餓えて
我慢出来ず
牙を剥く
自律神経の
SOS
音を
水を
プロローグ~~~
止まってしまった歯車に手を置いて
故障箇所を探す
もしやと 思い胸に手を当てる
皆が去った後もうるさく鳴り響く心音 ここがきっと故障箇所
せき止められていたダムに亀裂が ...
つまり君は
言い訳に言い訳を重ねて
やらないことを選び続けているだけ。
つまり僕は
予防線に予防線を張って
やらないことを選び続けているだけ。
とっ ...
書かなくては、と一年ぐらい思って、書けなくて、私よりも書くべき人たちがいるような気がして、(待っていたのかもしれない)、未明、眠れなくて、アイスクリームを食べたら目が覚めてしまった、薄暗い。こんな朝。 ...
まるでうまく生きれていない
人生はとれーにんぐ問題集
カンニング以前の吹き溜まり
痛い
胸痛い
蜩よ、鳴いてくれ
安易な自己の正当化
吾の、代わりに鳴いてくれ ...
サカテカスの路地を
さちはトボトボと歩いていた
やっと思いで辿りついた
この町の丘の上にある宿の
スプリングの弾けたベットに 彼女はグッタリと横になり
スーツケースとパンプス ...
机に足を投げ出して
エスプレッソを飲みながら
ぼくはタバコを咥えてる
日曜日の夕暮れ
気だるい西日が ブラインドの隙間から
射し込んでくる
缶ビールをパキッと開け
キ ...
地面に着くことも
天に昇ることもできない
何者でもない彼らは
自己否定と後悔を繰り返す
ああ
目の覚めるような
泣いた後の
空
浅草寺ほおずき市の七月
鉢植えの中で膨れる橙と
頭上につらなるガラス玉
風が吹くと一斉に揺れる
景色すべてが鳴っている
母にねだって風鈴ひとつ
更埴市稲荷山お花市の八月
妹と揃いの服 ...
すぎていった風雨のあと 空は
山吹色の 神話のように
かがやいていた
薄明が跨線橋へと降って
思い出したのは、
こちらでは空のむらさきを見た覚えのなかったこと
ずうっと雨ばっかい ...
「友達の家に泊まる」と嘘ついてバッグに詰めた真っ赤な下着
お風呂場で過去の私が啼いている責められ嬲られ喜ぶエコー
おっぱいを吸うのは赤ちゃんだけじゃないって知った十九の ...
草原の星を生意気な猫がいく
でこぼこを気にしないから
大事なものはポロポロとこぼしていた
君の横顔はいつでもすごく正しいから
遠い国の光に照らされると
今まで歩いてきた道がほんとうにバカ ...
朝に起きて
スヤスヤ眠りたいと願う
道を歩いていて
少しダラダラ汗をかく
授業でスヤスヤ眠る
3時のおやつを
モグモグ食べる
家に帰って
ソファでダラダラ寝転ぶ
...
厄介者でも追い払うように
実家の古びた家を売った
あれこれと
遺品を整理したら
私に、ひと箱のダンボールが残った
よくまあ、父は
こんなものまで取っておいたものだ
妹と二人で笑い ...
6月17日は17時から酒を飲んでいた。東京は梅雨入りしたばかりで、湿気が不慣れな手つきで渋谷の街を撫でていた。金が無かった。ファミレスの白ワインはばかみたいに安かった。ばかだから無遠慮に下品に低俗に、 ...
あなた の そとがわ は
気前の良い 人間だけれど
わたしは 知ってるの
内側に住む にゃんこ性質
一枚ずつ 薄皮を
ぺりっ と 剥ぐように
朝の 薄氷で
コテッ と 滑るよ ...
地球上に一つしかない
と言われる石を持っている
それをわたしは
手のひらの可愛い琥珀に贈りたくて
釦を押す。 ...
どう考えても違うんだ
他人と自分が違うのなんて当たり前
それは良いんだ
だけど自分は
他人と違い過ぎるんじゃないかって
おかしいんだ
何かが違う、ズレてるの
ははは
だ ...
なつとあきすきませますぎすきがなくだらけた暮らしすきをほしがる
さらさらときれいに流れない指がひっかかってひっかきもがくざらざら
タトタトと外ハネまわる半角で兼ねて ...
君の影を拾った
西日を真っ向から受ける君の背後で
手を差し伸べたら
君の影を拾えたんだ
君の影は薄暗く、少しつめたかった
私の影は
君には決して拾ってもらえない位置にある
蓮の花硯の丘の上の水
蓮の花天を指したる羅針盤
見えぬもの見えているもの蓮の花
ひきずった夢がカサカサしている
裸にされる嘘をついた
指輪はずして氷よりも冷たい女
やさしくされるだけ、なんて、つらい。
時はみんな平等に
手元から失っていくのよ
はにかんだお前の手を
そっと握りしめて
別れたあの日から
おれは
うまく笑えないまま
歳だけを重ねっちまったよ
人間は誰だって
いず ...
人生の喜びなんて分からないさ
それを歌って喜ぼう
屁理屈こいたっていいさ
理屈抜きの理屈を述べよう
君は生きてる 僕の生きてる分を君と生きよう
それ以上のものはいらない
ダンボールがズタズタに切り裂かれて
ベッドの下に押し込んであった
当然だよね
片付けておいてね、って言ったの、
私だもん
田舎から都会での 新しい暮らしに馴染むために ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
が、が、が
中原純乃
自由詩
2*
14/8/26 9:44
サイクル
桂
自由詩
0
14/8/26 9:02
まみれた言い訳 と 巡らした予防線
komase...
自由詩
0
14/8/26 8:30
未明、みえないまま
渡邉建志
散文(批評...
5
14/8/26 7:04
とれもんの唄
吉岡ペペロ
自由詩
6
14/8/26 1:38
サカテカスの殺し屋
オダ カズヒ...
自由詩
3*
14/8/26 1:37
ピンクのリップ
〃
自由詩
1*
14/8/26 1:30
夕雲
たまのす
自由詩
0*
14/8/26 1:15
その日、風鈴の割れる音をきいた/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
7*
14/8/26 0:41
仲夏
とおの
自由詩
4
14/8/26 0:28
官能短歌 2
時子
短歌
3
14/8/25 23:18
すすめチャリオット
カマキリ
自由詩
3
14/8/25 23:12
擬態月曜日
瑞海
自由詩
6*
14/8/25 22:55
パレット
山部 佳
自由詩
1
14/8/25 22:39
花たち
青土よし
自由詩
1
14/8/25 22:32
ねこかぶり
藤鈴呼
自由詩
3*
14/8/25 22:22
黒子の島
あおい満月
自由詩
9*
14/8/25 22:21
殺戮機械
凍月
自由詩
2*
14/8/25 22:03
その日、風鈴の割れる音をきいた
阿ト理恵
短歌
7*
14/8/25 22:00
「片恋/表」
桐ヶ谷忍
自由詩
11*
14/8/25 21:21
蓮の花硯の丘の上の水
北大路京介
俳句
3
14/8/25 21:15
蓮の花天を指したる羅針盤
〃
俳句
4
14/8/25 21:15
見えぬもの見えているもの蓮の花
〃
俳句
4
14/8/25 21:15
ひきずった夢がカサカサしている
〃
自由詩
4
14/8/25 21:14
裸にされる嘘をついた
〃
自由詩
2
14/8/25 21:14
指輪はずして氷よりも冷たい女
〃
自由詩
4
14/8/25 21:13
心ゆるさば
はなもとあお
自由詩
1
14/8/25 21:08
そうならねばならぬのなら
寒雪
自由詩
0
14/8/25 21:00
題名なんていらない
陽向
自由詩
7*
14/8/25 20:04
切り裂きジャック
為平 澪
自由詩
11*
14/8/25 19:50
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
加筆訂正:
官能短歌 1
/
時子
[14/8/25 23:20]
タイトルを〜夏〜→1に変更
8.62sec.