板の切れ端が 軒下に放り出され
横に立てかけられ 忘れ去られている

陽をあび続け だんだん色があせ
雨をあび続け 湿って腐りはじめ

風からは遠い 身動きもしない
雪の積もる夜 ただ  ...
──平均余命だけがにやにやしている──  

     瀟洒な閑静といえば聞こえはいいが
  実態は里山的過疎というほうがぴったりの
        いろつやまだらな丘の街並み
       ...
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ...
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


簾に打ち水
蚊取り線香
朝顔凛々しく
ついでに懐メロ

...
過去は消費され 
現在は散漫になり 
未来は証明する
ニューヨークタイムズの社説が、解釈改憲を行った安倍首相を最高裁で裁くように提言しています。

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もしも安倍首相があくま ...
ドイツ中道右派の有力紙ディ・ヴェルトが、集団的自衛権容認に抗議する男性の焼身自殺未遂事件について、NHKの中立性についてはっきりと疑念を呈しています。

-------------------- ...
誰ひとりみてない笑みがまたひとつ荒川で身投げしたような夜


誰ひとりみてない夜がまたひとつ荒川で身投げしたような笑み
泣かせたくなんかないよね
涙ぽろぽろ流してさ
つらそうな顔なんて
見たくはないよね

それでも
厳しく言わざるを得ないときがある
無慈悲を装うべきときがある
心を鬼にして
冷 ...
割れないように電球を回す。

 妄想 昔好きだった人 嫉妬 行き違い 冷めた晩御飯

黒板を爪で掻いたような音がして、肩が竦む。

 薄くなる財布 内緒のお金 本当は嫌いなチョコレート
...
お線香をひとつつまんで
おばちゃん ごめんねと
ぼくはいった
ごめんね

あら いたるちゃん よくきたね
おまえはしんでからだと
よくおいでになるね
いきているうちは 何か不都合でもあ ...
生きるということはこういうことです

そう言ってせんせいは

聴診器をはずした

わたしを見つめているのか

ずっと遠くを眺めているのか

わからなかった

眉間に深 ...
神様が参観に来ている
オーロラに乗ってやって来た
教室の後ろの方で
子供たちの様子を見守っている

神様が見ている
子供たちは、はりきって手を挙げる
良いところを見せたい、と思っている
...
秒針だけの静かな時計

飛び込もうとして
やっぱりやめる
仄かに光って揺らめく水面を
乱したくないと思って
つま先から
トポンと

辛くても生きる体温を
鎮めてくれる水 ...
  1 ベランダのアマガエル あるいは セミ

人工石に囲まれた中空にひらひら揺れる緑色の片鱗が
さまざまな生き物の宿る大木の小枝に見えたのか
ベランダに並んだ化学合成陶器に盛られた疑似土に
...
 様式美も形骸化した愛も欲しくはない。痛みの先に甘美な法悦があると信ずるきみの、石膏製のような鎖骨に空いたピアス穴に針を通すこと。その時、いつもは無口なきみの瞳が恍惚の色に染まること。それだけが私を満 ... おっぱいを百枚描いて冬の暮れ ボーナスで貯金の桁の増えにけり 忌み言葉の多いスピーチに祝われている 句読点のない手紙が励まそうとしている 身を粉にして何も残らない 七夕ばたばたアブラカタブラ

笹に願いをかけました

みんな仕事ができますように

仕事ができるなら

たぶん金持ちでなくてもいい

お星さま願いを叶えて

七夕ばたばたアブラ ...
   {引用=鉄砲がつめたくなりて‥(賢治)}
銃身のつめたさ{注=作者は、銃に触ったことはありません。また、事実は、寝台は各部屋2つ備えられていました。}は 心のほてり
夏至の長い日が暮れると窓 ...
訳の分からない上司に
訳の分からない仕事を頼まれ
クソつまらない一日を過ごし
手取り15万程度のはした金を
貰うぐらいなら
自慢の巨乳が萎びる前に
一花咲かせようと思うのは
間違いどころ ...
うつくしいことばがのみこめない
ぼくらはもうほんものじゃなくなったというのに
まだわらえないでいる

とうめいなゆびがぼくにささったことをきみはしらない
ぱらぱらとふるあめ、このまま ...
戦士は傷ついていた

胸に深い傷を負っていた

傷口から溢れる透明の血には

誰ひとり気づかなかった

時が経ち

傷は癒えたかのようだった

時々傷跡の奥深くがじりじりと痛む ...
色の薄いピンクした煙が空を漂っている
この場所は、世界の屋根の下にある火葬場だ
おどろくべきことに、神さまは面倒を見ないという
薄汚れたビル群が、異邦の地を区分けしている
言い訳と嘘がごちゃま ...
比喩ではない 武器を用いて空想を人に押し付け 許された者


罰を受ける幸福をポロスに説いたソクラテス読む初等教育


くぐもった大音量の泣き声が置き去りにした 犬のおまわりさん
...
心に元気がなければ
身体のバランスが悪くなる
何か上手くいかない感じがする

瑞々しい心で過ごせたら
光を帯びた日常が広がっていく

乾燥しきった心では
潤った創造が出来なくなる
...
誰でもない者たちへ
焼け落ちたこの町で
青ざめた面もちで
永遠の夜を知れ


ガラクタのような知恵
散りばめたこの町で
溜め込んだ悪い血で
眠れない夜を知れ


──その命 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
照らす者砂木自由詩9*14/7/6 9:37
丘の街で(四)信天翁自由詩214/7/6 9:14
ぼんやり梅昆布茶自由詩2014/7/6 5:06
風流夏館もっぷ自由詩914/7/6 2:31
無題文字綴り屋 ...自由詩014/7/6 2:00
NYタイムズが安倍首相を最高裁で裁くよう提言動坂昇散文(批評...114/7/6 1:58
ドイツ有力紙がNHK批判散文(批評...2+14/7/6 1:57
夜 ⇔ 笑みもっぷ短歌414/7/6 1:22
覚悟千波 一也自由詩314/7/5 23:49
雑用DAICHI自由詩214/7/5 23:36
おばちゃんごめんねとぼくは言ったオイタル自由詩5*14/7/5 23:20
診察かかり自由詩414/7/5 23:19
参観日のオーロラクローバー自由詩3*14/7/5 22:26
プール凍月自由詩4*14/7/5 22:02
アマガエルイナエ自由詩8*14/7/5 21:55
マディソン雨伽シオン自由詩114/7/5 21:49
おっぱいを百枚描いて冬の暮れ北大路京介俳句214/7/5 21:41
ボーナスで貯金の桁の増えにけり俳句114/7/5 21:41
忌み言葉の多いスピーチに祝われている自由詩114/7/5 21:37
句読点のない手紙が励まそうとしている自由詩514/7/5 21:37
身を粉にして何も残らない自由詩314/7/5 21:37
七夕とワンピース吉岡ペペロ自由詩414/7/5 20:03
深更Giton自由詩1*14/7/5 18:11
剛力彩香「正直ベース」花形新次自由詩014/7/5 16:40
プラスチック・プリズムゆうと自由詩3*14/7/5 16:39
さようなら、戦士ちと自由詩114/7/5 16:21
わたしはどこで生きればいいの黒髪自由詩6+*14/7/5 16:16
手遅れと言われても深水遊脚短歌2*14/7/5 15:10
瑞々しい心夏川ゆう自由詩214/7/5 13:56
オーブのテーマ(プロパガンダ)はしごだか自由詩114/7/5 12:39

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