いいえ、私はブラジル国籍の女
好きな料理はフェジョアーダ
あなたはペルー人のつもりでも
話す言葉はポルトガル
追い詰められたら
中国、中国、中国に出国よ
いいえ、私はブラジル国籍の女
ワ ...
昨日の風を忘れるように
明日の風に触れた

月の輝く夜は
なんだか切ない

僕の気持ちは君に
届いているのかい

イタズラの好きな君は
手に負えない

もっと
もっと

...
皆が手を取り合って歌うので
盛り上がった会場をあとに
裸の王様は出発する


皆が口をそろえて褒めるので
道中も王様は上機嫌
寒さも暑さも感じない
堂々と歩いてゆく


傍から見 ...
夏の星戦火はよもや遠からず                                                                   無名C級《戦犯》辞世           ... 細長く林檎の皮剥いて食べない 魔法がかかってもオスだしな 誤診続いて臭いが戻らない 愛犬とおそろいにしたパナマ帽 箱釣や伝授されたる掬うコツ 星空へ落下しそうな夜だから氷のようなキスでもとける くそババァ 時に吐かしてもらうよ 
汚い言葉を使う事 そのエネルギーが時間をかけてでも
浄化することを願う

くそババァ 親に向かって使う言葉ではないという幻
感情で述べて本心を知らしめる  ...
月山だけが
神々しい姿を見せている

幾つ 眼の前に現れ
幾つ 眼の前に
 崩れ去ったことだろう

高く聳えたいと
積乱する
白き夢を 
遥かな空に 見上げながら

 前に、  ...
親に感謝 履き違えてはならない 君の靴があった
尊い酷使したボロボロの錦靴だった

親だから感謝しなければなんて
良心の軸が揺れる 下手な良心の働きも腸に溶け込んだ

産んでくれただけの感 ...
あさきゆめのように ひとつ星  
だきすくめられ 星めぐり
ゆめのなかには 花めぐる
はなれていても
ちかくにいても なにひとつ かわらず
こころの中に 花は咲く


ゆめ ...
男は水の中に立って
見えない魚を待っている

皆は目に見える魚を追って
遠くの海へ行ってしまった

男が待っているのは
自分にしか見えない魚

その魚の存在を人は信じない
手っ取り ...
それで、
雪が降ると。
山口の人は、はしゃぐ。
福井の人は、溜息をつく。
福島の人は、目を細めて。なにか、思い出すように。

―3月10日。昼過ぎにホテルのロビーで新聞を読んだが。いっこう ...
最近私は夜毎

生の人参一本齧っている

皮を剥いて縦に七等分ぐらいに切って

何もつけずに無心に齧り咀嚼する

生ゴミのような味のときも

柿のような淡い甘みのときも

ジガ ...
言葉にはとくべつ届くところなど無い
如何なる力も無いし、如何なる意味も無い
ただ、そこそこの必要に応じて、そこにある
目印のようなものだ、それは動かしようが無い
認めた ...
ひらひらした服で

私の少し上を走り抜けるあなたは

真上からの光で

まるで影法師

暗闇のあちこちに手を振ると

また走り出していく

愛憎を背守りのようにくっつけて

...
今となっては
あの人の声も覚えていない
高校時代お世話になった
片野先生の声であれば覚えている

あの人に対して
愛おしい
と感じたことは一瞬だけあるけれど
片野先生に対して愛おしいと ...
民主主義が、ぎょうさんおったんや

教師は、皆で話し合って決める
いう儀式に拘っとった
それで出世や給料が決まったんやから
死活問題やったんやわな

「民主主義て、なんや?」
「アメリ ...
ソルジェニーツィンって知ってるか?
俺の弟子だった奴だよ
 ブルーシートで囲まれた家はめったに人の来ない遊歩道の脇にあった
カチャカチャカチャという音に誘われて勇気を出して覗いてみた

老人が一人背を丸めて電卓を打っていた
ぶつぶつ何か呟きながら時折 ...
本作品は、メビ【書換連詩リレー】にて、はるりらさん『いろとりどり』をベースに書いてものです。本作は語句転用が多いのでオマージュ作品です。
メビ連詩板で、私⇒こひもさん⇒はるりらさん⇒私という流れは、 ...
最近よく耳にしますが
残念ながら
まだ見たことありませんね
ザッケローですよね
漢字で書くと
雑気郎ですか?
いずれにしても
あまりいない気がします
ザッケロー似
誰かが町の外れで泣いている

お城を逃げ出した使用人が泣いている

王子に愛された女が泣いている

王子は女に逃げようといった

空しい未来の王座から

ふたりの結ばれない未来 ...
雨の後の晴れた日に
溜まった洗濯もの急ぎ洗い終え

隣の辻の電柱に出来始めた鴉の巣
遠望出来てもシカトして
ベランダ一面
満艦飾のパジャマやパンツ
気分良く午睡の隙に

くそっ やり ...
泣きたくても
泣けない時がある

泣けたのに
泣かなかった時もある

…心にだって雨は降る
お金払って悪口いわれている 重たい福袋選ぶ指にささくれ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ブラジル国籍の女花形新次自由詩014/5/28 19:20
笑顔虹香自由詩114/5/28 18:20
 女の子は忙しいアンドリュウ自由詩114/5/28 18:14
lla guerre織部桐二郎俳句014/5/28 17:36
細長く林檎の皮剥いて食べない北大路京介自由詩5+14/5/28 16:55
魔法がかかってもオスだしな自由詩114/5/28 16:55
誤診続いて臭いが戻らない自由詩114/5/28 16:55
愛犬とおそろいにしたパナマ帽俳句214/5/28 16:51
箱釣や伝授されたる掬うコツ俳句014/5/28 16:50
星空へ落下しそうな夜だから氷のようなキスでもとける短歌114/5/28 16:50
くそババァお母さん貴女朝焼彩茜色自由詩9*14/5/28 16:34
雲の峰  【題名無茶振り】ハァモニィベ...自由詩114/5/28 15:07
精神的親離れ 莫迦親朝焼彩茜色自由詩9*14/5/28 11:48
アルルカバの恋るるりら自由詩14*14/5/28 10:33
 見えない魚アンドリュウ自由詩014/5/28 3:43
しおくみざかれつら自由詩6*14/5/28 2:53
人参健康法灰泥軽茶自由詩1214/5/28 0:25
間引くなら床に散らかせ(Day in Day out)ホロウ・シカ...自由詩1*14/5/28 0:07
深海魚フユナ自由詩614/5/27 23:52
砦希自由詩6*14/5/27 23:14
1964山部 佳自由詩214/5/27 23:01
写真を見てひとことvol.39花形新次携帯写真+...214/5/27 21:02
 天職アンドリュウ散文(批評...114/5/27 20:28
彩とリドリ 【連詩より】ハァモニィベ...自由詩1*14/5/27 19:49
ザッケロー似花形新次自由詩014/5/27 19:36
ある女すみれこ自由詩014/5/27 18:59
フンガイイナエ自由詩8*14/5/27 17:22
chihar...自由詩4*14/5/27 16:07
お金払って悪口いわれている北大路京介自由詩614/5/27 14:53
重たい福袋選ぶ指にささくれ自由詩214/5/27 14:52

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