自分は誰のもの
自分は自分のもの
自分のために
自分の意志で動き
自分の気持ちで考える
自転車でひとり散策する自分
自分は誰のもの
自分は家族のもの
家族のために
自 ...
衝突・亀裂・軽蔑
タールのようにうねる過呼吸。
ここから上がるために
日々研磨をする魂。
「それらの行為は、全てを賭けるというよりも
捧げるに近い・・・・。」
空の ...
雨の日だけ訪れるひとがいる
水を滴らせながら、入れてもらっていいかな、と
私は玄関を大きく開け
タオルとホットミルクを渡す
他愛無い話をぽつりぽつり
このひとは愚痴や怒りを表さない
た ...
戦場
辺りを見回すと曇った戦場になっていた
地図も何も持っていない
辿るべき道もなければ道を切り開く道具もない
振り返るとそこには文書の山があった
作り笑いをしている顔があった
と ...
「おはよう」
いないのに 何故 ここまで続けているのだろう
廃れるもの 廃れきれないもの
捨てたもの 持ち続けているもの
それらは何か あなたとわたしにとても似ていた
どこに ...
優しさの筈が傷に沁みて
痛みを生むことがあるのだと
初めて知りました
それでもあなたには感謝しかないのですが
逆に自責の念が頭をもたげました
おそらく傷を作って放置していたのは
私自身だか ...
さてそれからまた無限に近い時間が過ぎて
女はファンデーションを塗り続けた
その間に七人の王が即位し
大地を揺るがす大きな地震が二度あった
我々は本日ここに集いて
町内会の役決めをすること ...
ただ雨が降るモスキートには傘がない
雨音にさえ壊されそうな愛で夜を分けている
大人のネオンに照らされながら雨の唄うボレロ
「タンザスト ナイト」
ひかりふる、
せかいをつつみこむほどの、
くうはくを、
うちにひめた、
わたげを、
うみへかえしてやります、
ぼくのうちがわから、
...
手をついた地面はまだ暖かい
木の陰は揺れながら
光の中を行ったり来たりする
僕の作り話の中で君は僕の何を見るの?
僕の作り話の中で君は僕に何を見ているの?
今日は眠れそうだ
きっと君にあったからだ
そうやってまた「なんだろうこれ?」って思うよ
たった一人の人間になんでこんなに思いをはせるんだ?
あぁバカらしい
ここからはもう考えない
...
中指立てたりファックって言ったり
僕に取って無意味な行為
何度だって繰り返す。
血が通った言葉とか
骨格のある文章だとか
陳腐な表現が似合うまで
僕の血が通い
僕の骨が支えになるまで
...
わたしのさみしい骨のゆくえは
乾いた風吹く荒涼とした地
どの生き物にすら踏みつけられることもなく
ただひたすらに転がってるだけ
あしたなら抱えきれないほどあって
きのうのひとっつも無い寂寞
...
私は
私のこの身の他に
何も持ってはいませんが
この手を使って
誰かの手を
握ることができます
この足を使って
誰かの足の
かわりになれます
この目を使って
誰かの命を ...
『元気にしてますか?』という社交辞令に
私は『元気です』としか応えられません。
誰にもそうですが
とりわけ あなたには。
誰も彼も 自分のことで頭がいっぱいで
赤も青も知らん顔です。 ...
単調なのに新鮮なさざ波の囁きは
つつじが丘には届かない
海に面した街なのに
もたつく足取りに発破を仕掛けて
おらは陰のないアベニューをふらつく
減価 ...
アオミドロかミドリ虫
草餅のヨモギ
おぞましい緑
散歩の犬が
小便を引っ掛けたヨモギ
せめて毛だけでも毟って
やいとの火になったらどうでっか
尊大なだけの便所の落書き
しょせん ...
過ぎ去った過去を 懐かしく思う暇もなく
夜風がただ
冷たい頃が 好きだった
今はもう
空は夏を覚え始めたというのに
今宵の風は
あの時のように
肌を優しく刺して
僕の 弱 ...
葉書に書かれるまでは
それらをたしかに覚えていた
あなたを抱きしめた秋の夜更け
蹴って散らした枯れ葉の響き
葉書に書かれるまでは
私たちは本当に私 ...
剥かれた豆の
殆どは椀に収まったが
僅かながら溢れてしまう
階下から聞こえてくる物音は
すべて嘘だと私にはわかったが
目の前で語られていたならどうだろう
...
一行の文を
今しがた、私は読み終えた
それでもテーブルについているのは
私のほかに誰もいない、そして
私はこのまま待つのだろう
青空のせまいところに
詰 ...
「血の起因というものは自らの意思では切り離せない。
それを人類は延々と見届けてきた 」。
くり返されることによって生じる不幸とは、それらが臆病な性質に起因しているとは誰も思わない 。
...
棘が眼に刺さり 蔓が身体を縛る 花柄の裂け目から蛾の群れ
舌打ちの余韻が汚す残り時間 泥つきの靴とビニール傘と
缶入りの言葉使いこなすために繰り出す喋り 少しの孤独
...
こんな粘土みたいな景色のなかで
あの写真にぎりしめながら
ぼくは写っていないけれど
大切なひとたちの大切な夢
天使たちがすべり台で遊んでいる
とつぜん死ぬのなら
さよならされるのなら
...
きのうまであった
いのちです
タマキンのサイドチェンジが出来たなら攻撃の幅もっと広がる
言葉に頼りすぎよとあなたはいう
私はくびをふる
相容れないなにか
みえたものを言葉にして
言葉でしらないふりをする
黒い芍薬
苺をつつく鴉たち
燃え草の茂みから南瓜が芽を出している
型枠だけ残した山村
川底の割れた舗装
空の色を変え、夏草を呼ぶように
降り始める雨
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自分
ichiro...
自由詩
7*
14/6/8 7:36
ぐるり。
梓ゆい
自由詩
2*
14/6/8 7:17
「雨ごい」
桐ヶ谷忍
自由詩
19*
14/6/8 6:04
戦場
葉leaf
自由詩
4
14/6/8 5:14
BRAMBLES
黒ヱ
自由詩
1
14/6/8 4:52
傷つけない冷たさ
森川美咲
自由詩
2*
14/6/8 2:51
女なり!
アンドリュウ
自由詩
3
14/6/8 0:45
ただ雨が降るモスキートには傘がない
北大路京介
自由詩
5
14/6/8 0:21
雨音にさえ壊されそうな愛で夜を分けている
〃
自由詩
3
14/6/8 0:21
大人のネオンに照らされながら雨の唄うボレロ
〃
自由詩
2
14/6/8 0:21
タンザスト ナイト
赤青黄
自由詩
1*
14/6/8 0:18
no title
hash
自由詩
0
14/6/7 23:45
僕がどれぐらいくだらない存在かって事
〃
自由詩
1
14/6/7 23:44
黒人文化に憧れる
子役大好き
自由詩
0
14/6/7 23:25
骨のゆくえ
もっぷ
自由詩
17
14/6/7 23:24
できるはずだから
無花果
自由詩
2
14/6/7 23:01
お元気ですか?
端沢 紫琴
自由詩
1*
14/6/7 22:14
白い狼煙 九
信天翁
自由詩
4
14/6/7 22:03
草餅
山部 佳
自由詩
0
14/6/7 21:29
追憶の向こう側
ウデラコウ
自由詩
1
14/6/7 20:59
葉書
草野春心
自由詩
2
14/6/7 20:27
剥かれた豆
〃
自由詩
3
14/6/7 20:06
待つ
〃
自由詩
3
14/6/7 19:51
「起因 」 散文詩
アラガイs
自由詩
4*
14/6/7 19:25
17番鉄塔から
深水遊脚
短歌
2*
14/6/7 19:08
あの写真にぎりしめながら
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
14/6/7 16:31
これは
フユナ
携帯写真+...
4*
14/6/7 13:14
タマキン短歌2
花形新次
短歌
0
14/6/7 12:43
銀河の二人
mizuno...
自由詩
4
14/6/7 11:59
bottom
〃
自由詩
2
14/6/7 11:50
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
加筆訂正:
群青色の乙女
/
りゅうのあくび
[14/6/7 20:31]
遅筆により推敲
群青色の乙女
/
りゅうのあくび
[14/6/7 18:51]
遅筆のため推敲
4.21sec.