思考ブレーキ 取っ払っていいよ
試行ブレーキ ぶっ壊していいよ
志向ブレーキ ぶっ飛ばしていいよ




いらない いらない こんな思考ブレーキ
いらない いらない そんな試行 ...
木造家屋解体
それは危険な現場だ
当然ながら周囲と現場を隔絶する
そして作業は始まる

まずは上からだ
瓦をはいで投げる
ポイポイと
深箱と形容される荷台に

梁と横木に乗っていな ...
Helloから繋がろうとする世界
バスタブの憂鬱、しゃぼんの気紛れ
熱を帯びては溶け出してドロップアウト
洗い流しても残るのは、スリップダウンのお誘い
固形物であることを裏切りたくなる雨の日の ...
生後
4分33秒
空気と水の気配が
話しかけ始める
好きやら
嫌いやら
何処へやら
行くのやら
耳をすましてみることが
生きることだと
ご先祖様がそそのかす
また次の
4分33 ...
水底の傷
陽を見つめつづける
水底の傷


霧の奥の棘
言葉を抄えない
霧の奥の棘


空き地をわたる風が
目を潤ませる
昨日の雨
昨日の文字


...
梅干しを
完熟した実を
塩に
およそふた月
ざるにあげて
日に晒す
塩分が凝結し
表面がきらきらら
結晶とはこれだね
豊満な実は
今やシワがより
熟していた面影は無い
けれどそ ...
可愛さには、法則があるんだって
わかっていても

かわいいな
わたしは、生まれた時 自分が実体であることに驚いた

おそらく 死ぬ時は 自分が幻であったことを知るだろう
3丁目のタバコ屋さんの角を曲がった
ラーメン屋の入り口で
刃物を持ったヘンドリックが泣いていた
しかもガラスの自動扉に挟まって
動けないでいたのだ

とっぷりと太ったお腹がギュッと ...
思うんだけども
きっと僕ら何もわかっちゃいない

この世界が何で出来ているのか
君と僕の違いは何なのか
生きるっていうことが何なのか

正しい言葉で説明できるかい?

出来な ...
 冬になるとおでんなどの他に、父は湯豆腐を作った。というのは共働き
の妻が相当料理下手だった。正確には家事全般に不向きな人で、冷蔵庫の
冷凍室に恒久鮮度を見、洗濯機には水流が回らないほど詰め込み、 ...
「夏風邪,気いつけや」

マスクをしたあたしに
チューブだらけの 彼が言った
ぶっきらぼうに 頼ってくれた
無愛想さも 衰えていく 痩せた腕

二つに引き裂かれそうだ
「先生,顔色 ...
月が半分、見当たらないの
誰が消したの?
君が取ったの?
純粋にまんまるに
君の事、想ってた
なんでそんな事言うの?
なんで裏側を見せてくれないの?
私じゃ、ダメなの?
お願い ...
ちょっとよく見せてご覧なさい
どれどれ、§
うーん、ちょっと外側のひだが捻れてますが
特に問題はないと思いますよ
えっ、捻れているのが問題?
いやいや気にし過ぎですよ
こういうのが好きな男 ...
妻が1番美人2番目は俺 火傷の痕が電気を消す ありがとうも言えず夜の喫茶店 ちいさなちいさなかっぱちゃん

あめふりあめふりだいすきさ

かっぱだからあめもみずもへいちゃら

おおきなおいけをぴしゃんぱしゃん

ぼくはおいけのかいじゅうだ

おそらのくもも ...
戦争ゲームで熱が入ったのとワインを一本開けたので興奮が収まらず
近所の飲み屋へ
おばあちゃん1人でやってる
店舗と家兼ねてる小さな赤ちょうちん
カウンターでおばあちゃん店主と延々と話す
白髮 ...
妻が死んだ

妻はたくさんの男と寝た
僕と結婚してからだ
僕はもちろん容認なんかしない
だけど、別れなかった
別れたくなどなかった
その虚をつかれたのだろうか
妻はそれでも男と寝た
...
*


小さい橋が覆われている雪に
街灯を胞子として映して
この道も失くなる向こうで交差する道路では
人の気配を感じない
自動車の車体が
音もない距離から
私の映像をなぞって ...
いてつく大地の
導きよ

たてつく壁への
道こえて

  ☆

世界の秘密に
気付くとき

世間の人々
みな人形

  ☆

危機的想念
真実いずこ

もろさ ...
三日月みたいな瞼のカーブが好きだ
わたしの唯一の取り柄のきれいな奥二重のカーブ
細まったり大きく開いたり
わたしの瞼にはお月様が宿っている

ある朝目覚めて鏡の前に立ったら
ピンと張った輪 ...
とろけるチーズのように
僕の心臓に絡みついていた
君の言葉は
冷めて
剥がれ落ちてゆく

今日からは
雨も風も雪も光さえ当たらない
地下歩行空間を
僕はずっと歩いていく

誰とも ...
ほろ苦い酒を吐き出した翌日
(さあ)
起きたくない朝にはいつもそこに甘い夢がある 。










※著名なお名前を拝借いたしました。本人様には一言お詫び申し上げて ...
いつかもここへ座って空気を吸っていた
ななめに流れる道路、さかりをすぎたさるすべり
ひらかれた場所に座ってみわたせば
蒸発するいくつもの過去
【また きます】


「雨が降り始めましたから
みなさん もう いそいで 降りてください」
と云われて 震えた
そういわれて わたしは いそいで 
その場を離れてしまった

ほんとう ...
あなたが すきでしたよ

大切な思いの
小さなシャボン
きゅんとなって プチン
太陽だって疲れるさ
毎朝 毎朝 地平を登り
夕な 夕なに 沈んで

一服させてあげたいけれど
誰もがそれを許さない

どんより色の雲のむこうでも
休みなく
疲れた太陽が微笑んでいる
...
君のことはフツー

ただいっしょに
ケーキ選んでるだけ
ただいっしょに
傘さしてるだけ
ただいっしょに
肉食ってるだけ
ただいっしょに
抱きあっているだけ

いっしょのうえに太陽 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
思考と試行と志向のアクセルkomase...自由詩014/9/5 16:07
空飛ぶねずちゅうドクダミ五十...自由詩414/9/5 14:04
Electric States楽歌自由詩1*14/9/5 11:44
sound of silenceやまうちあつ...自由詩114/9/5 9:34
午後と手のひら木立 悟自由詩5+14/9/5 9:15
今年もドクダミ五十...自由詩514/9/5 8:44
かわいいな中原純乃自由詩4*14/9/5 5:59
始まりと終わりハァモニィベ...自由詩3*14/9/5 4:33
クマのヘンドリック、ラーメン屋さんでアルバイトをするの巻!オダ カズヒ...自由詩214/9/5 2:04
それでいい瑞海自由詩3*14/9/4 23:56
湯豆腐と冷奴salco散文(批評...514/9/4 23:20
仕事場で藤原絵理子自由詩5*14/9/4 23:08
半月切り凍月自由詩4*14/9/4 23:01
フクザツくん「捻れている」花形新次自由詩014/9/4 22:53
妻が1番美人2番目は俺北大路京介自由詩214/9/4 22:00
火傷の痕が電気を消す自由詩214/9/4 22:00
ありがとうも言えず夜の喫茶店自由詩414/9/4 22:00
かっぱちゃんただのみきや自由詩16*14/9/4 21:36
Pain in the ass hole馬野ミキ自由詩214/9/4 20:02
MWopus自由詩014/9/4 19:53
雪道の四景tomoak...自由詩4*14/9/4 19:37
潰滅シホ.N自由詩314/9/4 17:19
三日月ゆきむし自由詩4*14/9/4 17:08
可能性Lucy自由詩6*14/9/4 16:53
北大路京介の世界アラガイs自由詩7*14/9/4 14:13
蒸発はるな自由詩614/9/4 14:03
住う寝る所 二編るるりら自由詩27*14/9/4 11:07
こころから中原純乃自由詩5*14/9/4 9:34
つかれるドクダミ五十...自由詩314/9/4 8:40
フツーの人やまうちあつ...自由詩2*14/9/4 7:22

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