やがて誰かのその声は聞こえなくなる
自己欺瞞に耽る大人達の目に怯え
されどそのように世界が見えている
自分自身が自己欺瞞に耽っていることを彼は知らない
世界は貧しいと考え 闇雲に救 ...
140824
乱暴なのだよと言われた
狼藉を働いたわけではないが
乱暴に物を放り投げては
置きやすいように並べる
適当に積み重ねる
見た目も悪い
効率も悪い ...
土嚢でも背負っているのだろうか
きょうの町は、肩の辺りが硬く強張っている
木陰のところで音楽は重なりあって死んでいる
物欲しげな野犬は吸い殻に鼻を近づけやがて立ち去った
...
座ってパンを食べている
天使に近づき見てみると
頭の上に浮かぶ輪っかは
小惑星の集まりだった
カーリーヘアーの奥からの
不思議な引力で集められた
星屑だったんだ
なんだ、土星と同じじゃな ...
いつも姉は変な顔をして
私の髪を引っぱったり
口に入れたりした
足のつかないプールで
私の背中にしがみついてる
バースデーケーキのロウソクを消す
ソファで寝てる
ギターを持ってジ ...
青田風赤いバイクに二人乗り
青田風旅立つ君を送る歌
広すぎる青田のそばの墓地に猫
いい武器持っていて使う機会がない
遠花火指輪の跡に気づかないふり
捨て猫のダンボールの前を不要ペット回収車が通り過ぎた
はじめは上手くない
知らないと恥ずかしいし
失敗など当たり前
それで傷つかないわけではないが
そんな柔でもない
ナンカ違う
調理はココロ安らぐ薬でも
ナンカ違う
世界の主流、マジョリティとデザイン済みの常識ら
全然チガウ
プラスチックとちゃんねる争いの画面たち
ヒントになる
偽を暴く知恵、的を離れ ...
まこちゃんは
まことっていう名前だけれど
大嘘つき
大丈夫じゃなくても
大丈夫って言うし
痛くても
痛くないっていう
まこちゃんは
僕が守ってあげるんだ
子供の時 ...
広がる空に
飛べ
こころ
絡み合った想い
ほどけぬまま
泳げ
空を
変わり続ける
雲の形
想いもまた
あの青い空の向こうに
果てしない宇宙が
夢が
あるの ...
四角い君が
手を触れないでも
美しい音色を出す君が
とっても気になるんだよ
いつか会いたいな
テルミンさん
君が、遠い
だけど
諦めるには近すぎる
だけど
話しかけるには遠すぎて
君が遠い
ほんの数メートルが
ガラスを隔てたみたいに、遠い
待ってよ
行かないで……
...
公園広場の人だかりに囲まれて
学ラン姿の少年は、笛を吹く。
指をぴろぴろ躍らせて
黒い瞳は{ルビ魚=うお}のよう。
楽しいメロディ奏でつつ
耳はだんぼに開いてる。
身も心も空っぽにして ...
明けにヒグラシが啼く
カナカナカナ…
そそっかしい奴
夏の薄明は薄暮に似て
あの個体は感知できないのか
明けは涼しく暮れは蒸すのに
カカカカカカ…
ほら、また啼いている
確かに夜 ...
内臓のやうなプルーン頬張つて「さうだよ。ぼくは無神論者だ」
貝殻を拾うみたいな浅いキス あくまでそれは未明のままで
箸がもし転がらなくて 君がもし消えたとしても ワラいますとも
...
懐かしいこと思い出しました
ずっと前にこの街から
ずっと離れたところにいた時
唯一の連絡手段が電話であったこと
思春期のタブー
お喋りな母に電話の内容を盗み聞きされること
...
調理の得意な人は
もう一次元 ステキな世界へ
連れて行って くれる
そんなレシピを
考案して くれる アナタは
めっけもん
今流行りの もやしもん よりも
なめこたん よ ...
君を救いたい
君を守りたい
君を揺るがすものにも
きっとそう想うだれかがいるだろう
それでも君が君であるという
理由で苦しむのはいやだよ
どんなひともあっていいと
学校はおしえる ...
なすがママに
きゅうりがパパになった
それはつまり
結婚当初
かれらが毎晩毎晩
いやになるほど毎晩毎晩
はげしくくるおしく まぐわったことを意味する
まくわうりのように
ああい ...
私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
...
輝かしいね
見てると見てる自分が眩しくなる気がするよ
美しいね
あなたを見てるとあなたになった気がするよ
もうすぐ バスが来る
あなたはどこの席に乗るか気になるな ...
マンホールの
深い闇の中で
心に通じる
道を探せば
私は寂しい
子供のままだ
もう一度だけ
やり直せるのなら
あの時のように
見つめた ...
「ち・よ・こ・れ・い・と」
あの夏の
「ぱ・い・な・つ・ぷ・る」
打ち水のキラキラ
「ぐ・り・こ」
夕日のバイバイ
しろい頬をこちらにむけて
月が肩をふるわせている
窓の外から、じっと
石でできた町がぼくを見上げる
けれども雨がふっているのはまだ
きみの瞳のなかでだけ
...
夕立の後の
晴れ間にも似た
ぺニスインユアマウス
ただ鬱陶しいだけだ
さっさと
終わらせるには
お前はまだ
テクニック的に足りないのだ
アメリカの戦艦が
俺を見ている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
倨傲の囁き
陽向
自由詩
3*
14/8/24 11:51
乱暴者
あおば
自由詩
5*
14/8/24 11:00
移住
草野春心
自由詩
8
14/8/24 9:50
土星天使
やまうちあつ...
自由詩
4*
14/8/24 9:38
pics
mizuno...
自由詩
5
14/8/24 7:56
青田風赤いバイクに二人乗り
北大路京介
俳句
3
14/8/24 1:29
青田風旅立つ君を送る歌
〃
俳句
2
14/8/24 1:29
広すぎる青田のそばの墓地に猫
〃
俳句
4
14/8/24 1:28
いい武器持っていて使う機会がない
〃
自由詩
4
14/8/24 1:27
遠花火指輪の跡に気づかないふり
〃
自由詩
7
14/8/24 1:27
捨て猫のダンボールの前を不要ペット回収車が通り過ぎた
〃
自由詩
3
14/8/24 1:27
なんでも
中原純乃
自由詩
2*
14/8/24 1:07
回送電車にのれたなら
佐和
自由詩
1
14/8/24 0:06
嘘つきまこちゃん
瑞海
自由詩
3*
14/8/23 23:53
「そらへ」
椎名
自由詩
2
14/8/23 23:52
テルミン
凍月
自由詩
5*
14/8/23 23:46
君が遠い
〃
自由詩
1*
14/8/23 23:28
笛を吹くひと
服部 剛
自由詩
6
14/8/23 23:15
誰そ
salco
自由詩
9
14/8/23 22:29
みめーと
初谷むい
短歌
7*
14/8/23 21:57
懐中の海辺
瑞海
自由詩
4*
14/8/23 21:48
星型の オクラ
藤鈴呼
自由詩
4*
14/8/23 21:48
明日がこわいという君へ
朧月
自由詩
1
14/8/23 21:07
なすがママに
浩一
自由詩
2*
14/8/23 20:49
私を認めて
ただのみきや
自由詩
24*
14/8/23 19:55
空間
陽向
自由詩
1*
14/8/23 18:03
sunset
ミナト螢
自由詩
1
14/8/23 17:30
帰り道
ドグー
自由詩
5
14/8/23 17:19
砂の城
草野春心
自由詩
5
14/8/23 17:12
雨上がりのぺニスインユアマウス
花形新次
自由詩
1
14/8/23 16:56
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
8.37sec.