部屋の隅に一つの箱があり
その中に、《詩》が入っていたから
ぼくは意外だった


《詩》の中に世界が入ってるんだと
てっきり
そう思ってた


もしかしたら
ほんとは《詩》の中で ...
朝が訪れた廃墟の中で

瓦の絨毯を壊しながら

黒い土を掘り返した。

奥の押入れに眠ったまま

半分焼け落ちた赤表紙のアルバムでは

今しがた息を引き取った姉ちゃんが

飴 ...
道歩く連合国の末裔を急襲首はね高1女子

慰安婦の抗議集会乱入し金属バット振る高1女子

戦争の悲惨な現実目にしても楽園に見える高1女子

援交で獲物物色ラブホテル帰りは一人高1女子のみ
{画像=140817194714.jpg}




誰かが教えてくれた

逃げて / 逃げて / 逃げまくって

それで無事に済めば / それは

たしたことではなかったのだと
...
おもしろい形の石
おもしろい形の石

子供の世界は続いているか
子供の世界は続いているか

おかしな声で騒ぐ鳥
おかしな声で騒ぐ鳥

子供の世界は続いているか
子供の世界は続いてい ...
ピンで留めたように
肩に力がはいっていると
指摘された

意識して
力を抜くと
肩がわずかに下がる
同時に
手も
いつもの位置より
下にいく

気づかないまま
常に
力 ...
もういい

もういい

もうどうでもいい

曖昧な関係や
穏やかな関係

そんなもん嘘ばかりや

遠くで聞こえる救急車のサイレン

それくらい他人ごとだ

嫌いなものも飲 ...
保守派の彼女は言った。
「先の戦争は敗戦。
戦略や戦術が間違っていた」



リベラルの彼氏は言った。
「先の戦争は終戦。
そもそも戦争すること自体が間違っていた」

...
髪の色あなた好みに染めて
目の色あなた好みに染めて
服の色あなた好みに染めて


思考だって
あなたの黒に染めて
手始めは手の内を深紅に染めて
にっこりわらって
染めて 染めて

...
眠りかけた記憶
忘れかけた約束
フライング気味の告白
手放しの祝福
見つめあう視線
戸惑いのしぐさ
初夏のマボロシ
早歩きの夜
それぞれの暮らし
場違いなロックミュージック
...
   不機嫌なジャングルジムに傘さして水たまりにジャンプする夏


   たしかです不確かなのはたしかです雨粒ほどにたしかなのです


   雨粒をあつめて海をつくり ...
北のはてでは夏のさかりがみじかい
浜に咲きいそぐ大振りの花弁が悲しい
北のはてでは午後の日はながい
こどもたちは海から上がると
ひからびた流木を焚いて暖をとる

南のはての海に突きでた丘の ...
木彫りの熊は売れないんだって
それはないそれはないんだけどと
キーボードを叩いた指はとても良い働きで
右の耳たぶを二回ほどノックしたんだった
そしてあなた頬杖の形をとるん
わたした ...
川開妻の機嫌の直りけり ソーダ水ダイヤモンドの砕け散る ソーダ水今夜ぐらいはシンデレラ 結婚の扉が海の底に沈んでいる 涙の跡が目立つ便箋を選んでいる 時間が夢を裏切り揉めている コンピュータが動かない
こんなやつ使えない
〈接続されていません〉
何に?
〈なんらかの関わりに〉
〈ネットワークに繋いで下さい〉
黙れ
寝とけ
〈接続されていません〉
〈接続さ ...
基本は三次元なのかもしれない
背伸びしても宇宙までゆけない

言葉のパフォーマー天の川で踊る
言霊の形を懸命に落としてゆく 地上へ

拾い上げる両手は才能 心は応援 魂は加 ...
月のひかりを浴びながら
つめたくなってゆく
花たちの夏

大樹の枝に
かぜは寄り添って
静かに通過してゆく

静かに
静かに
無かったことになる

命あるものの
頼りなさ ...
太陽は常に西の空へと往きますが
この地球上に立っていると
まるで停まっているようです

花はゆっくり開いてゆきますが
開花はまるで、魔法です

孤児を育てる里親さんは、言いました
「親 ...
親父の血管は動脈硬化で、か細くなり
心もとないこれからの日々を思い
深夜にぱっちり目覚めた、僕は
汗を拭って、身を起こす

今頃、隣町の空の下
親父はすやすや寝ているだろうか?
気が気で ...
ズルズルとずれる
もう元の状態なんて
わかりはしない
もうそれは失われてしまった

狂った猫が
心臓を食べる
顔を真っ赤にしながら
丹念に食べる
食べるのは心臓だけだ
溢れ出る血液 ...
チンポの立ちが悪いと言うあなた
あなたの代わりに
わたくし絶倫塚利雄が奥様と性交致します
1日15人まで予約受け付けております
万が一奥様が妊娠された場合
生まれた子供は
日本人資産家か
...
「見て、散歩させているあのおじさん」

 彼女はそう言って顔を向けた
 屋外で共同作業を行っていた




「ねえ、似たのを選ぶんだって」

 彼女の真ん丸な瞳が見上げる
...
原発関係者たちは

何度も何度も内輪にダメだしされながら

ついにその高く厳しいハードルを越えたのだ


このことはあれに似ている

ロンハーでやってる時間と金をかけたドッキリに似て ...
しかくてきあるいは手にひびく感触として
ぷつぷつという音はなるのでしょう

そうやってミシン目をきりはなすみたいに
つつましくやぶられていった約束の
かたわれがまだどこかにあったようなきがし ...
タネもしかけもありません
(私は嘘をつく)
どうです
何の変哲もないハンカチでしょう
(ありふれたものが一番あやしい)
なんなら手にとってご覧ください
(私は視力を信用しない)
そうでし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
詩がみえますかハァモニィベ...自由詩2*14/8/15 8:39
焼跡梓ゆい自由詩1*14/8/15 8:07
高1女子短歌1花形新次自由詩014/8/15 7:57
逃げろ / 逃げろbeebee自由詩23*14/8/15 7:51
チルドレンやまうちあつ...自由詩2*14/8/15 7:35
肩から力を抜く殿岡秀秋自由詩514/8/15 4:32
流れろ!mac333自由詩114/8/15 0:52
69回目の夏におけるベルリンの壁のような隔たりkomase...自由詩4*14/8/15 0:38
染めて瑞海自由詩5*14/8/15 0:30
そらもようBOOKEN...自由詩1*14/8/14 23:49
青の夏石田とわ短歌11*14/8/14 23:33
果てGiton自由詩7*14/8/14 23:21
_ズー自由詩4*14/8/14 23:15
川開妻の機嫌の直りけり北大路京介俳句314/8/14 23:02
ソーダ水ダイヤモンドの砕け散る俳句514/8/14 23:02
ソーダ水今夜ぐらいはシンデレラ俳句414/8/14 23:02
結婚の扉が海の底に沈んでいる自由詩514/8/14 23:02
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる自由詩614/8/14 23:02
時間が夢を裏切り揉めている自由詩214/8/14 23:01
〈接続されていません〉凍月自由詩2*14/8/14 22:42
三次元の言葉のパフォーマー朝焼彩茜色自由詩12*14/8/14 20:39
真珠千波 一也自由詩314/8/14 20:26
地球ノ時間  服部 剛自由詩10*14/8/14 20:21
形見の杖  自由詩214/8/14 19:51
また逢いましょうopus自由詩114/8/14 16:41
代理性交業花形新次自由詩014/8/14 15:38
〜いぬらぶ〜天地無用自由詩214/8/14 14:37
川内原発再稼動セルフ・コメント吉岡ペペロ自由詩314/8/14 12:40
紙きれにうかんだ怪談みたいなダイアリーさわ田マヨネ自由詩314/8/14 11:25
手品やまうちあつ...自由詩114/8/14 7:44

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