漆黒のグラデーションのオーロラが目の中で踊っている、覚醒か断罪か、答えは一度も出たことがない、もしかしたらそんなものは何処にもないのかもしれない、誰も本当の動機なんて見たことも聞いたこともないから ....
僕の灯す篝火の元で、僕の見た原初は震えている。
砂よりも微かな寝息、遠く生まれ近くに死ぬ、星の名を冠し立つ人。
民のいない国を治める時、僕に出来ることはない。
震える指に触れるには老い過ぎて、ひ ....
透明からこぼれ落ちるのは
燈火の陰に隠れる少女
何故やら烏ばかりが近寄る
砂浜で 波に怯えれば
こんな処で宇宙は満たされる
そして また それすらも
ただ透明に還ってゆくに過ぎない
浮遊 ....
白洲は波のようにうねり
鋭い嘴と鶏冠を持った鶏のような岩が
大小向かい合って立っている
しとしとと降り出した雨を気にしながら
赤い花柄の傘をさして広い縁側にじっと座り
東福寺の庭を眺める ....
海外に逃げようと
あと一時間で出発の時
パスポートがないことに気づく
そんな感じのミスを
いろんなところで
しでかしてる
ネジが抜けてる
崩れそうな僕
夢かもしれない
悪いことの ....
そのくらい
誰でも
知ってるがな
それを
自分は他の人とは違って
こんなことまで分かってます
はー、幼稚園児
そういう分かってますを
自分なりに噛み砕いてやってくのが大人や ....
きのう、ふった雨が
アスファルトをくろくおおっている
ひざしがあたれば
すこしずつ気化されて
雲になり
めぐる日々になり
なにごともなかったように
わたしたちは雨を忘れる
冬のひか ....
苦しみを少し抜けて 病み上がりの足取りが
僕の視界を拾う
前に進むことを許された顔で
僕は言葉を選び始める
僕が僕を許せずとも この街が僕を認めている
君との別れを受け入れた時の様に ....
明日死のうかな
とセイジは言った
誰も信じていないので
死ぬのをやめた
アキエはいつか死ぬ
みんなそう思っていた
みん ....
流布する
流布する
想いは直接河を渡る情報のチョコレート
誰か止めてよ、の白線のことである
一瞬のタイミングを見逃すな
そうでもなければ
....
シャカシャカシャカ
ぽわあんと口あけて
シャカシャカシャカ
ピーマンきらい
男子きらい
漢字テストはもっときらい
学校やだな
シャカシャカ
前髪パッツン
あいつに会い ....
指についたクソを
鼻で嗅げば
あれま、くさくさ、くささの、さ。
砂漠の
何もない空を
枯木が凝視し、
砂塵が舞上がる
空の破片を剝がすように
密やかに虚空をぬけ
旅の終焉に
翼をやすめる時を迎えた
けれど、
イヤダ
シニタクナイ/シ ....
皆が羨ましい
欲しいものは何でも手に入れられるけど
私は奪う事しか出来ない
何れ別れる仲なのに
互いに頼り合い結ばれいき
終いに深い井戸水の底の方
真白く揺蕩い眼差す女顔の
ゆらゆらゆらら ゆらゆらら
ママは悪くないんだから
そっとしておいてあげて
....
去年の十二月から
見守る越冬サナギ
今日も
葉っぱで巻かれたように
微動だにしない
もしかして
羽化を忘れて
もう何年も越冬している
のかもしれない
もしや誰かが ....
え~んえ~ん
白い紙が僕を虐める
お前が詩を書くなんて
100万年も早い
え~んえ~ん
そう言われても仕方ないが悔しい
負けてたまるか!
お前なんかに!
....
私は沈黙翻訳家だ。
仕事は、沈黙を翻訳すること。
人が何も言わなかった瞬間を文章にする。
呼吸の長さ。
椅子の軋む音。
指が机に触れる間隔。
紙や衣擦れの音。
音だけでは分からな ....
インドの路上でチャーイ、チャイ
家康は関ケ原で茶の湯を点てた
エゲレスは東インドで社長になり、灼熱の地に茶を運ぶ
マサラの香りのチャーイ、チャイ
外様も譜代も、つわものども ....
まだ寒い3月
長居公園の河津桜は満開
だそうだ
見に行きたいと
瞬間思う
脚が迷う
起き上がって
動き出せない今
を思い出す
変われたらいいのに
元には戻れない
股関 ....
遠くの海で船が沈没しても
目の前には普段の食卓
今はまだ
ある日 事実は愛の人がわたしが忘れそうになっている
わたしの成した善き事をしずかに語った それは音楽だった
音楽の中でも なぜか人生の岐路にいつも聞こえてきた曲
ビリージョエルのオ ....
野菜売り場で出くわした
退院して間も無い友が手に取る
少量パックのミニトマト
旦那のお弁当にと選んだ幸運の黄色、
私はいつもの赤だけど
友人宅のリビングルーム
....
風が歌っているのは
何の舞台
夢花火
風車の回転
川の流れに
歌が響いて
水の渦と筋が
悲しみを溶かしこむ
夢を見てきたよね
悪夢もあった
でも今見える光が
私達を包んでいる ....
大樹の皮を剥いて剥いて
オレンジの色彩輝き出たら
白銀の意識の視界に
透きとほる両手を差し出し
只 おはようと云うのです
うねりにうねり廻る廻る
内なる宇宙の力動と
オレンジの色 ....
○「恥をかかせるな!」
物価高も大変だが
戦争に巻き込まれていくことだけは
避けなければならない
いつか来た道にならないようにしなければならない
高市首相の外交手腕が試されている
それこそ ....
みゅうさん
今どきこんな酷い番組流行りませんよ
私もそう思いますよ
ですけど上層部がまだする方針なんでね
あと5年くらいは続くんじゃないですかね
まあ当事者にならず
端から見て、面 ....
街の外れに、小さな市場がある。
看板は古く、文字が半分ほど消えている。それでも人はそこを知っている。
ガラス戸には、かろうじてこう書かれていた。
「中古品取扱」
何の中古かは書かれ ....
冬には欠かせない土鍋です
冷えた手も温まる土鍋です
残っていた野菜は放り込んで
鶏肉でも豚肉でも投入しましょう
練り物などあればありがたい
一番人気になり ....
夜の八時四〇分
ベランダに出ると
真ん前に月
後片付けが済んで
やれやれな時間
この月は
世界の色んな所で同じ
この月を
どんな状況で
どんな ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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