青白い闇に虫の音月夜の音広くて深い空を仰げば 無料で毎週金曜だけ
ポルシェが借りられたらどうします?
「死んだら仕事はどうなるか
 迷惑かけたくないから
 ボクは今日できることは今日やっておくんだ」

「そうか、死んだら仕事は誰かがやる
 オレは明日できることは今日やらないんだ」

「自 ...
エメラルド エメラルド
弦をおさえる指
年が改まる前の
閉ざされた窓



みすぼらしい小屋を風が揺らす
小さなかたまりが
ひっきりなしに打ちつけ
ひとつしかない灯 ...
  あなたの意識の薄明のなかで
  一匹のアルマジロがその躯を{ルビ捩=よじ}った
  川辺には大小様々の板が砂を冠りねむっている
  樹々に秘められた古くからの熱と
  物語の奮えを ...
ヒト成長ホルモン射って人として成長したいなメッシみたいに

ひょっとして英語読みだとライオネルメッシーかって最後伸ばすな
人生をリサイクルするつもりで
始めたリサイクルショップだが
案の定本人達の思惑は外れた
仕方がないので
従業員をリサイクルすることで
当座を凌ごうと思ったが
警察に気づかれてしまった
結 ...
萎んだ心に息を吹き込む
空気のように目には見えない
大切なものが漏れて往く
紙屑の皺を伸ばすように
 歌い出す 
いのちの輝きは遥か
記憶の地平の彼方
燃え落ちる花のように笑っていた ...
夏野菜をピクルスにする
間引きのキュウリと
大根と
色鮮やかなパプリカと



あなたの傍にいつもいられますように、と
ピクルスは今日も味わいを醸す
   『わたしと猫とばあさん』

         1


 車と同じスピードで車道を走っていました。そうしないと死ぬのです。走りながらひまわりを植えることも忘れない、
&#82 ...
  ?科学者サム


 幼児はアメリカの郊外に住んでいる。

 初夏のするどい陽光の照る中流家庭の住宅街、その中の一軒に設置された犬小屋で、ちょうどはいはいの格 ...
  破れた袋から
  {ルビ薄暮=はくぼ}がこぼれていく
  それは一度として充ちたことがない
  夕風を控えめな紅に染めはするが
  あのときあなたが入組んだ顔で
  言いかけたこ ...
灰色を塗りたくっている雲
散々泣いても
飲み込んでいくのだから
カッコつけた言葉を書いているのは
悟られたくない内側を
どうやって抱えていればいいのか
途方に暮れているから
貴方は大丈夫 ...
ふと立ち止まり
ため息を吐く
荷物は重いし 体は痛むし
おまけに天気まで時雨れてる

この不愉快な状況はなんだ
何のバチが当たっているのか
つらつら考えてみた
あれか… それともあれか ...
俺に触れたら
火傷するぜって
別にイケメン気取って
いるわけじゃなくて
スタンガンと同じ要領で
体の表面に
高圧電流を流してるから
本当に感電して
黒焦げになっちゃう仕組み

いろ ...
  ひび割れた手がひとつ
  水の底からあなたを呼ぶ
  あなたの耳は砂の塊ではない
  あなたの魂は揺らめく焔よりも眩しい
  それをわたしたちはよく知っている
戦争は誰かの暴走ではじまる

みんなほんとはしたくないんだ

家事も子育てもできない女も

まいにち右往左往している男も

暴走をとめられない日和見主義者も

期待に応えようとマイ ...
風の調べに泣いていた

涙こぼさず泣いていた

ぐうんぐうんぐうんと

口笛がみずみずしいよ

空の調べにほとばしる

命散らせてほとばしる


すきとすき

夏だろう
...
題があるから
何処かに行ける
だから
LINEで縛り付けられたら
どこにもいけなくなる
新しいものを避けるのは如何なものかと
苦言を呈する人も居て
無料だから
どんどん採用すべしと言う ...
君は 温かい

子供を 
産むために

命を
延ばすために

僕の血を 吸いにくる

針が
痛くないように

麻酔をしてくれる

どうして 君は
人思いなのか

僕 ...
一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥 誕生も初寝返りも初節句も「おめでとう」言いこれからも言う 大小の蜂ベランダで躍りけり ブーケ受け取って数えていた嘘の数を忘れた 亡き母に買ったワインをひとりで飲んで寝る 母の日だからと開けたワインでもう眠たい 生の私を丸飲みにしてはいけません
春の潮の中でふやけて
米酢の中で骨も軟化し
渦巻く流れに皮膚もすり減って
卵のように丸く滑らかになっていても
どこかに人を呪う棘を隠しているのです
胃に刺 ...
向かい風は願ったり叶ったり
よく上がるぞ
追い風なんて当てにするな
向かい風を受け止め
駈け上がれ

多少の雨なんか放っておけ
雨雲は低いんだ
すぐに突き抜けるさ
雨粒を弾き飛ば ...
何も知らないように
素顔のままあなたは私の前を通り過ぎた

見れなかった
見ずにいられなかった

午後三時のやわらかな窓辺で
小さな小さなオレンジ色の
イヤリングがちらりと光った
二足歩行型の人間は歩く。買い物帰りの失い続ける自転車とすれ違いながら。放心する鳥たち。世界には大きなひとつの命しか存在していない。あの電車のなかから見た外の風景のなかに僕はいる。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夏の魅力は夜にありNeutra...短歌114/6/22 23:12
金曜ポルシェイオン自由詩014/6/22 23:04
死後と仕事自由詩014/6/22 22:49
ノート(ephemeral)木立 悟自由詩214/6/22 22:11
マトラカ草野春心自由詩214/6/22 22:10
メッシ短歌1花形新次短歌014/6/22 21:46
リサイクルショップ自由詩014/6/22 21:30
歌いたいただのみきや自由詩16*14/6/22 21:00
ピクルス鵜飼千代子自由詩12*14/6/22 20:52
わたしと猫と豆の樹①まきしむ散文(批評...114/6/22 20:46
野菜戦士オコポちゃん①散文(批評...014/6/22 20:20
破れた袋草野春心自由詩214/6/22 20:18
やさしいうたクローバー自由詩2*14/6/22 20:02
 ついこないだまでアンドリュウ自由詩114/6/22 19:38
武器よ、こんにちわ花形新次自由詩014/6/22 19:35
ひび割れた手草野春心自由詩214/6/22 18:47
反戦吉岡ペペロ自由詩514/6/22 18:40
傷つく場所自由詩514/6/22 17:37
あおば自由詩4+*14/6/22 16:48
CoCoa自由詩214/6/22 15:28
一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥北大路京介短歌314/6/22 13:51
誕生も初寝返りも初節句も「おめでとう」言いこれからも言う短歌014/6/22 13:51
大小の蜂ベランダで躍りけり俳句014/6/22 13:50
ブーケ受け取って数えていた嘘の数を忘れた自由詩014/6/22 13:49
亡き母に買ったワインをひとりで飲んで寝る自由詩614/6/22 13:49
母の日だからと開けたワインでもう眠たい自由詩114/6/22 13:49
老いた私を食材に選んだあなたへイナエ自由詩8*14/6/22 13:24
凧になって駈け上がれichiro...自由詩9*14/6/22 12:52
イヤリングたまのす自由詩1*14/6/22 11:46
またあした水宮うみ自由詩2*14/6/22 11:41

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