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「悲しみって 日替りだね」

少し軽めの『君』の声が聴こえた
春の陽気がぬるく感じられる部屋

懈怠たゆたう教室の机のうえに
新しい傷をみつけた
無人の机は古びた傷でいっぱいなの ....
あの愛は純愛だけど誰ひとり許すわけない絶望の道  

折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね

祈りには美 ....
椎茸と茄子をあんなに嫌ってたあのころ世界は輝いていた  

泉に落ちた真実を
なんど祈れど掬えない

すべてが収束する空は
みあげるたびに輝いて

ひとりの部屋で
咳をする

止まらないから
しつづける

夜虹の音が聴 ....
 

あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです

時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。


もう
ちょっと
 ....
 

白い風が吹いて
今朝

ライトブルーの空から
なにかの声が聴こえた

空に窓ガラスがあるなら
かすかに震える声だった

昨夜の夢を忘れてしまえる
涼しくすき透る声だっ ....
 

転がってる
空き缶を拾う
近くのゴミ箱を探す
そんなものはない

一面田んぼの砂利道に
人影ひとつない道をゆく

あふれる想いも夢もない
汗かきながら
ただ歩くだけ
 ....
 

時間だけが
音もなく
錆びついてゆく夏の終わりに

だれのことも
みあげてしまいそうになる
べつに私がダメなわけでもないのに

生きてるときって
たまぁに、そんな孤独が刺さ ....
  

覗きこんでも視えない
暗く深い夜の底

だから月灯りを求めて
宇宙をみあげる

そこには夜よりも深く
氷よりも冷たい闇が

かすかに震えながら
息をしている

 ....
 

これは、技術、なのだろうか?
だとすれば、相当ヤバいことになるのかな。


なんか、若い頃に連綿と書き連ねていた
日記のところどころをランダムに抜粋して
一編の詩として表現し ....
(短歌十一首)



いつの日か
あの青空をペンギンが
飛べる夢さえもぎ取られてた


底のない
悲しみみたいな雨が降る
夜に力に屈したやすらぎ


公園で
行列 ....
《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり

過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。

そ ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る

その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ

どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
 

(短歌七首)

麦ちゃんと
いう名の猫も縁側で
春の海鳴り聴いて寝ている


オレンジの
ブイに停まったアホウドリ
百年まえの空をみている


部屋が揺れ
 ....
  

悲しみがいつまでもまだ降り落ちて
優しいふりをできずに笑った


しあわせがあるから心がもういちど
立とうとすると云いたい週末


曲がらないこころに意味はないからと
云 ....
  

(短歌七首)

爪痕が
握りしめてる掌に
三日月みたいに残る格子戸


きみの声
だれもいないと抱きしめて
ちいさな意味を問いたい雪の日


べにいろの
 ....
  

やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
なにが上手なのか
わからなくて
困ってる

生きることって
勇気とか
あと
挫けそうなときに絞り出す
神さまにすがるような
頑張りも
あったりするよねぇ。

べつに私の ....
なにを泣けばいいのだろう

この空虚(うつろ)な悲しみには
なんの意味もないと
知らされて

白い麦わら帽子をかぶり
あの
マチュピチュとは似ても似つかない
 ....
海の声
聴こえる浜辺でふたりだけ
やさしい夜の波と踊った


エンジェルが
記憶の中では君なのは
空飛ぶように愛してたから


言の葉が
はるかな山まで登ったら ....
やさしい笑顔を
待ち望んでいる
ちいさなとてもちいさなともしび
として
すこしでもあたためてほしくて


朝おきると
チュンチュ、雀の鳴くのは
まだ眠ったままの
この街 ....
荒々しく
新しい風が
吹き狂う
この街に来て
みまわすと
あたりには
傷ついた花が
倒れている

地面に倒れこんで
砂の粒を噛む
なにも匂わない
花は死んでいるのか ....
散る花が
海辺の風に舞わされて
クルクル回って君の髪まで


真剣に
願ってるんだ春風に
乗って想いよ、君に伝われ


虹をみた
高速道路で泣きながら
笑ってしま ....
うきうきと狭い部屋をぐるぐると歩きつづける外は快晴


大川の上の大橋にかかる海も間近な釣りの看板


絶対に心の中はみえないし好きでないふりずっとできるし


壁に向けボー ....
目を、
合わせなかったのは、
嫌いって言われるのが
怖かったからではない、

ただ、あなたの瞳をみるのが
恥ずかしく………


時は流れ、
想い出は、
その優しさに連れ去 ....
いまよりも
やさしい気持ちになりたいな
ひとにやさしいひとになりたい


べつにいま
幸せなのかはわからない
だけど不幸ぶりたくはない


もし僕が
綺麗な鳥なら照れなが ....
ペンギンの
夢をみながら濡れている
頰と枕に朝、気がついた



雨音が
安心させてくれている
今夜は嫌じゃない、眠ること


「恋に落ちた
君がバカなんだよ」と言 ....
りゅうさんさんの秋葉竹さんおすすめリスト(59)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
教室- 秋葉竹自由詩425-4-12
絶愛- 秋葉竹短歌125-3-13
雨のうた- 秋葉竹自由詩425-1-29
いまは好き- 秋葉竹短歌324-12-17
悲しみなんて消えるから- 秋葉竹自由詩224-11-26
寒気- 秋葉竹自由詩424-11-19
信じる声- 秋葉竹自由詩524-11-9
- 秋葉竹自由詩524-9-14
夏の終わりの夕陽の赤が- 秋葉竹自由詩224-9-5
月光- 秋葉竹自由詩124-8-23
とある詩人さんに捧ぐ- 秋葉竹自由詩224-8-2
夢のあとさき- 秋葉竹短歌224-6-16
化石恋《改》- 秋葉竹短歌324-6-8
海月のうた- 秋葉竹短歌424-5-23
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌524-5-15
好き好き好き好き好き- 秋葉竹短歌224-4-17
なにひとつ簡単なことはない- 秋葉竹短歌324-3-18
夢空- 秋葉竹短歌324-3-1
やさしさにくるまれて- 秋葉竹自由詩423-4-14
春の風- 秋葉竹自由詩223-4-5
どこからか聴こえる、懐かしい声- 秋葉竹自由詩122-12-22
白い麦わら帽子- 秋葉竹自由詩322-10-5
花火- 秋葉竹自由詩122-8-18
ぬくもりの誓い- 秋葉竹自由詩122-6-25
笑顔を輝かせて──さくらいろ──- 秋葉竹自由詩122-6-14
春を歩く- 秋葉竹短歌122-5-20
こどもみたいに- 秋葉竹短歌122-5-11
愛が、みえたから。- 秋葉竹自由詩322-4-7
だからありがとう- 秋葉竹自由詩222-3-22
ペンギンの夢- 秋葉竹自由詩222-3-12

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