思考と感情の

間で揺れる

ブランコに乗って

追い駆けた空


手を伸ばせば

届きそうな星でも

誰かが困ると

見るだけにした


夢と現実を

繋ぐト ...
携帯電話のディスプレイは
血の指紋であふれている
無数の未完成のことばの指紋
指でなぞれば
嘘に近づく

皮を剥けば剥くほど
なくなっていく野菜になって
うすい記憶の皮膜 ...
釣り上げて 逃がして
逃がして 釣り上げて
ぼくら大口バスが外来種だとしても
これは非道なあそびじゃないか

スポーツだって言うのかい
スポーツと遊びの違いはさっぱり解らないな
いずれに ...
驚嘆すべき青
突き抜けるような青
青のなかに
濃い青と
薄い青が混在し
吸い込めば
胸に広がり
吹けば風になる
山も青
雲も青
星も月も
波も青

青木功も
朝青龍も
蒼 ...
思い出した

深夜放送で読まれた骨肉腫の高校生の女の子の
手紙
中学生の僕は
いのちというものをはじめて意識した
しばらくして女の子は亡くなった
女の子が好きだった深夜放送
僕も毎 ...
きみが教えてくれた黒褐色のたしなみ
変な色のお湯、アルコールよりも腹にもたれる毒液
それなのに好きな人が褥でまどろんでいる{ルビ朱=あけ}の刻、コーヒーを煮立てるのが習慣になると
この見馴れぬ飲 ...
夏の日の夕暮れ
いつまでも続け
つないだ手のぬくもりほどの
せつなさを抱えて

メビウスのまんなかに
つかのま立ち止まり
見つめ合った、ぼくら
いまよりもずっと
不器用で、素直だった ...
クラムボンは、まだいない。身体浮く浮く中空の。

クラムボンは、死んでいる。僕が飛び込みぐちゃぐちゃに。

クラムボンは、暴れてる。水柱立つ僕の後ろで。

クラムボンは、笑ってる。かぷかぷ ...
大きな会場でライブをする
俺の出番の手前で夢が覚める
飲み屋をやっている知り合いいわく
普通の人たちはよっぽど偏狭で狂ってる ミキみたいに話が通じないもんだよ と言った
普通の人たちか
俺だ ...
彼女は自殺者の顔を石で叩き潰していた。手が付けられない程の怒りようだった。僕としてはおろおろするしかなかった。僕は自殺者の親友だった。彼は言っていた。「僕は全ての為に生きたいんだ。他の全ての命、誰かの ... 僕らは社会の文体を学んで成長してきた
はたまた親の文体に反撥しながらも生きるために
それを受け入れて

今度は自分自身のフォーマットに縛られながら
それとの葛藤にちょっと疲れているのかもしれ ...
坂道を 上ることには 意味はない 上る自分に 意味がある フィヒャアー
フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん

フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ...
道路に飛べない鴉がいた 危うく轢きそうになった
大人という者は 大人という冠を被ったガキだ
もう短い命だろう この鴉はそんな大人たちよりも
余程 命を懸けて生きている

……
...
悩みとも 
  言えぬ心に 
    恥ずかしさ 
      抵抗すれば 
        力湧き出る
          あら哀し
透明よ 貴方の色は 永遠だ リラの花ブラスバンドのチューニング 二回目の結婚前夜ライラック 三人で撮りたる写真ライラック 投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴 帰りたくない林檎に砂糖ふっている おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る 朝もやに煙る街中を
人影が通り過ぎる
一晩稼いで
これから逃走するところ

  昨夜あの娘は
  盗まれた
  二本の指で滴って
  絡み付き
  トランプの散らばった
  部屋の ...
フィンランドは美しい国だとおもうんだ
でもそれは僕の中のイメージだけの話だ
ネットやテレビやらで、流し読みした薄いイメージだけの

だいたいは総取得時間15分にも満たない
印象だけで
僕の ...
蝉といえばハルゼミ。ぼくは春の東北の山を訪ねるまで、こんな恐ろしい蝉の音があることを知らなかった‥
頂きにとどく高さのモミやミズナラの梢から、一里四方の谷を震撼させていた。その虫は親指ほどの大きさも ...
清々しい朝の光に芝の緑が艶やかに萌える。
美しい旋律は時代の背景となり、
脈々と流れ、
粘りを含んだ人々の呼吸の中で発展する。

季節の花々が咲き乱れる様は
まるで人間の感情のようだ。 ...
寒天越しに見える景色に



そこには何も無いんじゃないかって



手掛かりの色に目を細める
並ぶつもりで
並んでいるのではないし

何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ

集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い

線でつな ...
それってクセなの?

来週も同じことしたらちょっとだけ許さないから
認める 認める
認めるじゃないの 認める
みとめるじゃないの したためる

舌に溜めた 戯言が 
ゆっくりと 浮遊して

ふわり
飛んで行ったような 気がしたけれど
黄色くて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜行スケッチミナト螢自由詩114/7/31 22:01
『嘘』あおい満月自由詩414/7/31 21:42
大口バスイナエ自由詩6*14/7/31 21:40
花形新次自由詩314/7/31 21:21
深夜放送ichiro...自由詩814/7/31 21:20
コーヒーを教えてくれた ──《コーヒー・アンソロジー》参加Giton自由詩2*14/7/31 20:50
それでね。佐野権太携帯写真+...11*14/7/31 19:23
はてのすいそうDAICHI自由詩014/7/31 18:12
GOD馬野ミキ自由詩514/7/31 18:00
蠍の火dopp散文(批評...014/7/31 17:19
おでん屋梅昆布茶自由詩21+14/7/31 16:26
自分自身陽向短歌2+*14/7/31 15:33
フィヒャアー朝焼彩茜色自由詩17*14/7/31 15:21
陽向自由詩8*14/7/31 15:17
あら哀し短歌0*14/7/31 14:39
透明よ俳句1*14/7/31 14:30
リラの花ブラスバンドのチューニング北大路京介俳句514/7/31 11:47
二回目の結婚前夜ライラック俳句214/7/31 11:47
三人で撮りたる写真ライラック俳句214/7/31 11:47
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴自由詩714/7/31 11:45
帰りたくない林檎に砂糖ふっている自由詩214/7/31 11:45
おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る自由詩414/7/31 11:45
ぬすびとやまうちあつ...自由詩514/7/31 9:07
白鳥の湖コスモス千葉自由詩214/7/31 1:41
夏の蟲Giton自由詩3*14/7/31 0:17
ヒヤシンス自由詩11*14/7/30 23:24
捉えるKunisa...自由詩014/7/30 23:22
プレセペM44Lucy自由詩18*14/7/30 23:19
言い訳するときにヘンなステップ踏むのやめてくれよカマキリ自由詩514/7/30 22:54
ハイヒール藤鈴呼自由詩1*14/7/30 22:34

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加筆訂正:
ライラック古きアルバム閉じにけり/北大路京介[14/7/31 20:27]
古い →古き
指輪と石/まーつん[14/7/31 18:08]
タイトルと本文に出てくる゛毬゛を゛石゛に変更しました。毬だと少し大きすぎるんだよね。
【 昼寝日和 】/泡沫恋歌[14/7/31 13:26]
4連3行目を改訂しました。
3.94sec.