紫髪した風水師は禍々しいと言った
明るい色の腰掛けを
そうね、オレンジ色かグリーンがいいわね
電気はLEDに替えなさい
薄暗い北向きの風呂場に冷えた足
水を抜いた浴槽の蓋の上に洗面器を置いて ....
空蝉が泣くような強い雨に導かれて
照り返される、夏の名残に、
逃げ出した若者たちを追いかける
蒸し返すような青い海が私の故郷とあるだろう。

もう誰の肩書きも忘れた 太古の地に芽を生やし
 ....
テレビ電話がリアルになってしまった
あの棺のようなディスプレイに写っている
人物の言葉より
その背後のほうが多くを語っている
やはり目玉は覗く器官なのである
傍らに喘いで潰された草の

汁の滲む、つんとした匂い

空気の温度が上がり、西日が目を指す

額に滲む汗

夏が来る。


何も知らない夏が来る。
あの時
僕たちは
青春のど真ん中にいた
その尊ささえ知らずに

今度は初夏に逢いませんか
ミモザの咲く森で
よいことは言わない
書かない
それだけ
世の中が
堕落したと
まだ信じたくないから


わたしは森のなかを歩いている
うつうつとうたれ
雨に
天国のとびらに
いつかしょうべんし ....
片田舎の単線はこころの隙間を
ゆっくり増やしてゆく時間がある
まるで泥水のなかを泳ぐように
深くヘッドフォンを刺す

信号のない、点滅した街の
壊れたコンクリートの道を
みんなに ....
雨空を映した線路はどこまでも続いていく、

雨の世界、全てがぼやけて、単純な世界。

その雨の輝きが、
この街の根底に広がったわずかな光を発掘して、
大袈裟に映し出していた。

元の飽 ....
黄金の太陽、陶然と
茜に燃やす、この部屋を
開き放て!己のすべて
持続スルこの永久の時に

  ああ、俺の両眼は割れ砕けそうだ!

目が眩む目が眩む
眩暈、眩暈
光の海だ
黄金に躍 ....
夜目を利かす空缶の欠伸は止まりそうもない。
おまけについてきた可愛らしいカーボン紙
適度に爪で惹くとたのおしくもある。
何気無しのへのへのもへじ
舌を伸ばしている、漆黒の猫、みたいな。
のび ....
西陽を受けて ホームに佇む人人人
夢を見ている ずうっとずっと
 刹那刹那の微睡みに
一生覚めない 夢を見て
巨大な静かさ 待っている

(陽が暮れると、列車はもうすぐ出発です)


 ....
しごと
から解放されても
しんしつでドープになっている
ロバート・ジョンソンを聞いていたが
消してしまった
内側から内臓を焼かれているようになって



共振する
おさない人 ....
幾重もの黄昏が
共鳴する中を歩いている
自分の黄昏
知っている誰かの黄昏
あるいは知らない誰かの黄昏
数知れぬ意識の黄昏

黄昏てゆくのは今日という日
あるいはなんらかの時世
あるい ....
わたしのペンは退屈している
わたしのペンは雲でできている
わたしのペンは折ると血が出る
わたしのペンには雨が降っている
わたしのペンは時に稲光る
わたしのペンは黒ヒョウに似ている
わたしの ....
プランクトンと一緒に見上げた海は
もうひとつの空で 見恍れて 
あたらしく名前をつけた

あ、
おぼれたのは
おとなになってから

青い名前で
夕焼けにピザまん齧って
ねこの恋 横 ....
ジーンズの色が落ちるように
あなたの気持ちが誰かに移る
冷静な自分で食い止めていた
さよならに沈む明日の島が
人気のない寂しさを生んで
会話に釣り銭を求めている
あなたがいないから
ポケ ....
○「パンデミック」
人類の危機が迫っている
今年の冬をどう生き延びるかである
蜜を避けるには
過密の都会よりも
過疎の田舎である

○「学びの終活」
還暦過ぎてから
頭を下げながら学 ....
僕と君の天秤は釣り合っている
君が心を痛め
君の方が重くなり
天秤が傾くとき
僕もまた君の痛みを背負うことで
同じだけ重くなり
天秤は再び釣り合う
君が喜んでいると
君の方が軽くなり
 ....
恋の痛みとかよくわかならいけど

今、あなたに恋をした
スポンって勢いよく
穴に落ちるみたいに
あなたに恋をした

良いことも悪いことも

どうでも良くなるような
あなたの嵐みたい ....
アーモンドチョコレートとストレートティ
夜のストレンジャーとカム・ダンス・ウィズミー
バス停でその日最後の長距離便を待っていた僕らは
見すぼらしくも誇らしい二人の子鼠だった

丸一日、あ ....
痒いところに手がとどく
とどいてくるその手がきもちわるい
おおきな蟷螂に驚いて、みつめてると
君は私の隣に来てくれた。

翅を広げ、鎌をふりかざし
怒りに震える、君にも似たそいつ。

綺麗な横顔が、話しかけてくれるのは、
世の中は、間違 ....
死の想起
誰の中でもそれは
不意に頭をもたげる

胸の奥から
こみあげる
苦いかたまりが
のどをふさぎ
徐々に
体中を圧迫してゆく

苦しみというより
ただ苦く

 ....
知ってる。もう僕なんて人間がこの世にいない事は。死んでる方がまだマシだしな。

分断された心の地図に、宝物の在処が載っている。世界の果てに着く為の大事なオーパーツだ。あの子は故郷に帰りたくないと言 ....
コンビニのスキマに花屋がある。
だれも気づかないが傷ついた者が営む
代々伝わる一輪の薔薇の行く先へ。

穴だらけのスポンジと刺さり、生贄と栄える、
クサリカケタ海馬に喰まれている、水死体。あ ....
外は土砂降り
苦楽を共にする愛車の中で
粒々になったフロントガラスを眺め
雨の音を聞き
大音量でアイドルソングも重ねて聞いて

コンビニで買った夕飯を咀嚼する
アイドルの声が可愛けれ ....
  波が
  たちあらわれる
  形たちが 昏ませる


  黄色いセーターの
  喜劇的なふくらみ
  勇敢な笑い


  あの時の光
  花弁がひらくように
  ゆ ....
  擦られた マッチ
  よる 路地のしかくい
  たくさんの 白い足もと
  物がたる言葉が
  網膜に掛かる
  引き攣れる
  句読点
かれすすき

まだ遺っている道を
禁煙ガムを噛みながら歩いていた
いま 座っている
このまま座っていたら
夜がきて
いちにちたち
ふつかたち
水晶になれるかな


思考を ....
ネオンが幾千もの夢を乗せて
暗闇の中を走る
出会えた時のように
夜がカーブする
あなたの気配が足に絡まり
甘えたくても自信が無いから
背中を見せるたびに抱かれて
正しい姿勢を教えられた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
二枚貝夜野群青020/5/28 22:12
遣らずの雨ヱ昊 稀0+20/5/28 21:48
テレワールドナンモナイデ...120/5/28 21:09
夏が来る三月雨120/5/28 20:06
ミモザ渡辺亘120/5/28 18:19
森で田中恭平020/5/28 16:50
JKだって自殺したいゆるこ420/5/28 1:17
雨の唄樹 なぎ220/5/27 23:19
気付きの刻ひだかたけし220/5/27 22:26
手探りヱ昊 稀120/5/27 21:40
微睡み列車ひだかたけし320/5/27 19:30
ライフ田中恭平020/5/27 17:25
共鳴する黄昏塔野夏子4*20/5/27 16:30
This is a penやまうちあつ...020/5/27 12:59
in blue夜野群青5*20/5/27 11:14
失恋狂想曲ミナト 螢2*20/5/27 10:36
独り言257集  ホカチャン1*20/5/27 5:37
天秤葉leaf120/5/27 4:51
恋の嵐が過ぎ去るまで卯月とわ子220/5/27 2:32
ショー・マスト・ゴー・オン(脚本がすでに失われていても)ホロウ・シカ...6*20/5/27 0:34
生理的呪縛例1次代作吾020/5/26 23:15
いいわけ、残月秋葉竹220/5/26 22:13
それでも今はシホ.N220/5/26 22:11
水汲みネン020/5/26 21:19
錆た門扉を叩くヱ昊 稀120/5/26 20:44
遮断三月雨120/5/26 18:54
あの時の光草野春心320/5/26 17:16
酔客120/5/26 17:14
苦行田中恭平020/5/26 16:52
ファーストラヴミナト 螢120/5/26 16:22

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