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飛び飛び浮かび、飛び交う人々。
とびとびうかびとびかうひとびと


エコー、戸惑いと窓を越え。
えこおとまどいとまどをこえ


太々しい夜、迷いし蝶々。
ふてぶてしいよまよいしてふて ....
折り鶴は祈り 確かな誓い折る


哲学に誓って言った逝く折に


真実を空に鎮めて充填し


化けものが人をヒヒヒと旨そうに


本という頁の束を頼る夜


花老いて泥の ....
白い羽 前に習った当たり前


口々に未だに今を吟味する


茜空 酒が西日に晒された


剪定し手前に揃う前ならえ
連鎖した瑣細な日々は燦々と


春香る古い杏を舌が呑む


余りにも余白は白くて面白い


ふて腐れふて寝 てふてふの夢を見る
月に貴様、爪先に傷。
つきにきさまつまさきにきづ


声のキツそうな嘘吐きのエゴ。
こえのきつそうなうそつきのえご


善い島。同感が疎ましいよ。
よいしまどうかんがうとましいよ
 ....
はじめにはしめった地面だけあった


凸凹の壺の淵には亞空間


ほころびた滅びた星で寝転びたい
層のなか小僧を憎む贈りもの


無造作な夢想の魚 群れのなか


贈りもの一層増して小僧へと


待ち惚け まぼろしの町を冒険
大空を突く工事は絵空事


羽交い締めされて天使の羽根落ちる


糞をして、空想をしていく、そして、
もういない人をまねしてまねいた日


湧き上がる痛みと踊る大通り


ただ示唆をして正しさを足しただけ


模倣した哀慕 砂漠に募る墓


整然と生前のまま性善説


ご ....
秋映る 和む香りが響く程


ドキドキと途切れ途切れの起動音


涙という液体のなか夜の人
ゆうぐれとゆう ゆっくりとゆくひかり


愛情は空気のようにそこにある


AIはAIRのようにそこにR


シンシンと凍って東京は涼しい


月真下 夜に灯りがつきました
外行くと人間がいて、人間は情報量が多くて怖い


機械には心が宿ることはない。そう心から信じた機械


その街で暮らしてるのが自分だけだとは知らずに僕ら過ごした
酔いたい自己肯定感が居て、雨後、腰痛いよ。
よいたいじここうていかんがいて うご こしいたいよ


イルカ愛す存在。酸素吸い明るい。
いるかあいすそんざい さんそすいあかるい


寝た ....
「猫さん?」「おいらはライオン」「雑魚ね」
 ねこさん  おいらはらいおん  ざこね


後出し、恋をしたのだし。追い越したドア。
あとだしこいをしたのだし おいこしたどあ


上手く ....
祈ってる 誓いが折れて近くから違う言葉になっていくのを


限りなく透明に近いプードルと散歩している透明人間


記録的小雨 最後の一冊を君が見つけて崩れた黄色


曖昧にあまいアイ ....
イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ だんろ くものすがた がすのもくろんだこたい


重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか くもを


餅の命の要素。滅ぼそ ....
タイカレー食うゆっくり。靴、夕暮れ描いた。
たいかれくうゆっくり くつゆうぐれかいた


行こう、ゆっくりと理屈言う恋。
いこうゆっくりとりくつゆうこい


脱衣麻雀やし、参った。
 ....
   大天使が繋いだ遺体、夏が死んでいた。

たいてんしかつな いたいたい なつかしんていた

   退転四月凪いだ痛い、懐かしんでいた。
猿達は遠い楽園に囚われる


夕日見るタイムが日々に多々あった


公園に広げたハムが穴になる


傷付いていたことに気付いて痛い


生きた日に手を合わせては拾う星
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから

水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だ ....
朗らかな月食 良い人を食べる


正解のない生活に解説者


努力して奴は弩弓を引力で


七不思議 思慮の虜は皮膚の底


限りなく文学的なガスバーナー


ラブレター ....
眩しくて瞼を不満げに閉じて


末梢を抹消するのを待つとしよう


それ故に故郷の音が即響く


明暗のみえない日々に月の音
いたみはずれ毎日は窓をあける肌の向こうの空を空にする



狼の眼に朗らかに根を張った無限を恨む娘の痕跡



数パーセントのスパイと戦闘後吸うパイセンとスーパー銭湯



屋 ....
ゆうれいのようにゆらゆらゆれる百合


奇を衒う綺麗な街へ鹿寄った


意図を読む 系図の糸を売り続ける


奇天烈な亀裂綺麗に照らす月


頁には貝殻の音 夏だから
日が差した日傘した
木に貸した機逃した
目を閉じた夫婦した
絵が推した笑顔した
一瞬の光をずっと見ていた日


スカスカの姿形たち立ち上がる


古くに叶えて口から土を吐く


間違いが待ちに待った街に舞った


崇高にすっごい少し吸い込んだ


月 ....
物理的にふつうに分厚い文庫本


幻の魔を滅ぼして仕舞うロボ


十二年後の十二年前のカニ


天国の夫と大王の宝玉


蓋に触れ縁から淵へ降っていく


存在もしていな ....
丘のツナマヨ 真夏の顔
おかのつなまよまなつのかお


大臣と布団敷いた
だいじんとふとんしいた


あたし負けましたぁ!
あたしまけましたあ


茎を齧る ヨルシカを聴く
 ....
昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
四足歩行から二足歩行へ、いつの間にか背が伸びて、視界は地面から離れていった
地面を手放して、人工的な空を話す
泥や砂にまみれた手で作った空想は、どこかで今も呼吸しているだろうか

具体的な空想 ....
りゅうさんさんの水宮うみさんおすすめリスト(166)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
想像草書(回文)- 水宮うみ自由詩4*25-3-30
虚実入り混じる口実と嘘と人- 水宮うみ川柳4*25-3-4
機械体操- 水宮うみ川柳4*25-2-26
夢のまた夕日- 水宮うみ川柳3*25-2-20
知らず知らず詩すら死すらしい(回文)- 水宮うみ自由詩4*25-2-9
宇宙色の宇宙食- 水宮うみ川柳2*25-1-11
小さな心を贈る- 水宮うみ川柳4*24-9-23
そらそうよ空にも穴はあるんだよ- 水宮うみ川柳3*24-7-27
人通りの踊り- 水宮うみ川柳2*24-6-20
時の目にいる- 水宮うみ川柳3*24-5-22
石涼しい- 水宮うみ川柳3*24-4-9
無人機- 水宮うみ短歌2*24-3-10
酔いたい夜(回文)- 水宮うみ自由詩3*24-2-28
回文の球体- 水宮うみ自由詩3*24-2-19
未だ愛は曖昧- 水宮うみ短歌3*24-2-4
古代にいた子(回文)- 水宮うみ自由詩4*24-1-27
回文メトロ- 水宮うみ自由詩2*24-1-10
天使いた遺伝子移転した(回文)- 水宮うみ自由詩3*23-11-29
生き息- 水宮うみ川柳2*23-11-15
窓の色- 水宮うみ自由詩3*23-11-3
月の火- 水宮うみ川柳3*23-10-11
日々響くビビビビ- 水宮うみ川柳4*23-8-23
座標に座る- 水宮うみ短歌1*23-8-10
回る揺れる続ける- 水宮うみ川柳3*23-6-2
下が上舌が飢え従うへ詩違う餌- 水宮うみ自由詩7*23-4-29
待ち合わせ- 水宮うみ川柳2*23-4-16
固い姿- 水宮うみ川柳4*23-3-27
ヨルシカ知る夜- 水宮うみ自由詩3*23-3-23
空の体- 水宮うみ川柳6*23-2-23
泥の空想- 水宮うみ自由詩5*23-1-26

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