夜眠り
朝起きる
夜がきて
あくびする
朝がきて
あくびする
いつの日も
あたりまえ
いつからか
あたりまえ
悔しくて眠れない日も
いつの間にか海の底
...
なにひとつ
ただしくはなかった
空白をうめるようにする
女のからだでは
ただしくはなかったかもしれない
すがるように言葉を編むこと
空を濁らせる 嘘を吐くこと
つめたい気持ちに線 ...
金曜日
バスを降りた途端 夜の町に穏やかな風が吹いて
夏の匂いがするねと 隣の君に僕はそう言った
長いこと僕らの町にあった 小さなスーパーは
ついにつぶされて 無意味にアパートが建つっ ...
明日が今日の続きでしかない
明後日は明日の続きでしかない
終わりが無いということが
どれほど恐ろしいか
自分で「終わり」にしないと
絶対に終わらない
今だけ甘受するならまだしも ...
たいせつなものが
どこかに
流れて行ってしまった
たいせつなものを
たいせつにしないで
私は
頭の中の思い出を
ただずっと探していた
私の頭の中からは
もう何も浮かんでこなか ...
仕上がった作品を手にとり
出来栄えを確認する
(……駄作だ)
地面に叩きつける
が 割れない
金槌で叩いてみる
が やはり割れない
もしやと思い豆腐の角にぶつけてみる
が そういう問題 ...
四角い瞳に映る 蛍の軌跡
沈潜した草の匂いに 雨の気配
黄緑の曲線が 野放図に交差する
笹の陰の暗闇で 羊は見ている
静かな黄泉の国で 横たわっているような
喧しい牧羊犬も ここには ...
ベランダにビニールシートを広げ
寝そべって星を見た
焼けた地面にぺたりとつけた背中の熱っぽさ
母親は綺麗ねとだけ言った
私は黙っていた
真暗な虚空に私は吸い込まれそうだった
小さな光の粒が ...
色々な所で面白いスパムメールを晒している所はありますが
晒すのには飽きた、という人はここで作ってみませんか?
(こういうのも色々な所であるのかな……?)
才能が切れたので
買いに行った
いつもより高いのを
手にとって見てると
店主が苦笑いする
背伸びはよしな
いつものを買って帰る
その日の夜
ボクが偽物と見破った人たちが
たいま ...
ありがとう、出会ってくれて
ありがとう、本当の私を見つけてくれて
ありがとう、"私"自身の未来をくれて
君に出会えていなければ
きっと私は死んだ魚
乾 ...
若稲よ
一途にのびる
若稲よ
晴れの日も
風の日も
雨の日も
迷わずのびる
若稲よ
境遇を嘆くことなく
使命を忘れることなく
ただ ただ
一途にのび
生きる
若稲よ ...
{画像=140531162934.jpg}
時間は無いと考えている?
でも時間はいっぱいあるのだ
日頃の所作の大半は無駄な時間潰しで
大事なものは何も無いのだ
マネキンが ...
どうして、人は互いを比べるの?
違う者を排除したり
劣等感を抱いたり…
けれど、その劣等感も危機感も
きっととても無意味な
視野の狭いもの
仲良く手を取り合えば ...
海があり山があり
歴史的に古い町並みがあり
歴史の炎が今を照らす
小さな町だけど広く感じる
住んでいる人の心が広いのだろう
瀬戸内海式気候で暖かい
年中過ごしやすく穏やかな風が吹く ...
元気が出ないので
単四電池を?っポン飲み込んだ
胃が重くなっただけでした
それでは今度は
単三電池を?っポン飲んだ
胃が痛くなっただけでした
とどめとばかりに
単一電池を?っポン飲みまし ...
見舞いにきて黒星病のリンゴを剥く
宇宙と心中する
乗り物酔いの耳にバスガイドの唄
顔以外砂に埋められ浜日傘
夏柳デカビタCで飲む薬
無数の人間が小説を書き
無数の人間が詩を書いている
誰もが自分を知って欲しくて
誰もが自分自身を叫んでいる
でも、その自分というのは何だろうか
君はテレビ ...
夏来る心地よい風の中に身を任せ
巡る季節のように時が流れ過ぎた
歓びと哀しみが交差する日々にも
時を経ては鮮明に甦る自責と怒り
夏来る心地よい風の流れのままに
あの空の雲のように流れてみ ...
沸々と煮えている過去が
億光年の果てから
這って来るような
ソノ音がふつふつと
耳に辿り寄せるたびに
白くなりかけた記憶は
徐々に泡だって
蒸気のように巻き戻され
瞳の前にあらわれつづ ...
風呂の後めんどくさいと乾かさない髪乙女が共に蒸発していく
大人になれないティーン
19
意味のないモラトリアム
お酒が飲めないティーン
たばこが吸えないティーン
投票できないティーン
甘えられないティーン
一人でできなきゃいけない ...
古い手紙を炎が読んでいる
泪を引き摺った星屑の海を見ながら
夜が月を口説きつづけている空に
たち昇り煙る記憶が渦巻いて踊る
醜く膨らんだ雲が濁らせた景色を
冷静に見つめる硝子窓は沈黙を守り
...
開けるとそこは 別世界
違う空気が流れている
無造作に 通り抜ける人影が
ドアの 向うに取り残される
影なしさんを作るドア
開けるとそこは いつもの世界
空気の流れが 感じられない
...
裏から表までの30メートルに世界があった
国道1号線を命かけて 一目散に横切るのだ
安楽の幅2メートルは ユートピアへの出入り口
たった20センチメートル背中の側をかすめ ...
白く褪せた世界の中を泳ぐようにフラつきながら行先に覚えも無くフラフラとただフラフラと幾つかの針金で生を模倣させられている人形みたいに生身の虚ろでそれでもきっとおそらくなにひとつ求めもし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜眠り、朝起きる
中村 くらげ
自由詩
4
14/6/1 4:08
過去
はるな
自由詩
12
14/6/1 4:03
金曜日
itukam...
自由詩
1*
14/6/1 0:02
暁
chocoa
自由詩
1
14/5/31 23:54
午後
〃
自由詩
1
14/5/31 23:46
ウイルス効果
ただのみきや
自由詩
22*
14/5/31 23:29
アリエス
藤原絵理子
自由詩
8
14/5/31 23:09
家族
ららばい
自由詩
8*
14/5/31 22:24
スパムメールを作ろう!!
会議室
14/5/31 19:57
買い物
アンドリュウ
自由詩
4
14/5/31 18:21
君がくれた明日
Colorf...
携帯写真+...
3
14/5/31 18:05
迷わずのびる その心を
ichiro...
自由詩
10*
14/5/31 17:20
時間は無いと考えている / 君は時間を止めている
beebee
自由詩
23+*
14/5/31 16:33
ありのままで
Colorf...
携帯写真+...
1
14/5/31 14:17
柳井
夏川ゆう
自由詩
1
14/5/31 13:41
バッテリー
和田カマリ
自由詩
3*
14/5/31 11:52
見舞いにきて黒星病のリンゴを剥く
北大路京介
自由詩
2
14/5/31 11:25
宇宙と心中する
〃
自由詩
6
14/5/31 11:24
乗り物酔いの耳にバスガイドの唄
〃
自由詩
11
14/5/31 11:24
顔以外砂に埋められ浜日傘
〃
俳句
2
14/5/31 11:24
夏柳デカビタCで飲む薬
〃
俳句
3
14/5/31 11:23
「君」を捨てたまえ
yamada...
自由詩
2+
14/5/31 7:24
威風堂々・・・
tamami
自由詩
6
14/5/31 4:49
黒い星に生まれた女の謌
ハァモニィベ...
自由詩
1*
14/5/31 3:14
風呂の後
かの
短歌
1
14/5/31 2:16
わたし19
〃
自由詩
1*
14/5/31 1:46
朝の心臓
ハァモニィベ...
自由詩
2*
14/5/31 1:35
ドア
佐白光
自由詩
1
14/5/31 1:21
突き抜けるまでの秒針
芦沢 恵
自由詩
22*
14/5/31 1:08
楽譜にすりゃあ滅茶苦茶、手紙にすれば届け先から抗議の電話が来 ...
ホロウ・シカ...
自由詩
0+*
14/5/31 0:47
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
2239
2240
加筆訂正:
アルルカバの恋
/
るるりら
[14/5/31 10:05]
コメント欄に二編の詩を 足しました。
こんぺいとう
/
りゅうのあくび
[14/5/31 7:55]
遅筆により推敲
3.78sec.