美・サイレントをききながら、口パクを真似てみる
「愛が欲しい」とか「すべてが好き」なんてちがうよなと思いつつ
こりもせず、もう一度、真似てみる
*YouTube 美・サ ...
虫かごがなかったので
捕まえた一匹の蜩を
膝の中でかいだしたのは二日前
膝の構造のなにがよかったのか
膝の中で蜩は、よくないたのだった
スタバでコ−ヒ ...
顔のない世界を
ゆっくりあるいてゆく君を
ぼくは呼び止めて
お茶に誘ったんだ
言葉が伝わらないままに恋をし
手をにぎらないままに
ベッドに誘ったんだ
きみは買い物袋をさげて
と ...
私と
君と
あの子との
三つの管弦の関係は
軋るけど甘い泥沼
世界の終わり、地響きのような
敵意丸出し、唸り声のような
鋸が生む、摩擦音のような
低い低い低い音楽
暗い暗 ...
平和を願うあなたへ
今なら抽選で3名の方に
ウクライナ、イラク、ガザ、シエラレオネ
横断6ヵ月の旅が当たります
日本にいて69年?前の戦争に思いを寄せなくても
今、正にそこで行われている ...
さようならスペイン
壁に描いたコスタ・デ・ソルの海岸を
忘れないで
何があっても愛してるよ
は嘘だったけど
このまま何もなくても
きみのことずっと愛してるよ
は本当だったはずだった
蝉がちりちりと鳴いている
曇天に夕方の縞模様ができている
ヘリの音がする
電線がうごかない
縞模様もうごかない
ヘリの音が遠ざかる
遠ざかれば遠ざかるほど
そ ...
書けない、書けない、書けない、書けない、
ばらばら
と紙くずばかりが
おちてくる
山と積まれた本のなかから
自分の胸を引っ掻く
キイワアドを探しても
君のいない時間は
...
いきなり教習所でF1に乗せられたような
いきなり手術の執刀医をさせられたような
じぶんやまわりの命の重さや軽さも認識しないまま
ひょうひょうと
ぬくぬくと
瞬間を
...
食べても食べても、淋しさが埋まらない。
だから、腕を噛んで、千切って肉を食べて、空腹の内蔵を食んで、
食べ物の匂いを消すために、鼻を千切って、
食べ物が見えないように、次は目をくり貫いて、 ...
なかなか膨らんでくれない風船に
飽きもせず息を吹き込み続ける
何処かに穴が開いているのを知りながら
滑稽な独り遊びを止めることが出来ない
春には妄想を咲かせて散らして
夏には傷痕を弄 ...
犬って言う字はいいよね。
大きいんだぜ、と困りながら言っているような。
大きいの「大」に、点がついてさ。
「犬」だぜ。
大きくていいのかな汗 みたいな。
犬 犬 。 かわ ...
あいたいひとも
あいたくないひとも
ねむっているお墓
いつもははしっこにあるのに
今日は一日のまんなかに
早々と枯れた花が笑う
生き生きしてはいられないと
さみしいわけでもな ...
本の中で、死んだ者はここに流されてくる
happy-endもbad-endも等しく
作業員達は
本棚の黴びた本を種火にして
廃材に火をつけていった
本が体を温める
文字を読める ...
君には誰かの面影がある
たとえば五月の風のような
たとえば素直な犬のような
ほとんどはじめて会ったのに
なつかしい気持ちがする
昔の画家の絵のような
どこかで聴いた歌のような
思い出そう ...
やわらかな夜の入口で
関節のありかを
ひとつひとつ
たしかめていく
幾度となく
繰り返してきた
解体のための
いとおしい作業
継ぎ目よ
さようなら
肉体は部品となって
ていね ...
来世とか前世とか
全然信じていないよ。
これまでも、これからも。
あいにく科学的思考に夢中なものでね。
だけど、不思議だな。
君といると
君の言う「永遠」は
とても心地よ ...
兄が言った
「俺、 トリンドルになるわ」
僕は少しだけ夏が好きになった
ふたしかさ。
たしかなふたしかさを持つ
それが彼のこころ。
みえるようで
みえない。
いつも家族が集まる夕飯時に
そっと背中を通って
硝子窓を覗く
それが彼の部屋 ...
ぶれた背景と
ぼやけた輪郭
笑うのならば笑いなさい
ただし、
カメラワークを笑いなさい
わたしじゃなくて
カメラワークだけを笑いなさい
...
とりあえず訳の分からん動物はしっかり加熱して食べようね
愛やら哀や食傷小町
茄子を揉み揉む{ルビ外法=げほう}のスアシ
アブラ{ルビ帷子=かたびら}文系ソバカス
{ルビ瞬=しばた}くひゃっこの黒蜜{ルビ空=から}して
{ルビ琴=きん}やら{ルビ ...
国境の無い
空が続くように
皆で祈った
平和な世界
預けた体に
運命という
名前が付いたから
信じる事しか
許されなくて
何と戦って
...
早く
早く早く
私のメーターの
ほんの少し先を
あなたが走っている
私は
追いかけるだけでいい
あなたの息づかい
乱暴な試み
私は
任せるだけでいい
私ののどが
低 ...
一週間前にがなりたてるように鳴いていた、蝉の死骸を見つけた。
こいつは実は長生きなんだ、騙されないぞ、と僕は思った。
この世は、騙される事が多すぎる。
ずっと彼氏は作らないと言っていた、大好きだ ...
蒸し暑い曇天にカミナリがときどき光っている
だいぶたってから音が聞こえる
町並みが湿っている
湿っている
悲しい気持ちが詰まってくる
戦争と疫病を向こう側に見ながら
...
ビッグバンの
それ以前には何が在ったの?
宇宙が膨張している
その先には何が在るの?
それは
時間と空間に対する無知による
愚問である
と 彼は言った
別にどうでもいいけど
誰もいない
風がいつも吹いている
そして 風が そうおもうときに
寂しく肩を 通り抜ける
そして ページをめくる
いつも 誰もいないから 本を読んでいる
僕がそこにいる
薄 ...
仕事から帰って
社長と上手くいってないような気がして
幻聴にすべてを奪われるような気がして
水をたくさん飲んだ
がぶり がぶり
ありがたい ありがたいと
唱えるように
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
美・サイレントをききながら
殿上 童
自由詩
16*
14/8/17 20:48
晩夏
月形半分子
自由詩
5
14/8/17 20:03
神話
梅昆布茶
自由詩
17
14/8/17 19:59
relationship三重奏
凍月
自由詩
4*
14/8/17 19:47
平和を願うあなたに
花形新次
自由詩
1+
14/8/17 19:37
marciero memoria
mizuno...
自由詩
4
14/8/17 19:21
0.0001
〃
自由詩
0
14/8/17 18:54
時よ
吉岡ペペロ
自由詩
7
14/8/17 18:51
『ぺニス』
あおい満月
自由詩
4*
14/8/17 18:23
テレビっ子
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/8/17 16:55
吠える
為平 澪
自由詩
4
14/8/17 16:20
モドキ
nonya
自由詩
29*
14/8/17 15:32
犬
陽向
自由詩
10*
14/8/17 15:04
お墓まいり
朧月
自由詩
4
14/8/17 14:27
火の中
mizuno...
自由詩
6
14/8/17 14:23
空似
やまうちあつ...
自由詩
5
14/8/17 13:56
心だけ小さな舟に運ばせて
そらの珊瑚
自由詩
21*
14/8/17 12:13
解き明かせない謎をくれた人
komase...
自由詩
1*
14/8/17 12:09
夏、 怖い。
徘徊メガネ
自由詩
1
14/8/17 12:01
『こころ』
あおい満月
自由詩
10*
14/8/17 11:39
カメラワークを笑いなさい
千波 一也
自由詩
2
14/8/17 11:15
パンデミック短歌2
花形新次
短歌
2
14/8/17 11:12
食傷小町
ただのみきや
自由詩
18*
14/8/17 10:38
8月15日
ミナト螢
自由詩
2
14/8/17 9:15
アローン・アゲイン
uminek...
自由詩
9*
14/8/17 6:47
はーどぼいるど
田園
自由詩
6*
14/8/17 5:02
湿っている
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/8/17 1:26
愚問
浩一
自由詩
2
14/8/17 1:14
漂流物
番田
自由詩
4
14/8/17 1:06
無題
田園
自由詩
4
14/8/17 0:52
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
5.66sec.