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蜃気楼
という名で呼ばれていた色街に
夜の虹が架かって照れていた
だれかのおはこが耳障りな雑音に聴こえ

ふと過去の
醜聞まみれの人生を想い出させる
夜のうわさばかりがまるで
 ....
白い声が聴こえる
君の髪の揺れる朝

廃線になった線路のうえを
両手を広げて歩きたいね
いつかみた映画のワンシーンみたいに

なぜそんなことを云うのか
わからないんだけれどそう ....
計算なんてないからね
ふつうに一日あたりに
搾り出せるやさしさの
すべてを君にそそいでいるだけさ


ただ笑えるほど真っ白な世界に
住みたいな
って夢をみる
僕の心の闇が ....
0 序としての、呼びかけ

ねぇ、蛇たち?

貴女方はわたしのこと、
非道いって、思ってるみたいですね。

でもね、
わたしの生きてきた闇もまた、
貴女方の知らない明るい闇 ....
 

悲しみが
映るまさおで美しい
空を飛べれば凍ってもよい



その夜の
心を凍らすほど貴(たか)い
満月ほどの清さを持ちたい



凍らない
涙は熱く頬つたい
 ....
 

素敵な時間を
ありがとうございます

ふるさとよりも暖かく
何種類もの海のうたが
一度に聴こえてくるような
初めの交響でした

いやなにも
心象風景を問うているわけでは ....
 

か、み、さ、ま、の、
ゆーとーり。

生きて来たけれど
べつに上手く生きてるみたいとは
これっぽっちもおもえねーな。

やましくて
みっともなくて
せつなくて
いっそ ....
 

求めるのは
焼き切れるほどのあからさまな声

まるで遠吠えのような
少し新しい傷の痛み

なにも考えられない
楽しさのなかの
水色の空の下

なにかに中継されているの ....
「悲しみって 日替りだね」

少し軽めの『君』の声が聴こえた
春の陽気がぬるく感じられる部屋

懈怠たゆたう教室の机のうえに
新しい傷をみつけた
無人の机は古びた傷でいっぱいなの ....
あの愛は純愛だけど誰ひとり許すわけない絶望の道  

折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね

祈りには美 ....
椎茸と茄子をあんなに嫌ってたあのころ世界は輝いていた  

泉に落ちた真実を
なんど祈れど掬えない

すべてが収束する空は
みあげるたびに輝いて

ひとりの部屋で
咳をする

止まらないから
しつづける

夜虹の音が聴 ....
 

あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです

時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。


もう
ちょっと
 ....
 

白い風が吹いて
今朝

ライトブルーの空から
なにかの声が聴こえた

空に窓ガラスがあるなら
かすかに震える声だった

昨夜の夢を忘れてしまえる
涼しくすき透る声だっ ....
 

転がってる
空き缶を拾う
近くのゴミ箱を探す
そんなものはない

一面田んぼの砂利道に
人影ひとつない道をゆく

あふれる想いも夢もない
汗かきながら
ただ歩くだけ
 ....
 

時間だけが
音もなく
錆びついてゆく夏の終わりに

だれのことも
みあげてしまいそうになる
べつに私がダメなわけでもないのに

生きてるときって
たまぁに、そんな孤独が刺さ ....
  

覗きこんでも視えない
暗く深い夜の底

だから月灯りを求めて
宇宙をみあげる

そこには夜よりも深く
氷よりも冷たい闇が

かすかに震えながら
息をしている

 ....
 

これは、技術、なのだろうか?
だとすれば、相当ヤバいことになるのかな。


なんか、若い頃に連綿と書き連ねていた
日記のところどころをランダムに抜粋して
一編の詩として表現し ....
(短歌十一首)



いつの日か
あの青空をペンギンが
飛べる夢さえもぎ取られてた


底のない
悲しみみたいな雨が降る
夜に力に屈したやすらぎ


公園で
行列 ....
《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり

過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。

そ ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る

その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ

どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
 

(短歌七首)

麦ちゃんと
いう名の猫も縁側で
春の海鳴り聴いて寝ている


オレンジの
ブイに停まったアホウドリ
百年まえの空をみている


部屋が揺れ
 ....
  

悲しみがいつまでもまだ降り落ちて
優しいふりをできずに笑った


しあわせがあるから心がもういちど
立とうとすると云いたい週末


曲がらないこころに意味はないからと
云 ....
  

(短歌七首)

爪痕が
握りしめてる掌に
三日月みたいに残る格子戸


きみの声
だれもいないと抱きしめて
ちいさな意味を問いたい雪の日


べにいろの
 ....
  

やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
なにが上手なのか
わからなくて
困ってる

生きることって
勇気とか
あと
挫けそうなときに絞り出す
神さまにすがるような
頑張りも
あったりするよねぇ。

べつに私の ....
なにを泣けばいいのだろう

この空虚(うつろ)な悲しみには
なんの意味もないと
知らされて

白い麦わら帽子をかぶり
あの
マチュピチュとは似ても似つかない
 ....
りゅうさんさんの秋葉竹さんおすすめリスト(67)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白痴- 秋葉竹自由詩325-7-16
どこまでも生きる- 秋葉竹自由詩225-7-10
くちびる- 秋葉竹自由詩325-6-5
砂漠の蛇- 秋葉竹自由詩225-5-24
けもののうた- 秋葉竹短歌425-5-19
感謝しかない- 秋葉竹自由詩525-5-14
虹橋- 秋葉竹自由詩225-4-29
一雫- 秋葉竹自由詩225-4-18
教室- 秋葉竹自由詩225-4-12
絶愛- 秋葉竹短歌125-3-13
雨のうた- 秋葉竹自由詩325-1-29
いまは好き- 秋葉竹短歌224-12-17
悲しみなんて消えるから- 秋葉竹自由詩124-11-26
寒気- 秋葉竹自由詩424-11-19
信じる声- 秋葉竹自由詩524-11-9
- 秋葉竹自由詩424-9-14
夏の終わりの夕陽の赤が- 秋葉竹自由詩224-9-5
月光- 秋葉竹自由詩124-8-23
とある詩人さんに捧ぐ- 秋葉竹自由詩224-8-2
夢のあとさき- 秋葉竹短歌224-6-16
化石恋《改》- 秋葉竹短歌324-6-8
海月のうた- 秋葉竹短歌424-5-23
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌424-5-15
好き好き好き好き好き- 秋葉竹短歌124-4-17
なにひとつ簡単なことはない- 秋葉竹短歌224-3-18
夢空- 秋葉竹短歌224-3-1
やさしさにくるまれて- 秋葉竹自由詩423-4-14
春の風- 秋葉竹自由詩223-4-5
どこからか聴こえる、懐かしい声- 秋葉竹自由詩122-12-22
白い麦わら帽子- 秋葉竹自由詩222-10-5

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