嫌なことがあっても
好きな音楽があれば
楽になること知っている

生活の助けになっているし
生活を盛り上げている

毎年好きな曲が増える
毎日のように
新しい曲が生まれている

 ....
それは不意打ちのように現れた
まるで天啓のようだった
私が生きている
そのこと自体が奇蹟
私が生きている
そのこと自体が有り難い
心の中にあった垢が
押し流されていくようだった
 なつかしい声に ふり返ると
 まだ冬だった
 困惑したり 暖めあった
 窓辺から
 ありふれた粉雪に
 見えかくれして
 息をきり
 背をのばすと
 秋のひかりは澄む
 夏の水が  ....
朝の光に華やかな
紅梅の花の群れ、流れて揺れて

意識、うっとりあけてひらき

紅の点描、今や無数無限
朝の光彩を闊達に浴び

光景に溶け入るわたしが居る
鳥かごみたいな
カバンの中に
大切な本を
持ち歩きたい

部屋の隅で
広げた世界を
丁寧に折り畳んだ

それはまるで
スカートの裾を
抑えるように
風の誘いを断った

カバ ....
昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
生きるため生まれてきたね春の猫 あこがれたいから 遠ざけた

見つけたいから 目を閉じた

伝えたいから 口をつぐんだ

信じたいから うたがった

抱いて欲しくて 裸になった

開いて欲しくて 扉を閉めた

 ....
 月がゆらりと舞い上った

 色染める今宵十六夜の月

 東山に
 恋をしたのか

 傾いてゆうらりと動き出す

 あてどなく ああ
 僕の月よ何処へ

 さまよいゆくのか ....
伝えてしまったら
何をしたらいい?
愛したら次に
何をしたらいい?
受け止められたら
どうしたらいい?
魚は三枚におろして
下ごしらえして
お醤油とみりん
天日に干して
好きはただ ....
新しい温泉施設不人気で経営者が変わると噂

漬物があればおかずはなくていいそう言えるほど飽きず美味しく

暖冬になるという人その逆も冬将軍の眼力強い

欲しいもの聞かれて何も答えない「健康 ....
幼い空がなんの思惟もなく広がっていた
誰も見たことのない鳥の雛が巣のなかで育ち
その間も周囲は ぐるぐると回り
ぐわんぐわんと流れては 変化しつづけていた
いつの間にか光は強さを増していて
 ....
へたなテレビドラマよりも
現実の方がよっぽど
味わい深い
そう思える
ありがたさよ



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
冬の滑り台は
凍ってしまって
子どもたちの
渋滞が起きている
春になると
一斉に放流されるチャイムで
淀みなく帰路に着く
足がたくさん生えてくる

(きみがいいと言うのなら
(もう ....
 うずくまる白い象かな 伊吹山
   夕日背にして息吹く山肌
四足歩行から二足歩行へ、いつの間にか背が伸びて、視界は地面から離れていった
地面を手放して、人工的な空を話す
泥や砂にまみれた手で作った空想は、どこかで今も呼吸しているだろうか

具体的な空想 ....
他人の人生を
私には
どうしてやることも出来ない。
その人のほほ笑みを
思うことしか出来ない



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
半年も前から予約していた
大崎上島にある温泉旅館

元旦はゆっくり家で過ごし
二日、三日と二泊三日で
温泉旅館に宿泊する

橋で繋がっていない島
フェリーでしか行けない

温泉から ....
夜更かし癖 いつのまにか夜の民

予約炊きのご飯 未明のレトルトカレー 
幸せな形は丸皿 色は様々 多様性の奇跡

豊かなスパイス感 香り、胸いっぱい
銀のスプーン 掬ったら湯気 頬張る  ....
君は慣れたかな?
僕はもう慣れた
毎日人が死んでゆく
医療崩壊
救急車は来ない
搬送先もない
その数は明らかで
理解もしている
でもそれは
僕の近くじゃない

君は慣れたかな?
 ....
朝に、

流動する微細に
粘りつく
巨大な
極彩色の
おもちゃ箱

ひっくり返す

アパートの部屋、外に出れば

無意味の大河流れ
時間を引き裂き響かせ

そらはあいかわ ....
最近あまり見かけない
石焼き芋の販売車

寒さと共に
食べたくなってくる
甘味の強い焼き芋

家の庭で焚き火して
さつま芋を焼く

良い香りが辺りに漂う
もうすぐ程よく焼ける
 ....
軽くて暖かそうなコートを一枚着て歩くひとを羨ましく見ながら、厚ぼったい、そのくせ風の通るような洋服をなんまいも重ねてぎゅっと縮んで歩いてます。
二十日間も雨が降らないで、ぱりぱりと乾くような空気 ....
冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ

水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲

あなたは消える蝶々を私にくれた
 ....
青空がいつもより濃く美しい仕事を楽な気持ちで出来る

紅葉が進まず気温高いまま三段峡の美しさ知る

焼き芋の甘すぎず程よく美味いあまり聞かない名前出回る

吊り橋の真ん中付近で揺らす子等谷 ....
くすぐったいほどに会いたい
あなたはイメージそのもの
手を伸ばせばすり抜ける
あなたは実在していないから
ただ陶酔だけをくれる
眩しく形のない憧れ


タイトルだけをうわごとのようにつぶやきはじめた、ボタン穴からぬるりとでてくる朝がぼくのようになきはじめたら、折り目を熱くなるくらいにジンジンとひらいて骨格みたいにつめたいままでひらかない ....
 切られた
 薔薇の呪いで
 母は今日も泣いていた

 くらい瞳
 割れた鏡を貼り合わせても
 ずれた心が重ならない

 みにくい 涙
 崩れてしまえ
 みんな一度は
 消えてし ....
枯れきった指が
刻む空
それは非戦の歌

非戦の人が
紡ぐ絲
それは旋律を憂わせ

奪う苦界
争う肉が呼びあう
骨をふたつに裂く石台
互いの傷を
咬みあう


階のいち ....
白いイメージがあった元日
近年は暖かく
イメージが変わった

寒さとか
日本独特の何もかもが
元日のイメージを作る

久しぶりに寒い元日になった
雪が降り白い世界になった

年賀 ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1792)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
好きな音楽と過ごす- 夏川ゆう自由詩323-3-3
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カバンの詩- ミナト ...自由詩923-2-24
空の体- 水宮うみ川柳6*23-2-23
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あこがれたいから[私家版まざあぐうす]- 藤原 実自由詩5*23-2-18
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好き- 妻咲邦香自由詩6*23-2-14
健康- 夏川ゆう短歌423-2-13
遠出- 岡部淳太 ...自由詩423-2-13
※五行歌「現実の方がよっぽど」- こしごえ自由詩3*23-2-9
春ヲ、告ゲル。- ちぇりこ ...自由詩1323-2-8
雪山- リリー短歌4*23-1-27
泥の空想- 水宮うみ自由詩5*23-1-26
※五行歌「思うことしか出来ない」- こしごえ自由詩4*23-1-21
温泉旅行- 夏川ゆう自由詩223-1-20
朝ごはんにはレトルトカレーを- 短角牛自由詩6*23-1-20
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おもちゃ箱- ひだかた ...自由詩923-1-13
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