散歩コースは幾つかある
一人で歩いても楽しい
心が落ち着かない時
モヤモヤする時
散歩して自然体に戻す
風は優しい
木々や草花が綺麗
散歩する人々を見かける
シャッター通り ....
なにもないという豊かな夕だった
吹く風の青色だけを感じている
最低と最下位に再会咲いた
おもちゃみたいな草原の緑色
あなたが好きだったメロディー流れてる
「もっと
気楽にしていよう」と
私に言う
宇宙は広く豊かに
ここにあるのだから
始まりも
終りも無い
ふしぎ
永遠の
涙の流れ
大切な
この悲しみを
共 ....
発掘された、在りし日の六月の
古びた雨音が
薔薇の設計図を、紐解いてゆく
忘れては、いなかった
あたたかな泥土を
何度も重ねてゆく、あなたの
華奢な白い指さきで
白く、ぼんやりと ....
人間の頭蓋が世界地図になる
あの辺りで雨と出会ったのであった
若いから苦しい 若しくは苦いから
着飾って日傘を差してサーカスへ
教室にあの子の名前が残ってる
右手には
右手の法や
咎があり
左の手にも
彼の日々がある
黒澤と
タランティーノの
....
やっぱ、私、T君、好きだわ。
彼女は、あの後、そう言った。
君は、あの日、東京に現れなかった。
君のことを半日、高田馬場の駅で待った。
君は、怖かったのかな。
広島に帰っ ....
詩に制限はない
書き方に制限はない
自由しかない
想いのまま
詩というものが生まれる
言葉の雨が降り注ぐ
スムーズに詩の形になる
詩の雑誌を読む
オリジナリティが
光を得 ....
その土手を上手く手中にした手下
身上の中身は下半身だった
下心 その中心にある心情
始めたい
冷やし中華を
この暑さの中
よく冷えた黄色い麺を
ツルッといただきたい
よく冷えたハムとキュウリと
生暖かい錦糸玉子を
口の中に含んで
甘酸っぱい汁で喉を潤して
まずはそれ ....
ヨーロッパサッカーの試合たまに見る夜遅い時間眠気遠ざける
ゴルフ場アドバイス受け上手くなる知らないだけで知れば納得
スポーツジムで週に三回汗流す鍛えた体漲る若さ
温泉街過ぎればただの ....
この祈りにも似た感情は何だろう
君よ 変わりはないか?
めしはちゃんと食っているか?
困ったことはないか?
夜は ちゃんと眠れているか?
大切な大切な君へ。
素晴らしい人生が開けま ....
深い深い青空の色の下で
沈黙するラジオの奥で
流れる歌と歌歌う
小鳥の羽を
描く詩人のペン先の光
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
言葉から離れて暮らしている話
シンデレラを名乗る不審者 三輪車
人間に人の心はありません
卒業式。別名、終わりの始まり。
なぜ誰もいないのではなく君がいた
闇に
幾人もの私が
ほどけて
緑と水の匂い
翅あるひとの気配が
呼吸にいりまじる
ほどけゆくままに
ひとつ
ふたつ
ともる
ほたる
風
になるかなら ....
仕事に客観性が必要なように
恋にも客観性が必要なのです
ときに役者を壇上から駆逐して終末し
ぼくも転げ落ちてよくこころの怪我をしたものでしたが
いまも同じですがね
人は一生見習いなの ....
チェックしたい夢新聞
見るのは夢テレビ番組表
今日のお薦め番組はなにかな
夢チャンネル
貴方の夢を現実に
キーワードを確認しよう
夢の中でキーワー ....
数えきれない魚が泳ぐ空に
見えかくれするオレンジの月
魚はいつかぶ厚い大気をつき破り
真空にとび跳ね
地球を訪れる
季節は色でその姿を伝える
あるいは音やにおいや風向きで
おおきな手 ....
初夏の
雨の日に
冷えて
ヒザ掛けを共にする
わんこと私
さて
どうなるか
宇宙の
魂(いのち)に
任せよう
人知れず
ほほ笑み零す
一日に
手を合わせている ....
地震予知まだ難しく出来てない予知が出来れば被害激減
ナビ通り進んだ結果細い道車が来れば離合出来ない
どんなことあっても前を向けばいいそう考えて余裕を作る
暮れ泥む町が寂しく見えている ....
青から降るその風船を追いかけた
夢に落ち夢から落ちる夢をみる
再生ボタン 更生と甦り
パンゲアのように大きなパンケーキ
iPodだけ夕暮れを思い出す
正しさを正しく書いた五本指
手のひらを返して手の甲に替える
初夏になり暑くなった
それも束の間梅雨が始まる予感
雨が降った時のような湿気感
強まった気がしてざわめく
雨音が近づいてくる
県内にある観光農園
藤のトンネルが何処までも続く
....
○「コロナ後」
悪いことも長続きしない
「コロナ後」「プーチン後」は
必ず来る
○「遠くにある価値」
遠くから地元の温泉に来るのに
地元の人たちは
わざわざ遠くの温泉に行く
○ ....
散る花が
海辺の風に舞わされて
クルクル回って君の髪まで
真剣に
願ってるんだ春風に
乗って想いよ、君に伝われ
虹をみた
高速道路で泣きながら
笑ってしま ....
遠去かっていく
生きて在ることの不安が恐怖が
宇宙の気流に洗い流され
つかの間
姿を消す
わたしの背中のなかへ
わたしの脳髄のなかへ
わたしの心臓のなかへ
そうしてわたしは再び ....
花の中で にぎやかな
虫たちの胸に
汲みあがった 蜜を
言い表す ことばはない
真昼の 宇宙の
香りをまとい
きらきら踊る
途切とぎれの 感情
そして飛び去る
張りめぐらされた
網 ....
空の下 大地の上で
「気楽に行こうよ」と
自分に言い聞かせる私の
「私自身の死を思えば、私についての
何事も大したことではない」と
自分に言い聞かせる私
世界の一部である私の
明日を知ら ....
退屈と思える時間窮屈で見えそうで見えないやりたいこと
逢いたいと思えば何処か逢えそうで距離が壁にはならないだろう
誰一人遊んでいない公園内風に揺られてブランコ動く
眠れない眠りたくて ....
瞬く
無数の星が
渦を巻き降って来る
哀しみは剥き出され
眩む意識を抉られ
永遠の雨、永遠の流星群
たましいは冷え
にくみは凍え
いのちは震え
行き着くところまで
....
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