人も還っていった
宇宙のベッドに
今頃薔薇を敷き詰め待って居る
復活の日に
生 ....
生きているんだ
葉は光に
緑に透けて
私も
愛を教わり
無意味でも意味のある日にかえていく誇らしい僕ささやかな日々
あおぞら
ゆうぜんと 、
ひろがって
またあえたね
あれから
血も縁も知も
たくたさん
捨てながらも
途半ば、
花びら ひらり
地に舞い落ち
赤々明々 ....
この胸の空だ
空の青さは
魂の深さと
永遠性
永遠という果実
・
つきつめると
こころに行きあたる
だからこそ
手を合わせて
ありがとうと言う
・
一喜一憂すれ ....
恐怖は
人を
不自由にする
悲しみの
根源ですね
・
その対象に
とらわれた
こころを
解放してやることだ
どうでもいいよ、と
・
どうでもよくない
というの ....
若葉の頃を
誰かが緑色の世界だと
言ったのが聞こえた
緑色の世界という名前
悪くはないと思った
癒やしの緑色
安心感があり
過ごしやすさ滲み出る
清々しい気持ちいい世界
....
《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり
過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。
そ ....
食べたもので人の身体は出来ています。
そんなことはいちいち考えずに
その日の風まかせで
献立を決めてきた
心は何で出来ているんだろう
手元が狂うのは永遠の一瞬
包丁の刃で切り落とし ....
紺碧の空のもと
緑の{ルビ渓=たに}に分け入り
髪より細い糸を頼りに
ときめく胸を押さえ
銀鱗が舞い踊る
・
朧げな 赤い花を摘んだ/剥いた
溢れる果汁が人の皮の下と同じで
ぷっくりとした繊維が 空気を熱く昂らせていた
私の熱を奪い取って からからの空を膨張させていく
地球の血液
....
怒りのあまり
何も見えなくなる日
皮が千切れるくらい
笑いころげた日
風のない日
肺の底から
流れだす煙を
何かに
どうにか重ねあわせる日
手足のふるえを
抱えこむ日
....
青み増す
アジサイのうた聴く
遊歩道、
誰か知ろうか
この哀しみを歓びを
この人生はこの人生
終われば終わったで微笑み返し
自らの行いの結果が自らに返り
....
{引用=𝘺𝘦𝘭𝘭𝘰𝘸 𝘣𝘪𝘳𝘥} 造花のくきの折れる{引用=(𝘣𝘭𝘢𝘯𝘬)} いつの日か、眠れる
錆びていた工具箱 {引用=「𝘣𝘪𝘳𝘥 𝘤𝘢𝘨𝘦} 揺れる 籠に
御伽話{引 ....
こころとこころが
ただ在る
宇宙のなかの
この小さな星の上に
いろいろなこころ
・
私の
こころの終りには
ありがとうを
置いておく
その時に咲く花がある
・
....
また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた
早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ
公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態
畑とか田んぼが見 ....
※
物事や心は常に無常、
けれども、
今には、
今の、
今がある、
※
向かい風、
飛び立とうとする飛行機の、
それは、逆方向から促す推進力、
必死に生きよ ....
光る水に泳ぐ影を
みつめる
お空さんの
まなざし
深く真っ青
拾い集める
眼が餌を
点々坦々と
大きなボウルいっぱい
ぼくらは集められ
味つけされる
小さな脳みそいっぱい
ぼくらは戦う
ぼくらは不発弾
遊びで傷つけ合って
言い逃れが得意
ぼ ....
高校の頃、バイトしていた時の話
海沿いにある、とある和食レストランでバイトをしていました
最初のうちは、土曜日の午後6時くらいまでと
日曜日の午前または午後の数時間だったのですが
おかみさんか ....
普段は酒に肴は不要だが
今夜は鰹の酒盗を舐めた
こりゃいけない
酒がどんどんと無くなる
つい 追加購入してしまった
意識の
幾次元もの
潜り抜け
やっと正気保ち
正気保ち意識の幾次元へと
「さよなら」の無い次元に逝く前に
「こんにちは」の言い方を
覚えなければならない
....
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