心音の意味は未だ口にしない


逆さまの三月にサーカス探す


ぞんざいに存在してるお惣菜


虎の七と八を切り分けた刀


あかんねん 茜さす目が開かんねん


許され ....
猿達は遠い楽園に囚われる


夕日見るタイムが日々に多々あった


公園に広げたハムが穴になる


傷付いていたことに気付いて痛い


生きた日に手を合わせては拾う星
平成は無かったことに30年 朗らかな月食 良い人を食べる


正解のない生活に解説者


努力して奴は弩弓を引力で


七不思議 思慮の虜は皮膚の底


限りなく文学的なガスバーナー


ラブレター ....
          - 自由律、因果律



 クスクスの ハリッサ良く效く 辛さ哉


 材料は、 牛乳、卵、 「白い粉」。


「プディング」 は 食べたが 「プリン」 など知 ....
お別れの福澤諭吉に花持たせ 眩しくて瞼を不満げに閉じて


末梢を抹消するのを待つとしよう


それ故に故郷の音が即響く


明暗のみえない日々に月の音
何事も

60点で

良しとする
戦利品川柳書いてりゃわかるのに

抗いのはざまで産んだ無性物

神宿る虚無におわす君らにも

愛も無し闘いもなし、時過ぎる

見え隠れ街路樹の下むなの虫🐜

*
作成時間、ベタ打 ....
戦地より死者が多いのどこの国

魂戦やめてといって誰やまず

暑すぎる少女の声が今響く

磔刑の惨さで狂った人もあり

健やかに一人居りこれ滑稽味
日の暮れた墓の土にも青春は


もし文字を模しても指紋まで出んもん


眠い目の民 己で起きて走る


頭韻と問いの後には遠い跡
浅すぎて溺れられないソーダ水
溶けてゆく足元に夢 匂う飴
別れぎわ 裸足になって踏む花火
ゆうれいのようにゆらゆらゆれる百合


奇を衒う綺麗な街へ鹿寄った


意図を読む 系図の糸を売り続ける


奇天烈な亀裂綺麗に照らす月


頁には貝殻の音 夏だから
僕だって箱入り息子でしたのに

自戒もない改悛もなく慈悲もない

弱き者、汝の名ばかり女なり

生前に言えない君はまた屈す

偶像は人に被せし幻想を
あとがきの足跡辿りめくる指


ステータス素敵に既に捨てた素手


白々しい日々とお目々が口々に


一人称は銀色の夢の中


曖昧な甘い合間に淡い波
           - L'impromptu 自由律



サブタレニアン護摩誰や五月雨や



因る戀は射干玉ありふれた{ルビイデア=ιδέα}



チョコを ....
          l'impromptu 自由律


帽子は本日に相應しい途惑い


偏愛(だ)チープカシオは妥協ではなく


{ルビ時計=Uhr}見る同樣に{ルビ眼鏡= ....
冷酷な奴だよと傍、聞こえてき

彼の何を知っているというのだか

いないとき悪口言う人信じるなと

いないから言うんじゃないか悪口は

対面で言えますか君、悪口を

言ったらばもう ....
入社式先輩風で散る桜

春の雷走って逃げる正義感

風吹けば結局みんな風見鶏

どの道も真っ直ぐ行けば突き当り

つばくらめ旋回すれば小宇宙

春眠と短い祈り新年度
一瞬の光をずっと見ていた日


スカスカの姿形たち立ち上がる


古くに叶えて口から土を吐く


間違いが待ちに待った街に舞った


崇高にすっごい少し吸い込んだ


月 ....
物理的にふつうに分厚い文庫本


幻の魔を滅ぼして仕舞うロボ


十二年後の十二年前のカニ


天国の夫と大王の宝玉


蓋に触れ縁から淵へ降っていく


存在もしていな ....
謹んで僅かな菫 勤務地へ


証明を正月という日に言った


悽惨な凄い妻が萋萋と棲む


木の奥の記憶 昨日の斧を置く


横書きの下書きを上書きしてる


春先に白い ....
音楽をやたらとけなすレスを見た

情動の発露が嫌いなんだと見

感情を殺すことだけ覚えてく

実際に死んでしまった人も多々

怒りがだ、けなすレスにも生きている
ヒーローは助けに来ないと悟った子

ヒーローはいい詩を書いて眠りたい

ヒーローの浪費はやまず所詮文字

もじもじしやがってこのと君の言う

ヒロインの位置は固いぞ気を強く
昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
甲子園 白球追いかけ 近代化
ビル建ち並び 浜風吹かず
名探偵めいた店名 目指す天


先週の一日千秋選手権


擬態して熊を疑う能力者


メビウスの帯をタスキにタヌキ抜き


実体のない草原に揺れる点


クラインの壺へと ....
クリスマスイブにブイブイ言わせてる

岸田くんうっちゃり覚えた感のある

傾国を憂うもいいが先を見よ

願ったり叶ったりなの? デッドエン

では君は余剰で優しいだけなのか
長考す棋士の顔して編むメニュー

取って食う蛇の顔して見る5ちゃん

詰みました? 思いつつなお探す奇手

ウケている。多様性これ多用せい

こだわりの加味のみそ汁、狂気あり


 ....
古の占い 石が右に在る


二次元の架空の空に架ける虹


伏線は不鮮明な付箋めいた


月の重みで腫れていく海と空


鉄の音 空中と手をつないでる


お葬式みたいに ....
川柳
タイトル 投稿者 Point 日付
弾んだ音弾いた水宮うみ2*23/11/29 20:50
生き息2*23/11/15 19:10
30年は無かったことに足立らどみ2*23/11/4 1:23
月の火水宮うみ4*23/10/11 10:51
Die Gestalt墨晶3*23/9/23 17:26
退任足立らどみ223/8/25 0:00
日々響くビビビビ水宮うみ4*23/8/23 21:56
テキトーひろのふ223/8/2 19:39
むなの虫足立らどみ223/7/28 8:20
コントラストりゅうさん323/7/28 5:57
遠足の速度水宮うみ1*23/7/9 20:17
花火はるな323/7/4 14:48
回る揺れる続ける水宮うみ3*23/6/2 10:35
落花流水りゅうさん2*23/5/17 6:46
指は旨い水宮うみ023/5/14 16:08
君はエケルチを視たか墨晶4*23/5/11 2:26
身支度4*23/4/30 11:48
王様の耳はりゅうさん4*23/4/17 4:13
春、風、それからTwoRiv...7*23/4/16 22:25
待ち合わせ水宮うみ2*23/4/16 18:06
固い姿4*23/3/27 8:40
昨日の春4*23/3/14 20:56
けなしレタスりゅうさん023/3/11 7:38
凡骨英雄123/2/24 6:49
空の体水宮うみ6*23/2/23 7:22
野球川柳為作023/1/9 23:21
転々と点々と水宮うみ2*22/12/30 15:59
年末にりゅうさん122/12/24 7:28
ひまだむ022/11/30 3:37
そらした水宮うみ2*22/11/26 14:06

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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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