貝殻を耳に当てると
遠く 波の音が聞こえる
貝殻にたくさんの
波の音が記憶されてるから
貝殻を耳に当てると
記憶を共にできる
貝殻が聞いて来た音
海水浴ではしゃぐ人々
浜辺 ...
訪れるきみはだれだい
夜なんだろう きっと永遠の
届かないものばかり
手をのばしていたね
憶えているよ
降り注ぐのは星だった
断罪を求める指は
切り落してしまうよ
明ら ...
とっくにはじけていた赤い実を
ひろいあつめて なかったことにする
体のどこにも綺麗なものなんて残っていない
何も奪われていないし何も汚されてなんかいない
それでも 真っ赤に染まった洋服の中
...
ようこそ、ここに集える子羊の群れ
まあ、箸休めにでも聞いてくれ
吉祥寺をレペゼンするペーパーラッパー
酔っ払ったボロアパートの映像作家
{ルビa.k.a=エーケーエー}はしごだかオンザネット☆ ...
橙や娘も母となりにけり
仏の座本坪鈴の乾いた音
嫌われたくないカナリア青い
助からない僕に落雷
絶望とにらめっこして負けている
小舟のようだ
夕闇を漕ぎ進む
君だけが
それを孤立と呼ぶのなら
力を込めて
一漕ぎ
ふた漕ぎ
頑なに握る
黒錆びた銀のオールの先から
反転しながら
零れる飛沫は
やがて発光する蒼 ...
最近妻が山に行こうと言う
アウトドア派でもないのにだ
急にどうしたんだと聞くと
この間
友達と高級フランス料理を
食べに行ったとき
トリュフの香りに
魅了されたから
と答えた
...
庭の薔薇が咲きはじめました
南の海の暖かな水蒸気を
たっぷり含んだ風が吹き
シャワーの様な雨が
ビルや街路樹を濡らします
やがて虹が出て
雲の切れ間から陽が射すと
梅雨晴れの街は
浅い ...
回り続ける地球儀
回転する時間軸
今日通った道は
いつも通ってる
変化なんて無い
全てが同じで
瞬きしても変わらない
つまらない
つまらない
面白くなきゃ
生きてる意味 ...
おじいちゃんが消えた
家族のみんなは大騒ぎしている
僕だけが冷静だ
何故なら
僕は見たんだ
夕べ
おじいちゃんが
おじいちゃんよりも
さらにおじいちゃんのおじいちゃんから
魔法の越中 ...
しろく
影を反射させながら
日射しを融かした水を馴染ませ
一足飛びの夏が
17歳の僕の
すぐ
そばにあった
ひと押し
ふた押し
み押しするたびに
深いところから
吸い上げられてくる
手応えがあって
ほとばしる
夏でも冷たい水、水、水
水という命を手に入れるために
用意された
一連の単 ...
金平糖を一つ
あげよう
尻をフリフリ
逃げる爺
猫よ覚悟はよいか!
猛烈な台風
棟上げは明日
あぶらあげはとび
イカルスの鍋
太兵衛は嵐の中へ
船を出す
予習が済んだら
出す物 ...
さて、聖書にはじつに多くの殺人行為の記載がある。
「この時、主の霊が激しくサムソンに臨んだので、サムソンはアシケロンに下って行って、その町の者三十人を殺し、彼らからはぎ取って、かのなぞを解いた人 ...
駅前の
校庭の
オフィスの
アパートの
窓際の
幼稚園の
保育園の
中庭の
商店街の
ピアノ教室の
歯医者の
病院の
職員室の
取引先の
縁側の
交番脇の
公園の
居 ...
短冊に願い事を書く
叶ったイメージを持ちながら
七夕の雰囲気になっている街
天気も良く雲一つない
星空が見えそう
空を何度も見上げる人々
たくさんの願い事が
羽ばたき勢いよく ...
"Welcome to Strawberry Time!"
2年後の新たなシングル。
松田聖子が髪をおさげにして
脚光で躍る。
楽団が高まる。
1987年の春。
彼女の ...
今まで観た映画で一番印象的だった作品は?
そう問われたら、私は即座にフランス映画の『天使』と答えます。
この映画を観たのは、たぶん三十年以上も昔だと思いますが、当時、吉祥寺に五十人劇場という小さな ...
源氏パイがあった
たまたまキッチンの棚を見たら
人目を避けるように
そこに佇んでいた
袋を開け
一枚口に含んだ
ホロっと解けて
甘い香りが
口一杯に広がった
止まらなかった
...
皆が笑顔で
居られるように
皆が元気で
居られるように
皆が好きな人と一緒に
居られるように
仕事が上手く
行きます様に
夢が叶います様に
今日は七夕だから
空 ...
水が氷になると、体積がいくらかふえる
でも水蒸気になると1700倍になる
最近やっと知ったのだが(あまり当てにならない)
そうかそれで蒸気機関車ね
いわゆるビッグバンか何かが
どうし ...
昨日とは違う今日がそこにある自分の創造通りの景色
枯葉踏み音を楽しむ子供たち冬の寒さに負けない体
過ぎ去った時間は追わず常に今常に新しい瞬間を生きる
保育園子供の声が元気いい走り回っ ...
目標という題目の元
いくつもの逃げ道を見つけた。
(繋がりという、選択が出来る行い。)
向かって行った物が駄目な時
抹消という行動に出ようとするが
戻るという行いが出来る ...
ショッピングモールで
娘たちと七夕の願い事を短冊に書き
楽しんでいると
ふと目に飛び込む
誰かが書いた短冊
もう二度とこの世に
生まれて来ませんように
見知ら ...
出来ない・出来ないという気持ちで
毎日毎日過ごすなと
先生は言った・・・・。
「自分の出来ることからこつこつと、物事をやっていくことが一番いいようです。」
これが正しい・あれが ...
「知られずに、終わる物事はかわいそう・・・・。」
見切りをつけた恋。
桜の咲かない受験生。
(地図・コンパス・羅針盤)
アナログ人間だと言う、男の手作業は正確で
ほんの少 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
貝殻の記憶
小川麻由美
自由詩
5*
14/7/7 23:18
ニュクス
三上あず
自由詩
3
14/7/7 22:47
絶望のやりかたがわからない
ユッカ
自由詩
4
14/7/7 22:13
吉祥寺のラッパー(自己紹介)
はしごだか
自由詩
1
14/7/7 22:12
橙や娘も母となりにけり
北大路京介
俳句
1
14/7/7 22:01
仏の座本坪鈴の乾いた音
〃
俳句
0
14/7/7 22:01
嫌われたくないカナリア青い
〃
自由詩
4
14/7/7 22:00
助からない僕に落雷
〃
自由詩
2
14/7/7 22:00
絶望とにらめっこして負けている
〃
自由詩
2
14/7/7 22:00
熱帯魚
Lucy
自由詩
11*
14/7/7 21:54
俺はブタじゃない
花形新次
自由詩
1+
14/7/7 21:34
葉書 オーロラ
まんぼう2
自由詩
1
14/7/7 21:09
地球儀のデジャヴ
凍月
自由詩
2*
14/7/7 20:49
おじいちゃん
花形新次
自由詩
0
14/7/7 20:39
流体の陽炎
オリーヴ
携帯写真+...
1
14/7/7 20:34
古井戸 【詩サークル群青 六月の課題『水』への提出作品】
そらの珊瑚
自由詩
13*
14/7/7 19:25
猛烈は強烈の上
アンドリュウ
自由詩
0
14/7/7 18:40
サムソンとデリラ
atsuch...
散文(批評...
3*
14/7/7 16:37
たなばたのはなたば
DAICHI
自由詩
0
14/7/7 16:35
七夕気分
夏川ゆう
自由詩
1
14/7/7 14:18
アイドル2:Strawberry Time (松田聖子のため ...
アンドリュー...
自由詩
7
14/7/7 13:43
散文 【 印象的なモノクロームの世界 】
泡沫恋歌
散文(批評...
6*
14/7/7 13:07
源氏パイ
花形新次
自由詩
4
14/7/7 12:36
お願いしますm(._.)m
清風三日月
自由詩
1
14/7/7 12:24
サークル群青 課題詩:水素、水、水気、集中できない疑問
木原東子
自由詩
15*
14/7/7 11:18
保育園
夏川ゆう
短歌
0
14/7/7 7:45
無言の抵抗
梓ゆい
自由詩
3*
14/7/7 4:20
見知らぬ人の願い
ichiro...
自由詩
8*
14/7/7 4:04
うろ覚え
梓ゆい
自由詩
1
14/7/7 3:44
ゴミ袋。
〃
自由詩
3*
14/7/7 3:22
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
加筆訂正:
いつかこころが目覚める朝に
/
ホロウ・シカエルボク
[14/7/7 17:18]
ちょっと改行ミスを直した
3.86sec.