私の長い名前を
思い出してください
雨が降り続く日に
倒された草花や
咲かずに腐る蕾の声が
聞こえた気がしたら

私の長い名前を
呟いてください
風が吹きやまぬ日に
ちぎれた花びら ...
わたしの耳には
蔑む声が棲んでいる

わたしの耳には
嘲る声が棲んでいる

だから、気をつけて

わたしは素直に
言葉を受けとめられない

偽りを抱いて微笑むこともある
...
キムタク
まだまだバリバリ?


最新の月9
まずまずの数字だって。


未だに
それなりに一線ってのも中々の話。

ってか、よく考えるとたいしたもん。
何様な評論 ...
I wanted a tree
But you gave me a leaf

You wanted to leave out all
I gave you the world, boy

...
自画撮りを投稿し続ける彼女と
鏡の前でメイクが決まらない私

私は火闇、彼女は水体力
好きなおやつは苺大福とマカロン
1足す1はたくさんの光

インターネットは
私たちのタイムカプ ...
壁の隅の夜を
蜘蛛のかたちの水が昇る
ひとりの蜘蛛が
従者のように着いてゆく


緑の坂が八月を擦る
指は棘 長い長い棘
水の抵抗に反り返り
鍵盤の主に突き刺さる

...
電車を降りると
人が集まってきた
テレビカメラもある
帽子を被ったひげメガネが
後ろを見てください
あれ
阪急だ
京阪に乗ったはずなんだが
そうです
そうなんです
気が付きませんで ...
空港からへ
豪勢なバスに疎らな人々

錦江湾に屹立する桜島が背後から覆い被さる道
雄大な景色が灰色に押し潰される。
逃げるように疾走するバスは異様に速い
闇夜がとんでもないスピードで飛び去 ...
ここんところ
物忘れが多くなった
年のせいにしたくないが
やっぱり年のせいか

特に人の名前を失念してしまう
テレビタレントは元より
知り合いの名字さえ出てこない

先日も
道で女 ...
内ポケットから手帳を取り出し
暗号を記録する
一晩かかって嗅ぎつけたのだ
約束の時間まであと五分
場所はいつものX埠頭
ここ数週間奥歯が痛む
しかめ面はそのせいもある
トレンチコートの内 ...
二人の男女が終え、男はいつもの習慣でタバコを吸う。
「お前は吸わないのか」
男は何かを感じ取ったように、不自然に自然さを装い言った。
「呼吸が冷たかった」
女は呟き、悲しそうにタバコに火を点け ...
路地裏の向こうに見える高いビル陽の当たらない古いラーメン屋

正月と聞けば寒さが増す気分大寒波来る今年の始まり

日本語を聞き慣れている日常に異国の言葉新鮮に響く

年末は賑やかだけどでも ...
風の無い朝
動いていたのは人間だけ
緑も空も犬も
静に息を潜め
耳を済ましているというのに
浮き足だって
僕らは何処に向かっているのだろう
爆発だと、


勇気は爆発だと、


踏み込んだ瞬間重力を押し上げた
熱帯がやってきた
渦巻きが熱い空をはこんできた
雲のないウルトラマリンがやってきた
木々の葉は分厚い濃色になり
くっきりと影を落とし
風にちぎれてぱちぱちと戸をはじく

うなぎが流されて ...
僕が息をしていられるだけの、空間をください。
それ以上のものは、いりません。

僕が一日一日を生きていけるだけの、食べ物をください。
出来れば三食。

僕が欲しくなった時に、必要な分だけい ...
僕はゴーヤを育てている
最近 ベランダで だけど 何も無いよりましだろう
僕が育てている ゴーヤは 鑑賞するには
あまり美しい植物ではなかった


そして僕はコーヒーを飲んでいた
ぼ ...
いんたーふぉん鳴らしたでしょう?あまてらす(あれは偏光性のまなざし)

{引用=インターフォンが鳴って、あなただってだれも言わなかったけれどでもにおいでわかった。あと目のちかちか。ドアを開ける前 ...
せわしなく魂を洗う

生身のまんま立ち止まる

永久なる過去より聞いている

蝉の鳴く緑のほの暗さよ

ゆくりなく道を行く


遠く消えゆく波間に

空を見上げる

天使 ...
我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

海と思想の測量船
虹と数字の測量船

我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

まだ身体と外側が
まだ血潮と海風が

...
耐えることは得意だ
潜水は気を失うまで
長距離走は手足が千切れるまで
あなたがストップと言うまでどこまでも
痛くも痒くもない
なんともない
なんともない

無でいることは楽だ
私はひ ...
人のこころは
陽炎に揺らめく砂漠に置かれた
少しだけ水の入った
壊れやすい硝子のコップ

君の言葉で水は満ちる
放っておけばすぐ乾く

君の言葉が
君の愛が
僕を満たし潤し ...
とわの市とわのの
喫茶店。

ネネは
俺の懐を察して、
トーストしか頼まない。

外に出ると
「まあ合格かな」
トーストだけで、判断できるかよ。

どんだけ上級者だよ!
このア ...
いくつになっても答えは見つからない。
もしかしたら見つけた答えから目をそらし続けているだけかも知れないけれど。

上手く行かない理由を見つけるのが上手になっただけかも知れないし、
夢を ...
床の上で夜中に何時間もノートに何かを書いてました
それは小説と言ってもいいのかもしれないですが
とても人には見せられない 滅茶苦茶な小説でした

一日の睡眠時間は2時間で 夜中に滅茶苦茶な小説 ...
書きたいことなんて何もありません
本当は書きたい事だらけなのですが
もう そんな気持ちも差し置いて
上手い事ばかり言おうとする自分が
嫌で嫌でたまらないのです

僕は今 また一つ嫌な癖が出 ...
嵐のように怒り
自分のために大雨を降らす
周りの者は巻き添えになる
はた迷惑な幸せ者


誰にも悟られたくはない
暗い海の底へ
暴れる心を鉛に詰めて
幾つも 幾つも


寛容と ...
とととととと、とと、ととと

ラジオの周波数を雨音にあわせる
ちいさな水滴が上空四万メートルを落下してゆく
かぜに巻かれて空を泳ぎながら引力にひかれて
くっつきあって離れあって目に見える ...
六道の辻を行き交う蛍かな 蛍火や松井冬子の描く犬
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
私の長い名前をLucy自由詩14*14/8/11 19:00
ささやきを連れて千波 一也自由詩414/8/11 15:33
月9、リビング、キムタク2014。komase...自由詩2*14/8/11 15:12
boymizuno...自由詩114/8/11 14:03
you and i a自由詩014/8/11 13:35
降り来る言葉 LXVII木立 悟自由詩614/8/11 12:48
輪っかのついたレミングnemaru自由詩3*14/8/11 12:36
闇夜のバス……とある蛙自由詩8*14/8/11 12:31
【 物忘れ 】泡沫恋歌自由詩18*14/8/11 11:42
歯痛殿下やまうちあつ...自由詩514/8/11 10:20
薔薇の棘陽向自由詩1*14/8/11 9:34
路地裏夏川ゆう短歌114/8/11 7:03
風の無い朝こいち自由詩214/8/11 6:44
スピードKunisa...自由詩214/8/11 4:04
Une Tropique Triste (かなしい熱帯)Giton自由詩4*14/8/11 3:33
有情無情DAICHI自由詩114/8/11 1:17
街の喫茶店で番田 自由詩214/8/11 1:16
あまてらす予備軍初谷むい短歌214/8/11 0:22
ゆくりなく道を行く吉岡ペペロ自由詩714/8/10 23:44
血潮と海風自由詩314/8/10 22:37
なんともないららばい自由詩214/8/10 21:32
こころのコップ凍月自由詩16*14/8/10 20:31
トースト大好き(DANDAN心腐れてく)4nemaru散文(批評...3*14/8/10 20:16
左足から今日も雨BOOKEN...自由詩014/8/10 20:10
わがままノート陽向自由詩17*14/8/10 18:36
良く思われたいだけなのです自由詩5*14/8/10 18:22
徳と毒ただのみきや自由詩18*14/8/10 18:15
空の白クマ鈴置友也自由詩214/8/10 16:21
六道の辻を行き交う蛍かな北大路京介俳句314/8/10 14:52
蛍火や松井冬子の描く犬俳句014/8/10 14:51

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加筆訂正:
徳と毒/ただのみきや[14/8/10 18:18]
最期の一行「腐敗」を「腐臭」に変えました
嘘つきの星のもとに/まーつん[14/8/10 17:42]
細部を若干削りました。
4.93sec.