血管を流れる血のように
岩を滑る垂水が
ぼくの中に流れていたころ
ときどき 桃が流れ着く岸辺で
老女が野菜を洗い米をとぎ
男の子が笹船に乗って
都の方へ出かけて行った
川の畔の小さな ...
ワタシが錦糸町議会で
アナルセックスの重要性について
発言しておりましたところ
一部の議員から
「おまえ痔だろ!」とか
「膀胱炎に気をつけろ!」とか
品性下劣な野次が
飛ばされましたが
...
実力がうえの者たちに善戦しても
勝てなかったら
何をやってるんだということになる
戦うということはそういうことなんだ
俺はいま戦っているか?
俺はいま戦っているか?
...
本当になりたい自分
本当につくりたい将来
本当にやりたいこと
全てはっきりと
目の前にあったなら
全て鮮明に
浮かび上がったなら
こんなに私は
迷ったりしないだろう ...
「おおついにアルブウが完成したぞ!」
「博士おめでとうございます、ついに血中アルコール濃度を瞬時にゼロにする薬が出来たのですね」
「おおそうだ この薬でもう酒酔い運転の心配はなくなるし 閑古鳥が鳴 ...
ごく普通のおばさんです
暮らしぶりは平凡ですが
お小遣いを稼ぐために
少々 仕事もやっておりまして
それを理由に家事は手抜している
ズボラな主婦でございます
趣味はスーパー銭湯とグ ...
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール
送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう
優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車
オセロの角に売約済の札
小さな娘が子を産む赤いパセリ
あくまのマジック
ぬりつぶす
だれがだれで
ぼくはだれで
きみがだれかも
わからない
あくまのマジック
ぬりつぶす
かおとか
てとか
からだのうつくしいところはどこ
うそだら ...
きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
ぼくはしらない
きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
かすかな希望
さわぐ緑
すこしの雨が降って
街が ...
あなたはいつも正直過ぎて
間違いのないことを
間違いのないまま言うので
わたしの言葉は丸呑みにされる
逃げ場を失うわたしは戦うこともせず
弟が可愛がっているハムスターみた ...
彼とワールドカップを観に行って
ブラジルで喧嘩して別れたミーナが
変な人形を持ってやってきた
なに、その変な人形?
おみやげ。なんか呪術的なやつでね、
あいつのこと呪ってやろうと思って買 ...
さくら花、いつか出会いを繰り返し君のひとみにこぼれるバラッド
花弁に触れてひかりは遠ざかるこのひとひらに惑うこころを
新緑の夜の涙になきぬれてまどろむ夢に風は滴る
いつか ...
わたしは冗談を述べるつもりなどサラサラない。現代詩を文字表記で捉えるときに念頭に置かなければならないことがある。
それは生の血を重油に入れ換えるかの如くに機体であらねばならないと云うことだ。 ...
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている
天井を見ている
見渡せる限り 見ている ...
時報に電話する
天気予報に電話する
都会の昔の孤独を歌った
Dylanはすでに年老いて
顔も見ないで携帯画面
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知りようもない
声で発ッせられ ...
かなしいことがあるのだ
だから黙っているのだ
言えないことがあるのだ
だから扱いづらいのだ
当然の怒りを、されど我慢しているのだ
きっと理解してもらえないのだから
どうにもなら ...
満月に高層雲のメスが入った
よく見る光景だ
私は成り行きを見届ける
通り過ぎたメスの後
何事もなかったように
光々と輝く満月
ほっとした私は息を吐き出し
メスの行方を探したが
散り散り ...
夜がそっと嘘をつくときに
わたしは夢をみる
左手に持っていた不思議な形の
雪みたいに白い、生温かいまるは
なんだったのだろう
光にあてると
白くて細い血管のようなものが
たくさん見え ...
同じような書き出しはもう飽きた
亀の甲羅を水槽で見つけたとき
ぬっと頭が出てくるのだろうと 想像がつくように
君がペンを握ると すぐに結末が見える
一小節目のコードが鳴った途端に
八小節目の ...
ある晴れた日のこと あかりは右手に
文庫本を持ったまま 空を見つめていた さっきから
カラスほどの大きさの白い鳥が ゆらゆらと 飛んでいるのだ
ゆらゆら ゆらゆ ら
見たことのない鳥だった ...
だが それは
扉から入ってくるとは限らない
ノックもしない
都会にもダイバーがたくさんいる
海べのようなプラットホームに
打ち寄せる通勤電車に
開けられた窓とか
流行のスナッ ...
いつか見たあの子供に
名前を付けることはできない
記録に残せない会話を何度もして
僕はあの子を責めたりもした
正しいことを言う事が正しい
そう責められて
実際は責めてなどいなかったのだが
...
午後の篠懸が揺れる 川からの風に
猫のスプレーペイントがある 学校の壁
「シノワーズ?」 「ノン」
うんざりする質問と返答 川沿いの古書店
思ったほど この町が
嫌いじゃないのかも ...
ぼくはbarのカウンターで見知らぬ男の話に耳を傾けていた
男は四十代中頃できちんとスーツをきて趣味のよいペーズリのネクタイを締めていたチタンのシャープな眼鏡が新進気鋭の実業家の様な雰囲気を作り出して ...
傘をお持ちください
と君が言うので
受け取る
さあ差せばいいじゃないか
と君が言うので
傘を開く
君は満足そうに傘の下に納まる。
なかったことにしようたって
そうはいかない
私は現実に君を愛した
それは永遠への愛
現実の中にまぼろしを見て
私は病さえ得たのだ
愛は脳内の化学的反応ではない
永遠へのあこがれ
瞬間を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ボクの中を谷川が流れていた頃
イナエ
自由詩
15*
14/6/24 21:35
カルロス・ドス・メデス「セクハラ野次」
花形新次
自由詩
0
14/6/24 21:32
俺はいま戦っているか?
吉岡ペペロ
自由詩
6
14/6/24 21:16
最終目標ください。
無花果
自由詩
2
14/6/24 20:52
アルブウ
アンドリュウ
散文(批評...
1
14/6/24 20:25
【 おばさんの呟き 】
泡沫恋歌
自由詩
14*
14/6/24 20:16
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール
北大路京介
短歌
6
14/6/24 18:21
送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう
〃
短歌
0
14/6/24 18:21
優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車
〃
自由詩
1
14/6/24 18:20
オセロの角に売約済の札
〃
自由詩
2
14/6/24 18:19
小さな娘が子を産む赤いパセリ
〃
自由詩
1
14/6/24 18:19
あくまのマジック
ゆうと
自由詩
1
14/6/24 18:02
& you
〃
自由詩
2
14/6/24 17:56
この大海原で黄昏るわたしを
中山 マキ
自由詩
2
14/6/24 17:46
空、青かった? すっごい青かった!!
mizuno...
自由詩
3
14/6/24 15:58
バラッド
石瀬琳々
短歌
3*
14/6/24 13:56
現代詩概論 その壱
アラガイs
自由詩
5*
14/6/24 12:22
天井とお空
朝焼彩茜色
自由詩
18*
14/6/24 11:54
孤独
……とある蛙
自由詩
8*
14/6/24 11:24
かなしみとゆがみに寄せて
うめバア
自由詩
7*
14/6/24 10:49
青白い光のもとで
小川麻由美
自由詩
4*
14/6/24 6:11
おはよう
栗山透
自由詩
1
14/6/24 4:29
口下手太郎
〃
自由詩
0
14/6/24 4:28
ぱくぱくぱく
〃
自由詩
0
14/6/24 4:26
ノック
はるな
自由詩
6
14/6/24 0:07
幻影のバラード
クローバー
自由詩
3*
14/6/23 22:51
グノシエンヌ
藤原絵理子
自由詩
1*
14/6/23 22:44
I am Happy!
アンドリュウ
散文(批評...
0
14/6/23 22:27
I love you
クローバー
自由詩
3*
14/6/23 22:22
あこがれー愛
渡辺亘
自由詩
1
14/6/23 22:02
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
4.27sec.