つまらない事でも
人は死にたくなるものだ
どうしようもなく死にたくなって
家を飛び出した深夜
空が墨汁でも零したのか
夜がどこまでも黒い
1と0に点滅する電灯を辿って
い ...
(一)
ストーカーという言葉など存在しなかったころから、俺は陽子一筋だ。中学二年の春、同じクラスになった時からずっと。高校二年の時、文通して下さい、と手紙を書いた。思い切っ ...
幅わずか20cm足らずの白線に仕切られた世界は真逆の世界
私のわずか右の世界では皆
私がいた過去に向かって進んでいく
私の世界は誰もいない
皆私の右側の世界を進んでいく
まるで私の未来から皆 ...
とある会社で働いて
あだなは眠狂四郎
ひどいと思いました
けれども女性から
そう呼ばれてしまっては
否定出来ません
拙者を切る
などと言う
...
紫陽花を抱えて赤いハイヒール
紫陽花とともに濡れたる五重塔
紫陽花やお色直しにたつ新婦
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない
指が忘れない電話番号現在使われておりません
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ
フレッド・ブラッシーの
噛みつきによって
グレート東郷が流血してから
今年で52年目になる
テレビを見ていて
ショック死した
犠牲者を追悼するため
8月18日(刃の日)の噛みつき記念大会 ...
見れば見たで目を逸らすのに
それでも視界に納めておきたいと思うのは
結局のところはただの無いものねだりなのだろうけど
なんかこう色々と
考えたら虚しくなるだけの内職を
せこせことやってい ...
頭の中に眠っていた蝉が摘出された冬
ぼくは石になった
意識は確かにあるし 五感もしっかりしている
でも
転がっている
新しい臍から注入される食事と薬
定期的に交換される下半身
...
青春という言葉に詰まった意味も分からず青春を送り
ただの焦りでもただのと思えず 後ろばかり向いて前を求めていた
明日なんて知らないとそんな言葉を涙目でいう その意味すらも分からず
深い何かによっ ...
優しい心を持っていないと、他人の苦痛が分からないのではありません。
他人の苦痛が分かるから優しいのです。
それは、同時に優しい心を持っているということになります。
だから、今のままでいいのです。 ...
私の長い名前を
思い出してください
雨が降り続く日に
倒された草花や
咲かずに腐る蕾の声が
聞こえた気がしたら
私の長い名前を
呟いてください
風が吹きやまぬ日に
ちぎれた花びら ...
わたしの耳には
蔑む声が棲んでいる
わたしの耳には
嘲る声が棲んでいる
だから、気をつけて
わたしは素直に
言葉を受けとめられない
偽りを抱いて微笑むこともある
...
キムタク
まだまだバリバリ?
最新の月9
まずまずの数字だって。
未だに
それなりに一線ってのも中々の話。
ってか、よく考えるとたいしたもん。
何様な評論 ...
I wanted a tree
But you gave me a leaf
You wanted to leave out all
I gave you the world, boy
...
自画撮りを投稿し続ける彼女と
鏡の前でメイクが決まらない私
私は火闇、彼女は水体力
好きなおやつは苺大福とマカロン
1足す1はたくさんの光
インターネットは
私たちのタイムカプ ...
壁の隅の夜を
蜘蛛のかたちの水が昇る
ひとりの蜘蛛が
従者のように着いてゆく
緑の坂が八月を擦る
指は棘 長い長い棘
水の抵抗に反り返り
鍵盤の主に突き刺さる
...
電車を降りると
人が集まってきた
テレビカメラもある
帽子を被ったひげメガネが
後ろを見てください
あれ
阪急だ
京阪に乗ったはずなんだが
そうです
そうなんです
気が付きませんで ...
空港からへ
豪勢なバスに疎らな人々
錦江湾に屹立する桜島が背後から覆い被さる道
雄大な景色が灰色に押し潰される。
逃げるように疾走するバスは異様に速い
闇夜がとんでもないスピードで飛び去 ...
ここんところ
物忘れが多くなった
年のせいにしたくないが
やっぱり年のせいか
特に人の名前を失念してしまう
テレビタレントは元より
知り合いの名字さえ出てこない
先日も
道で女 ...
内ポケットから手帳を取り出し
暗号を記録する
一晩かかって嗅ぎつけたのだ
約束の時間まであと五分
場所はいつものX埠頭
ここ数週間奥歯が痛む
しかめ面はそのせいもある
トレンチコートの内 ...
二人の男女が終え、男はいつもの習慣でタバコを吸う。
「お前は吸わないのか」
男は何かを感じ取ったように、不自然に自然さを装い言った。
「呼吸が冷たかった」
女は呟き、悲しそうにタバコに火を点け ...
路地裏の向こうに見える高いビル陽の当たらない古いラーメン屋
正月と聞けば寒さが増す気分大寒波来る今年の始まり
日本語を聞き慣れている日常に異国の言葉新鮮に響く
年末は賑やかだけどでも ...
風の無い朝
動いていたのは人間だけ
緑も空も犬も
静に息を潜め
耳を済ましているというのに
浮き足だって
僕らは何処に向かっているのだろう
爆発だと、
勇気は爆発だと、
踏み込んだ瞬間重力を押し上げた
熱帯がやってきた
渦巻きが熱い空をはこんできた
雲のないウルトラマリンがやってきた
木々の葉は分厚い濃色になり
くっきりと影を落とし
風にちぎれてぱちぱちと戸をはじく
うなぎが流されて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
貴女は死、夜の眠り
凍月
自由詩
5*
14/8/11 23:10
陽子のベクトルは太郎を指向するのか
草野大悟2
散文(批評...
1*
14/8/11 23:03
センターラインの右側の世界
ichiro...
自由詩
16*
14/8/11 23:02
渾名
ドクダミ五十...
自由詩
1
14/8/11 22:57
紫陽花を抱えて赤いハイヒール
北大路京介
俳句
2
14/8/11 21:48
紫陽花とともに濡れたる五重塔
〃
俳句
1
14/8/11 21:48
紫陽花やお色直しにたつ新婦
〃
俳句
3
14/8/11 21:48
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない
〃
自由詩
7
14/8/11 21:47
指が忘れない電話番号現在使われておりません
〃
自由詩
7
14/8/11 21:47
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ
〃
自由詩
4
14/8/11 21:47
噛みつきにこめられた思い
花形新次
自由詩
2
14/8/11 21:30
灰皿
baby b...
自由詩
2
14/8/11 21:25
白夜
草野大悟2
自由詩
2*
14/8/11 20:40
青春
陽向
自由詩
1*
14/8/11 19:33
みな同じ
〃
自由詩
2*
14/8/11 19:15
私の長い名前を
Lucy
自由詩
14*
14/8/11 19:00
ささやきを連れて
千波 一也
自由詩
4
14/8/11 15:33
月9、リビング、キムタク2014。
komase...
自由詩
2*
14/8/11 15:12
boy
mizuno...
自由詩
1
14/8/11 14:03
you and i a
〃
自由詩
0
14/8/11 13:35
降り来る言葉 LXVII
木立 悟
自由詩
6
14/8/11 12:48
輪っかのついたレミング
nemaru
自由詩
3*
14/8/11 12:36
闇夜のバス
……とある蛙
自由詩
8*
14/8/11 12:31
【 物忘れ 】
泡沫恋歌
自由詩
18*
14/8/11 11:42
歯痛殿下
やまうちあつ...
自由詩
5
14/8/11 10:20
薔薇の棘
陽向
自由詩
1*
14/8/11 9:34
路地裏
夏川ゆう
短歌
1
14/8/11 7:03
風の無い朝
こいち
自由詩
2
14/8/11 6:44
スピード
Kunisa...
自由詩
2
14/8/11 4:04
Une Tropique Triste (かなしい熱帯)
Giton
自由詩
4*
14/8/11 3:33
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
4.16sec.